武器屋に転生してって言ったのに道具屋に転生させられた。
道具屋にだって。。
道具屋にだって武器くらいあるんだ!!
お父さんがムフフな本を読んでいるスキをうかがって
オレは 武器と防具を手に入れた。
「おい! 武器屋の息子! 勝負に来てやったぜ!!」
「なんだとぉ~!」
だけど勝負が始まったら武器屋の息子は大笑い
「なんだそれ ヒノキの棒にお鍋のフタじゃないか がははは」
くっくやしい・・。
・・・・・・
夕方になってお母さんは 綿にアルコールをしみこませると俺の頭ほポンポンとした。
「それで タンコブを作って帰ってきたわけね」
「いててぇぇ もうちょっと 優しっくしてよ」
お母さんは笑っているけど オレはグレートアックスで殴られたんだぜ。
あの野郎ぉ~ 絶対に見返してやるぞ!
・・・・・・・・・・
「はっ 夢か?」
雑多なビルに囲まれて お昼休みにベンチでサンドイッチをかじっていると
残業開けの睡魔に襲われたんだっけ。
「危ない!よけろ!! 上! 上!」
ドッカン・・・・ ピーポーピーポー・・・。