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Ⅶ 僕たち本当に異世界に来たんだなの件
暫く歩いてある家の前でロイが立ち止まり家の前にある門を潜ると、僕たちと同じ高校生ぐらいの年齢の少年へと変化した。「何突っ立ってるの?悟も零も早くおいでよ、家でゲームやろうぜ…。あ、そうかこのゲートも知らないのか! このゲートは潜ると一定のエリアだけ年齢にあった人間の姿になれるんだ。まぁ、うちの家がそうなだけで他の奴らはドラゴンになったり、蜘蛛になったりそれぞれなんだけどな
あー、お前らもドラゴンなりたかった?」
どうしよう、凄すぎる現実が受け止められない。零は何事もなかったようにゲートを潜り人型になり喜んでるし…適応能力高すぎだろ。「悟〜もう疲れたよ、早く潜ってロイの家でゆっくりしようよー」そう、零に急かされ僕は半信半疑のままゲートを潜った。ゲートを潜ると、手と足と首が生える感じがして(生きてきて生えたことないから感覚なだけなんだけど)あっという間にいつも僕の姿になっていた。
まじ、このゲート凄すぎ!