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Ⅳ この世界は漫画の世界すぎる件

ロイは古びた食事処の前で足を止めた。

「ここ、見た目はイマイチだけど味はうまいからオレのオススメなんだよね。アンタらの口に合うかは分からないけど」警戒してる僕とは裏腹に目をキラキラさせながら話を聞いてる零…分かってるよ。食べるんだよな。

「わりぃな、じゃあ遠慮なく入らせて貰う。でも持ち合わせなくて奢って貰う感じになるけど大丈夫か?」少し申し訳なさげに僕がロイに問うとロイは「気にしなくていいよ」と言ってくれて少し安心した。

「わーーーーい!!お肉にしようかな?おさかな?ねぇ悟!!!どっちにする?どっちにしちゃう?」よっぽどお腹を空かせてたのか零はキラキラした顔で僕に聞いてきた。食い意地張りすぎだろ。

「じゃあ、零が選ばないやつを僕は選ぶよシェアしよう。零はどっちも食べたいんだろ?」と僕が言うと零は大きくしなりながら頷く。

おばさん、魚1と肉2の飲み物はコーラ3でと

手慣れた感じでロイが注文してくれた。料理を待ちながらロイにこの世界のことを聞いた。


この世界はフラグというらしい。

棒の色は5色で、色によって特質が違うらしい

黒い僕たちは少し特殊らしいけど今はその内容については教えてもらえなかった。

僕たちみたいに違う世界からこの世界に来る人が多くてロイのクラスにもいるらしい(だからこんなに動揺しないんだな…。)


そんな話をしていると料理が運ばれてきた

魚と肉が目の前に出てきた。骨つきの大きな肉と見たことない焼き魚とても美味しそうで涎が出てきた。そういえばこの世界に来る前、昼ご飯食べそびれてたことを思い出した。じゃあさっそくこの食事を食べよう。腹が減ってはなんとやらだ!!でもここで僕は重要なことを思い出した。僕たちは棒、腕も口もないのでは?たしかにあの大きな鏡で見た時もなかった。ということは食べれないのか。こんな美味しそうな料理を見てしまったのに残念すぎる!!!

たまらずロイに「ロイ!僕たちは腕も口もないよこの料理食べれないのかな?こんな美味しそうな香りをされて食べれないのは拷問すぎるんだけど…。」と聞いた。

ようやく状況がわかったのか零も食べれないのは嫌だと落ち込んでいた。

ロイは笑いながら「願ってみなよ!そうじゃなきゃ与えられないよ?」と言った。

「願う?」僕と零は口を揃えて聞き返した。

「そう、願うの!この世界は願ったこと、んー少し違うかな言ったことが現実になる世界と言った方がわかりやすいかな?」

...え、えー!!!!!!!Σ


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