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ウッド戦隊あらわる!

前に鎧亜様から頂いた妄想SS小説のネタを使わせて頂きました。本当にありがとうございました。


またネタ下さいね♪(オイッ!)

一晩、この落とし穴ダンジョン(命名)にて一夜を明かしたシオン達は、抜け切らない疲れを抱きながら、ダンジョンをさ迷うように探索していた。


しばらく移動していると、今までとは違う【大きな部屋】にたどり着いた。


「ここは…………」


その部屋は落ちてきた時と同じように地面が砂地になっており、中央には大きな植物が沢山の【実】を付けていた。


「シオン!やりましたよ♪これで空腹がしのげます!」


スフィアが駆け寄ろうとした所を、シオンがガシッ!と止めた。


「待ちなさい!真面目にヤバいわよ!」


シオンの真面目な顔にスフィアが止まった。


「周りをよく見なさい………」


中央の植物に目がいきがちだが、壁際の方にはおびただしい魔物の骨が散乱していた。


「ヒィィィ!何ですか!?」


「あれは『グリーンブラッド・イーター』よ。分かりやすくいえば、食虫植物の魔物よ!」


!?


「では、あの植物に近付くと………」


「パクッと逆に喰われるわね。動けないのが弱点だけと、植物が届く範囲内なら絡め捕られるわよ」


シオンの言葉に後ろに下がる玉藻にスフィアだった。


「ちょうどここが、地下ダンジョンの最終到着点なのよね…………」


「じゃ、出口は………」


「無いわね。強いて言うなら落ちてきた所が出口って訳ね!」


スフィアはショックを受けて座り込んでしまった。


「では、落ちてきた場所に戻れば何とかなるのかぇ?」


玉藻の言葉にシオンは頷いた。


「ちょっと面白そうだから探検してみたの♪でも、落とした者をここで殺すのが目的で、出口がないのは予想外だったよ」


「シ~オ~ン~!」


スフィアがプンプンと怒った!


「どうして!いつもいつも!!!」


シオンを掴んで前後に揺らした。


「アウアウアウ!!!ごめん!ごめん!」


しばらくスフィアに揺らされ、気持ち悪くなった。


「うっぷ………」

「同情できんのぅ………」


玉藻は見つめながら、やれやれといった感じであった。


「さ、さて!ちょっと待っててね!」


シオンは目を瞑り、意識を集中するとリリーに話し掛けた。


『はい!なの~!』

『おっ、リリー聞こえる?ちょっと教えて欲しい事があるのよ!』


契約を結んだダンジョンコアと離れていても会話が出来るのだ。


『どうしたの~』

『ドワーフの集落前に人工のダンジョンがあったのよ。まだ他のダンジョンコアとか無さそうなんだけど、【私達】のダンジョンにできるかしら?』


なんと!シオンはドワーフが作ったダンジョンを乗っ取ろうとしているのだ!


『むむむ!なの~!』


リリーは間を作って答えた。


『それは【可能】なの~!他のマスターのいないダンジョンならシオンが支配して、自分のダンジョンにできるの~!ダンジョン内に『転移の間』を作れば、こちらのダンジョンと行き来が出来るようになるのよ~!』


!?


それは良いことを聞いたぜ!


『でも1つ条件があるの~、ダンジョン内をくまなく歩いてマップを完成させることが条件なの~』


『それは大丈夫!すでに全ての通路を歩いて、植物の根を張り巡らせたわ♪』


『なら大丈夫なの~シオンなら既存のダンジョンを破壊しても、また作り直せるのよ~』


了解!


シオンは目を開けて、スフィアと玉藻に内容を話した。


「相変わらず規格外ですね~」

「このダンジョンを支配下に置くとかのぅ~」


呆れた二人であった。


「ちょっとあの食虫植物が邪魔だから、倒してからリニューアルしますか!」


シオンはウッド君を【4体】召喚した。しかも、5メートルはある中型のウッド君をだ。


「ゆけ!我がダンジョンに巣食う害虫を駆除するのだ!」


いきなりかっこよく指示を出すシオンに、ウッド君が『グリーンブラッド・イーター』に襲い掛かった!


「グオォォォォォォォォォ!!!!!」


近付くと、地中から巨大な口が現れ触手でウッド君を捕まえようと動き出した。


「ウッドレッド!突撃!」

「ウッドイエロー!みんなを守れ!」

「ウッドブルー!援護射撃だ」

「ウッドピンク!各ウッドを治療せよ!」


各ウッド君は連携して、食虫植物の魔物を攻撃した。しかし、グリーンブラッド・イーターもなかなか強力な魔物であり、4体のウッド君でも致命傷を与えられなかった。

触手は切り落としても、すぐに再生し本体の口からは強力な酸を飛ばして溶かしてきた。


「くっ………ここまで苦戦するとは!?」


膠着した戦線は、ウッドレッドが大ダメージを受けて動き出した。


「くっ!レッドを守りながらでは勝てない!どうすれば!?」


シオンは後ろに吹き飛ばされたウッドレッドと目があった。


「アレの許可を出せというのか!?しかし、その傷付いたレッドの身体では持たないぞ!?」


しかし、レッドは視線で訴え掛けた。


信じてと。


「くっ………わかった!許可しよう!シークレット・コード発動だ!」


玉藻がウッド君達の行動を支援するため、火の玉を放ち、牽制した!


『シークレット・コード発動!』


各色のウッド君達が変形した!?


キューイン!

ガシッ!


ガッチャーーーーン!!!!!!


なんと!ウッド君達が変形合体して、【グレートウッド王・ウッドレインボー】に変身した!


「いっけー!ウッドレインボー!」


食虫植物は触手で攻撃を仕掛けるが、ウッドレインボーには効かなかった!


ウッドレインボーがパンチをすると、食虫植物の一部が弾けとんだ。しかし、すぐに再生してしまう!どうする!?


遂に、ウッドレインボーは腰の【剣】を抜いた!


巨大な剣を構えてウッドレインボーは食虫植物の魔物と対峙した。


「必殺!一刀消滅【クリムゾン・烈斬】!!!!」


刀身が光輝き、勝利の【V】文字に食虫植物の魔物を切り裂いて痕も残さず消滅させた。



ポカーーーーーーン!!!!!!


常識人である玉藻も目を丸くして、目の前の死闘を茫然と見ているのでした。


※4色なのにレインボーとはこれ如何に?

(遂に書いた作者自体がツッコミを入れてしまうとか)







ここまでで1番面白い話だったかも知れませんね。

naturalsoftは読者様の方々からネタの提供を求めています。


ネ~タ~!ネタはど~こ~だ~!

(ネタを探すゾンビと化している)


何でも良いのでこの小説でやって欲しい事がありましたらコメントをお待ちしています!

※必ず載せれる訳ではありません。


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