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学園バトルロイヤル!  作者: 夕凪リン
1章 始まり
11/14

11話 発表

食事を続けていると、相太からこんな話が出た


相太『そういえば、さっきモンスターが来た時に扉を閉めたけど、扉に全然攻撃してきてないね』


優「どういうこと?」


相太『普通は逆上して扉にモンスターが攻撃すると思うんだよね。

あの扉、そこまで頑丈に見えないし』


確かにそうだ

扉を見てみても2、3cm程の普通の教室の扉だ

人間1人を持ち上げる程のパワーのあったあのモンスターだったらすぐに壊されそうだ


相太『僕が思うに、この場所は…』



?『はいはい、注目ー!』


また相太の話が遮られた

声のする方に目を向けると教卓の前に2人の男子が立っている


相太『まあいいや、推測でしかないから。

今はちょっと聞きましょ』


最初に右側の男子が話し出す

さっきモンスターの腕を運んだ奴だ


?『まず、自己紹介するわ。

俺は根岸ねぎし つかさ

で、こっちのでかいのが』


?『千賀せんが じゅんだ』


先ほどモンスターの腕を扉で切り落としたのは、千賀 純と言うらしい


司『で、ここから抜け出す方法を考えたいと思う。

食事してる人はわかると思うけど、ポイントの関係で食事できなくなるのも時間の問題だ。

外に出るにもポイントが必要。

ここまでで、異論のある奴いるか?』


皆が黙って聞いている


司『無いようだな。

それでだ、外に出るメンバーを決めたいと思う。』


?『そんなの、行きたく無いにきまってるだろ』


誰かがそう言うと、司の提案に反発の声で皆が騒ぎ出す。


司『最後まで聞いてくれ。

誰も全員が行くわけじゃない。

それにこれは、生き残るための唯一の方法だ。

分かると思うが、このままじゃ全員死ぬ。』


死という言葉に教室の騒ぎが止む。


司『扉の外に出ても生き残れる確率の高いやつが外に行くべきだ。

今から名前を呼ばれた奴は前に出てきてくれ。』


そう言うと、先ほど自動販売機から取り出した紙に目を移し名前を呼び始めた。


司『伊藤、伊藤 優。

前に来てくれ』

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