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花屋の少女

こんにちは!霜上悠矢です!続き書いたので投稿します!

「ところでお金…」

大切なことを聞き忘れていることに気づき、肩を落とした。よく周りを見渡してみると5分の1くらいの人達は腰に剣のようなもを下げていたり背中に斧を背負っている人がいることに気づいた。「つまり…戦争中?いやそうは見えないし魔物とかか?それとも護身用?」

もし仮に魔物のような外敵がいるのならクエストのようなものがあるはずだ。それを引き受ける役場のようなところも。ということで役場のようなところを探してみることにした。探すこと2時間ほど、それらしきものは見つからず疲れたので花屋に立ち寄る事にした。なぜ花屋なのかはその花屋で働いているであろう女性がとんでもなく可愛かったからだ。それだけ。「花、とても綺麗ですね」

「お花がお好きなんですか?」

「もちろん」

自分でやってて恥ずかしいほどにカッコつけて会話をしているのが訳が分からなくなってきた。「ところでどんなお花をお探しですか?」

「お金もってません」

「は?」

「お金もってません」

「ひとつお尋ねしてもいいですか?」

「…どうぞ」

「依頼?クエスト?を引き受けるような役場のようなところってあったりしますかね」

「い、一応あるけどあなた冒険者じゃないでしょ?」

お金もってない事がわかった瞬間タメ口かぁ〜とか思いつつ「冒険者?」と返答した。

「そうよ。依頼を引き受けるためには冒険者という役職につかなきゃいけないの」

やっぱやめたい感満載で「えぇ…」と呟き「手続きとかって必要?」と聞き返す。

「君、お客って訳でもないのに色々質問してきて図々しいにもほどがあるわよ!」

美少女はご立腹のご様子だ。確かに彼女の言い分は正しい。しかし「そこをなんとか」と得意の言葉をぶつける。美少女は「まあいいわ」と言い説明を続けた。

「冒険者になるためには役場での手続きが必要で、書類に名前などを記入して提出するのよ。その書類は昔のがたまたま残ってるから譲ってあげるわ」

そんな紙がたまたま残ってることなんかあるのか疑問だが、それはさておき紙を受け取った。絶望した。日本語じゃない。くさび文字のようなものが並んでいて全く読めないしかけなかった。「あの…俺…字読めないです」

彼女は目を見開き読み書きができない以外に何かに驚いたような気もした。

「あなた…名前は?」

「名前?えーっと……思い出せない…」

彼女の疑問が確信したように見えたと同時にとてつもない衝撃が頭に走った。

ここまで読んでくださった読者様に感謝!もし良ければ次もよろしくお願いします!

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