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まるで、走馬燈のような。  作者: 鞠谷 磨織
5/8

現在。

「マオ、さっきからニヤニヤしてるけど、なんか良い事でもあったん?」

「いいえ」


 こんな時間が長く続かないと思うと、寂しい。


「マオ、寂しそう……もごもご」


 姉は、一瞬ではあるが目を伏せ、すぐに元の元気な顔に戻った。

 みゅーが食べながら口にした言葉は、どうやらだれも聞き逃してはくれなかったようだ。


「なんかあったのか?マオ」


 キョーが手を止めて尋ねてくるが、答えられない。

 代わりに、オーブンに鉄板を入れ、自分も姉の向かい、キョーの隣に座った。


「何でもありませんよ……──本当に。」


 姉がおいしいと言ってくれたサラダを口へ運ぶ。


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