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家族ってなんだろうね

さぁ恒例となってしまった小説更新の大幅遅れぇ!今回は約20日開けてしまったギャロニンフ選手!ここからの追い上げは厳しいかぁ!


はい。ほんとすいません。主にテストが悪い(´・_・`)


お詫びとしてちょっと長くしようとしたけど、あんま長くならなかった。


じゃ今回は...どっからだったか私が把握して無かったので皆さんは絶対に覚えていないでしょう!


簡単なあらすじ。S2RMの4人(柊、咲夜、霊夢、魔理沙)は異変の犯人が幽々子なのではないかと疑った。しかし幽々子は犯人ではなかった。そして幽々子から犯人らしき人物の名を上げてもらった、その名は伊吹萃香。この異変を解決するために4人は立ち上が...らずに白玉楼でゴロゴロしているのであった。


それでは、どうぞ!








「「「zzz...」」」


「「...」」


ただいま柊と咲夜以外の3人(幽々子、霊夢、魔理沙)がお腹を出して寝ている状況である。


「みんな寝ちゃったね」

「そうね」


何があったかと言うと...。


〜30分前〜


「あ〜...美味しかった!」

「こんなに妖夢が料理上手だとは思わなかったぜ!」


霊夢と魔理沙が妖夢の作った料理を絶賛した。


「幽々子様が食べまくるので嫌でも上手くなりますよ」


苦笑いを浮かべながら、まんざらでもない様子の妖夢だった。


「あぁ〜!...」


声を上げながら、魔理沙が畳の上に寝っ転がった。


「私も〜...」


隣に座っていた霊夢も魔理沙と並んで畳の上へ寝っ転がった。


「よく人の家で遠慮なく堂々と横になれるわね」


咲夜が呆れる様な仕草を見せ、2人を小馬鹿にした。


「いいんだぜ、なんたって幽々子達は家族・・なんだからな」

「家族...ねぇ」


咲夜はこの時、家族という言葉に妙に違和感を覚えた。家族でもない人に家族と言うのはあまり聞かないからだろう。


「どうしたんだぜ?なんか腑に落ちない顔してるけど」

「いや...なんでもないわ」

「そうか?それならいいんだけど。霊夢、お茶取ってくれないか?」

「いやよ、自分で取りなさい」

「ちぇ...」


魔理沙はしぶしぶお茶を自分でとった。まぁ普通は自分で取るのだが。


「あぁ、あったまるぜ。なんか眠くなってきたな」

「わたしよ。お腹いっぱいになって暖かいから自然に眠くなるわよね」

「本当だぜー...」


霊夢と魔理沙はその体制のまま眼を瞑った。










「ねぇ、柊?」

「なに?」

「柊にとって、お嬢様や妹様...紅魔館の住人のことはどう思ってる?」

「どうしたの急に...」

「いいから」


咲夜に強めに制止されて、柊は顎を手でポリポリと掻いた。


「う〜ん...そうだなぁ。『家族』かなぁ」


咲夜は思いもしない答えに少し驚いた様な表情を見せた。どうして魔理沙も柊も家族でない人達に家族・・という言葉を使うのだろうか。


確かに家族と表現した人とは仲はいい。ただ、家族と友達は違うとそう咲夜は思った。


「そんなに納得いかないかなぁ?」


柊は咲夜に、まるで全てを見透かしているようにそう語りかけた。


「確かに家族ではないよね。でも家族じゃない?」

「哲学かしら?」

「血は繋がってないし、まぁ言い方を変えたら他人だよね。でもさ、僕にとってはみんな大切な家族の様な存在なんだよ」

「まぁ、そうね」


咲夜はこの時に気づいた。家族の様だけど、血は繋がってないし、本当の家族ではない。そのことだけでみんなのことを家族と言えなくなっていた。


「逆に咲夜はみんなのことどう思ってるの?」

「大切な人...かな?でもどう思ってるって聞かれると、すぐには出てこないかなぁ」

「じゃあ家族って思えばいいんじゃないかな?」

「?」


咲夜は首を傾げ、柊を見つめた。まるで捨て猫が通り掛かった人を見つめるように。


「大切な人なんでしょ?一概に家族とは言えないけど、家族の様に暮らしてるし、家族の様に仲良くしている。家族じゃなくても家族なんだよ」

「そうね。私は自分で心に鎖や鍵を掛けていたみたいね。血は繋がってないから、知らないうちに家族と呼ぶのを躊躇っていたの。でも柊の話を聞いたら考えが変わったわ。じゃあさ...?私は?どういう存在?」


柊はニッコリと笑顔で、ハッキリとこう答えた。


「大好きな、世界で誰よりも愛している大切な恋人かな」


柊はそう言い咲夜を見つめると、咲夜も負けじとこう答えた。


「そうねぇ、私にとって柊は大切な恋人で、とても愛されていて一緒にいるだけで幸せよ」


そう答えるとお互いに微笑み合い、何も言わずにお互いに口付けを交わした。


「なんか私も眠くなってきたわ。膝枕してくれないかな?」

「もちろん。ほら、頭乗せて」


柊は遠くにいる猫を呼び寄せるかのように、自分の太ももを軽く2度叩いた。


「ふふ、それじゃお邪魔します」


咲夜は膝に頭を乗せ、柊のお腹に思いっきりうずくまった。


「やっぱりいい匂いがする。私の大好きな柊のね」

「ありがと。咲夜も綺麗な銀髪だよ」

「柊はいつも髪を撫でてくれるものね。髪のケアは欠かせないわよ?」

「サラサラしてるし、触り心地がいいからね」









そんなイチャラブをしていると、妖夢が部屋に入ってきた。


「失礼します...」


ドアを開けた瞬間に、喪失感にさいなまれた妖夢がそこに立ち尽くした。


「すごい状況ですね...」


それもそのはずだ。妖夢の主人は床に横になって寝ている。そして反対側にも魔理沙と霊夢がお互いに向き合って寝ている。


そして極め付きは柊と咲夜のイチャイチャぶりである。さすがの妖夢もこれには頭が痛いようだ。


「これ片付けするの私なんですよねぇ...思いっきり食い散らかしてますし」

「僕たちが手伝うよ。咲夜、3人でやればこの量はすぐ終わるよね?」

「えぇ、そうね。」

「いや、でも申し訳ないですし...」


妖夢はそう言って断ろうとしたが、2人は逆に、


「僕達の方が申し訳ないよ。人の家でこんなゴロゴロ過ごしちゃって」


と言った。確かに辺りを見渡してみると幽々子は寝ているものの、霊夢がお腹を出して寝ているし、魔理沙に至ってはパンツが見えそうなくらいまでスカートがぐしゃぐしゃである。


「そうですねぇ。じゃあお願いします」


妖夢はしぶしぶお願いした。お客様なのでその客にやらせるわけにはいかないのだが、いかんせん今日は片付けも多いし、咲夜と柊が反省している様なのでせめて片付けをやらして気を楽にさせたいという計らいもあった。


「何をすればいいのかしら?」

「お皿洗いだけやってくれれば十分です。それ以外は量は多いですが、すぐ終わるので」

「わかったわ。柊」

「ん...?んん!!」


咲夜は振り返って柊を呼び、柊は振り向くとそのまま唇を唇で塞いだ。


「どうしたの?」

「う〜ん...したくなった...から?」


破壊力抜群の笑顔を見せた後、柊の胸に頭を乗せた。


「んん〜♪」


柊の胸に頭をスリスリして首の後ろに手で、柊をさらに自分のものにするとばかりに抱き寄せた。


「じゃあ行きましょうか」

「わ、わかった」


柊は動揺が隠せない様子で、咲夜に繋がれた手を引っ張られながら片付けを始めた。










「よっし終わった!」


柊はガッツポーズを決めて同時に椅子に腰かけた


「わりかし量多かったなぁ」


洗い終えた食器類を見つめながら、独り言の様に呟いた。


「そうね。私もちょっと疲れたわ」


そう言って咲夜は座っている柊の膝の上に正面を向いて座った。


「あの〜咲夜さん?僕は椅子じゃないんですが」


声を少し変えて、冗談ぽく嫌がるそぶりをみせた。もちろん嫌なはずはないが。


「もう...柊は可愛いわね」


そう言って咲夜は柊の頭を撫でたりポンポンしたりした。


「やられたらやり返すよ?」


柊は咲夜を思いっきり抱きしめ、頭を撫でたりポンポンしたり、しまいにはキスをしたりして反撃をした。


「んん、はぁ...。もう柊ったら!」

「ははは、でも乗せてきた咲夜が悪いんだからね?」


あくまで柊が立場が上であるので、咲夜は顔を赤くして俯くことしかできない。


「じゃあ戻ろうか。リビングに」

「うん、そうね」


2人は片付けを終えて少しのイチャラブをした後、リビングに戻った。








「いやぁ、改めて見ると凄いなこりゃ」


柊が思わず口から漏れてしまったその一言が今の情景を全て表していた。


魔理沙と霊夢は向き合って寝て、幽々子も横になって熟睡している。


「もうけっこういい時間なのよねぇ」


咲夜が胸ポケットから懐中時計を取り出し、時刻を確認すると4時を指していた。それを柊に見せると驚いた顔をして言った。


「今日中に異変解決は無理だな」


はぁ、と溜息を吐き、ロッキングチェアーに腰かけた。









〜そして2時間半後〜


「zzz...」


柊はロッキングチェアーで爆睡してしまった。そして咲夜はというと、妖夢と雑談をしていた。


「咲夜さんはどうして柊さんと付き合ったんですか?」


どうやらみんなが寝ている間にガールズトークをしているようだ。


「う〜ん...好きだからかしら?これ以外の答えが見つからないわね」

「いいですねぇ。好きな人と付き合ってしかも円満そうで」

「そうね。今のところは喧嘩も無いし仲良くやってるわよ」

「私も欲しいですね。素敵な彼氏」


妖夢は机に頬杖をつきながら、ため息まじりにそういった。


「まぁ幻想郷だと男の人が少ないからね。しかも素敵な人となるとね」

「ずるいですよ、咲夜さんは。従者としても立派で素敵な彼氏までいるんですから」

「ありがとう。でも妖夢だって可愛いし、従者は仕えていくうちにどんどん良くなっていくわよ」


そんな話をしていると、咲夜は腰に違和感を覚えた。


「ん?」

「どうしたんですか?」

「いや、なんか腰に違和感があるのよ...」


咲夜が自分の腰を見ると、自分の腰に抱き着いてきた少女がいた。


「霊夢だったわ。まったくこういう時だけ可愛いのね」


もちろん本心からではなかったが、どちらかというと無愛想な方であるため、確かに幸せそうに寝ている所を見ると可愛いと誰もが思うだろう。


「ふふ、可愛らしい寝顔してますね」


妖夢も思わず微笑む程である。


「もう...仕方ないわね...」


そう言って許している咲夜であった。あまり気にする様子もなく、お茶を啜っていた。








しばらくすると、隣に眠っていた魔理沙が起きてきた。


「う〜ん...あ、咲夜、妖夢、おはようなのぜ...」


目を擦りながら、いかにも寝起きというような無防備な状態だった。


「おはようございます」

「おはよう。というかもうこんばんはだけどね」

「えぇ!?」


魔理沙が外を見ると日は暮れ、月が顔を覗かせていた。


「うわぁ〜、しくったぜ...」

「今日はもう遅いですし、白玉楼に泊まっていきますか?」


妖夢がそう提案したら、ある人物が大賛成した。


「いいね!泊まっていきたいぜ!なんかお泊まりなんて久しぶりだから是非泊まりたいぜ!」


魔理沙が思ったより食いついて大声を出したので、咲夜の膝に頭を乗せていた霊夢が起きた。


「もう...なんなのよ、うるさいわね」


寝起きはあまり良くないようである。主に魔理沙のせいだが。


「霊夢!今日は白玉楼に泊まれるってよ!」

「なんか外も暗くなってるし泊まっていくのもいいかもね」

「だろ!?やっぱり分かってるぜ!」

「わかったからちょっと静かにしなさい」


霊夢が少し不機嫌なのを悟ったのか、魔理沙は静かにした。


「じゃあ料理は私がやるわよ」

「あ、あの...」

「何かしら?」

「出来れば私に料理を教えて欲しいのですが...。いいですか?」


妖夢は咲夜に料理を教えて貰うため、咲夜に頼んだ。


「いいわよ。本当は柊の方がいいんだけど、寝てるし私が教えるわ」

「ありがとうございます!」

「じゃあ早速やりましょうか」

「はい!」


妖夢は咲夜に料理を教えて貰うために2人で台所へと向かった。








はぁ!?と思った方。すいません(´・_・`)


一応異変中()です。ほのぼの過ぎるのでなんかシリアスを描ける気が無くなってきましたw


ロッキングチェアーとはTwitterの画像を参照して下さい。もしくは自分で調べていただけるとよりわかりやすいかと思います。


でも肩慣らしにはイチャイチャが丁度いいんや(殴

次回こそはシリアスよ?多分ね。


それでは、次回もお楽しみに!

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