紅魔館、朝の日常
どーも!ギャロニンフです!
かっこいい?ナレーションを流行らせたいが為に今回も入れたぜ!
でも考えるのに時間掛かるからあんまり書きたくないのが本音...。
ふと思い付いた時に書くのが一番かもしれない、うん。
それではどうぞ!
「ん...、今何時だろ...」
柊が目覚め、部屋の時計を見ると6時を指していた。
「すこし早く起きちゃったけど...まぁいいや。咲夜はまだ寝てるみたいだし」
柊がチラッと隣を見ると、むにゃむにゃと可愛い寝顔で眠っている咲夜がいた。
「朝から可愛いなぁ。おはよう咲夜」
柊は咲夜の唇にそっとおはようのキスをした。
「さて、寝てるなら先にお風呂借りようかな」
柊は咲夜を起こさないようにそっとベッドから出て、お風呂に入る仕度を済ませて脱衣所へと向かった。
「朝風呂はやっぱりいいね!さっぱりするし」
柊は全身を洗った後、湯船に浸かってまったりしている。
「今更だけど、咲夜と会ったのは運命だったのかなぁ」
そんなことをしみじみと思った柊であった。
運命とはその名の通り、命を運ぶという意味である。
そして、それと似た言葉に宿命という言葉がある。こちらは命を宿るという意味、つまり生まれつき宿っているということになる。
例えば長男で産まれてくること。これは宿命である。宿命は自分では選ぶことの出来ないことである。
しかし運命はそうではない。「運ぶ」のだから、自分から選ぶことが出来る。恋愛というものに使うときは「宿命」ではなく「運命」。
運命という言葉が使われる理由はもう言わなくても分かるだろう。
自分から選んで自分のパートナーを身近なところに運ぶ。つまり恋人や夫婦の状態である。
そして運ばれたパートナーと恋に落ち、命が絶つまで
命を共にする。だから「運命」が使われる。
もし宿命だったらどうだろうか。言わなくても分かる通り、なにも面白くない。決められた人と結婚して命が絶えるまで共にする。想像しただけでも嫌になるくらいだ。
愛は自分で作り上げていくもの。
お互いが選んで惹かれあったからこそ、本当の愛が出来上がるものである。
「いい感じで温まったし、そろそろ上がろう」
柊はさっぱりと上がるため、少し早めに湯船から出た。長く入ってのぼせてしまえば意味がない。
柊は脱衣所へと向かった。
「よし、着替え終わった!いい湯だったなぁ」
柊は着替え終えると身嗜みを整え、咲夜の部屋へと戻った。
「あ、おはよう咲夜。お風呂先に入らせてもらったよ」
「んん...おはよー...」
咲夜はまだ寝ぼけた様子で柊に挨拶をした。
普段瀟洒なメイドでも、彼氏の前では安心してこんな風になってしまうものである。
「咲夜もお風呂入るでしょ?」
「当たり前じゃない。お嬢様や柊に近づけなくなっちゃうわよ」
「僕はそんな気にしないよ?」
「私がダメなの。じゃあお風呂入ってくるわね」
「いってらっしゃい」
咲夜はお風呂の準備を整え、お風呂場へ向かった。
「さて、僕は先に朝ごはんの準備でもしてようかな」
柊は一足先に台所へと歩いていった。
「う〜ん...メニューどうしようかなぁ」
柊はメニューを決めて無かったため、冷蔵庫を開けて、その中身で作れるものを考えた。
最初の頃は咲夜に任せっきりだったが、今は自分で考えて作ることが出来るくらいにまで成長した。
「よし、これなら目玉焼きとソーセージ、鮭おにぎり辺りは作れそうだな。早速作ろうかな」
柊はまず卵を冷蔵庫から取り出すと、何もせずにそのまま置いておいた。
卵を室温に馴染ませておくというのは、美味しい目玉焼きを作るのに必要な事である。
「先にソーセージから焼いていくか」
柊はソーセージをフライパンの上に乗せると、ソーセージはパチパチ!と音を立てた。
「火加減はちょうどいいかな。量的にあと1回は必要だな」
柊はソーセージを焼きながら、先の段取りまで考えている。
これは咲夜から教わったもので、「単調な作り方の料理の時は、次の段取りまで考えておく」ということを柊が実践しているのである。
「よし、そろそろ出来たかな。まだ卵は置いておきたいから先にもう1回ソーセージを焼いちゃうか」
柊は焼いたソーセージをお皿に乗せ、同じフライパンに新しくソーセージを入れた。
「出来た!卵も置いておいたからそろそろいいだろうな。目玉焼き作るか」
まず火を弱くして、フライパンを温める。
その後油を薄ーくひく。その際もやはり弱火はかえない。
そして柊は殻を割り、出来るだけフライパンに近付け、低い位置から卵を落とした。
衝撃を出来るだけ無くして、繊維を壊さないようにする。そうするとフワフワになる。
「よし、じゃあ水を入れよう」
水を入れることによって、早く火が通るのとフワフワに仕上がるというメリットがある。
「いい感じになってきたな」
その時、誰かが柊の後ろから目を塞いできた。
「なぁ、咲夜、見えないからやめてくれよ」
「あら?なんで分かったのかしら?」
「咲夜の匂いがしたからだよ。バレバレさ」
「もぅ、面白くないわねぇ...。まぁいいわ。何か手伝う事ある?」
「鮭おにぎりだけ作ってくれない?」
「わかったわ」
咲夜は言われた通り、冷蔵庫から鮭を取り出して鮭おにぎりを作り始めた。
「こっちはもういいかな」
柊は目玉焼きをソーセージが置いてあるお皿に目玉焼きを乗っけた。
「咲夜、あと一品どうしようか考えてたんだけど何がいいかな?」
「そうねぇ、野菜スープとかは?」
「お、いいね!そうするよ」
柊はその案を採用し、野菜スープを作ることに決めた。
「さて、じゃあ材料の準備かな」
柊は冷蔵庫の中の野菜を見て何を使うかを考えていると、咲夜が声をかけた。
「柊〜、おにぎり握り終わったわよ」
「じゃあおにぎりと、その料理の乗ったお皿を机に持って行ってくれない?」
「わかったわ」
「僕も速攻でスープ作り終わらせるから」
咲夜は柊に言われた通り、お皿とおにぎりをリビングの机に置いた。
「じゃあ私はお嬢様と妹様を起こしてくるわね」
「わかった」
咲夜は2人を起こす為に、リビングを後にした。
「よし、これで2人を起こし終えたから朝食ね。柊なら野菜スープはとっくに出来てるでしょう」
咲夜は2人を起こし終えた為、リビングへと歩いていった。
「柊、お疲れさま」
リビングに入ると柊は椅子に座ってのんびりとしていた。
「あ〜、落ち着くね」
「今の時間はちょうどひと段落つけるわね」
「相変わらずだった?」
「えぇ」
咲夜は相変わらずと聞かれて、クスッと笑った。それはこの紅魔館の主であるレミリアのことについてだった。
この紅魔館の主であるのにもかかわらず、紅魔館メンバーのみんなには、朝の時はカリスマの欠片も見せないということであった。
普段の来客者と接するような威厳がある感じではなく、ただの幼稚園児のような態度を見せることが柊と咲夜には面白くてたまらないらしい。
「これだったら咲夜が主でいいんじゃないの?」
「でも私はまだまだよ。お嬢様は普段はかなりあれだけど、やるときはやるからね」
「やるときはやるが毎日だったらいいのにね」
咲夜は1度、そのことをレミリア本人に言ったことがある。
その時、レミリアは顔を真っ赤にして、「それは...あれよ...、みんなを和ませるため?そう!そういうことよ!」と誤魔化されたと言う。まぁ誤魔化せたかは別として。
「まぁあんなところも可愛いのよね」
そんなことを咲夜が口にしていると、レミリアが小さな欠伸をしながら、リビングに入ってきた。
「おはよぉ〜...咲夜、柊」
「おはようございます」
「おはよう、レミィ」
挨拶を交わすと、レミリアはいつもの席に座った。
「あら、とても美味しそうな匂いがするわね」
「今日のご飯は柊が作ったんですよ」
「やっぱり盛り付け方が少し違うのよね、柊と咲夜は」
「そうなんですか?」
「そうかな?」
「えぇ。咲夜の盛り付け方は見栄えが映えるわ。それに比べて柊はどちらかというと豪快に盛り付けてあって、食欲をそそる感じかしらね」
2人は驚いたという顔をして、見つめあった。なんだかんだ言っても主は違った。
ガチャ!
「おはよー!咲夜!柊!」
朝の挨拶がレミリアとはまるで違うテンションでリビングに入ってきたのがフランだった。
「おはよう、フラン」
「おはようございます、妹様」
フランはいつもの席にちょこんと座ると、レミリアがフランに問題を出した。
「今日の朝ご飯を作ったのはどっちでしょう?」
「う〜ん...咲夜?いや、でも違うかなぁ...」
フランが悩んでるのを見て、心底面白そうにしているレミリアがいた。
「咲夜かな?」
「残念、正解は柊が作ったのよ」
「そうなんだ〜。でも私は美味しければなんでもいい!」
この質問も全て吹っ飛ばすキラースマイルでフランは笑った。
そして、そんなことをしていると一斉にみんなが入ってきた。パチュリーとこぁと美鈴の3人である。
「「おはよう(ございます!)」」
「おはよう、みんな。じゃあ早速いただきますしようか」
「いただきます!」
「「「「「「いただきます!」」」」」」
れみりゃからカリスマレミィまで大容量のレミリアでした。
そろそろ異変を始めようかなとか考え始めてきたこの頃です。
以上、ギャロニンフでした!




