紅魔館を直そう!〜コラボ作品1〜
どーも!ギャロニンフです!
今回から、コラボ作品を投稿します!コラボはしてますが、コラボさせていただきながら、東方時針伝のストーリーは進めます。
普通の東方時針伝にコラボが混ざるみたいな感じですね。
コラボさせていただく方は、びーんずさんという方です。東方夢現録という作品を投稿されている小説家の方です。
びーんずさんの方は既に僕とのコラボ作品を投稿しているので、是非足を運んでみてください!
コラボ作品は3話にかけて行います。(3日連続とは言ってない。←ここ大事)
今回は視点がよく変わるので注意して下さい。
それではどうぞ!
「フラーン!フラーン!」
遠くからお嬢様が呼ぶ声が聞こえてきた。
「お姉様!」
「フラン!」
お嬢様はフランに駆け寄り、そのままハグをした。
「フラン!無事だったのね!ちゃんと狂気も乗り越えて...、偉かったわね!」
若干、声が震えていた。相当心配していたということが見てとれた。
「お姉様、心配してくれてありがとう!」
「当たり前じゃない!私はフランの姉なのよ!?」
「ソワソワしてたんだってね」
「!? なんでそれを知ってるの?」
「咲夜がね」
お嬢様は咲夜を鋭い形相で睨みつけた。睨みつけられた本人はえへへと笑って、小さな声ですいませんと言った。
「もう...、まぁいいわ。フランが無事でよかったわ。柊もね」
「あ、はい」
柊はいきなり話しかけられたので、軽い返事しか出来なかった。
「柊、本当にありがとね!」
声を震えさせながらも、精一杯の笑顔で柊にお礼を言った。
純粋な笑顔はフランに似ていて、やっぱり姉妹なんだなぁと柊は感じた。
「こちらこそ、お嬢様の力になれて光栄です。」
「お嬢様なんてもう堅苦しいわ。レミィでいいわよ」
「しかしそれは...」
「お嬢様が良いって言ってるんだからいいのよ」
咲夜はそう言う。
「私もお嬢様をレミィって呼んでみたいな」
「咲夜はダメよ」
「えぇ〜...」
「あなたはここで働くときに『忠誠に誓ってお嬢様のお役に立てるようにがんばります!』って言ってたじゃない。忠誠は何処へいったのかしら?」
「いえ、しっかりとここに忠誠はあります」
そう言って咲夜は自分の胸を叩いた。
「じゃあ咲夜はお嬢様で呼んでね」
「わかりました」
若干不満気な顔を見えつつも、咲夜はお嬢様で呼ぶようだ。
「柊は別に敬語も使わなくていいわよ」
「それはさすがに...」
「使わないで」
「わかりました」
やはり紅魔館の主の威圧には勝てそうになかった。
「それよりお嬢様、新たに紅魔館を建てる必要がありそうですね」
今の紅魔館は、ほぼ跡形もなく破壊されてしまっている。
「美鈴を中心に新たに紅魔館を建てましょうか」
「わかりました」
「みなさ〜ん!!」
美鈴さんが焦った表情をしながら、誰かを運んできた。
「美鈴、この男は?」
「わかりません...。ただ近くに倒れていたので助けようと思って」
「その男の手当をしましょう。柊と美鈴は治療にあたって」
「わかりました」
「わかった」
「その木の陰に連れていきましょう」
「そうだね」
美鈴さんと僕は木の陰へ連れて行き、男の手当を始めた。
「これで終わりですね」
「あとは寝かせておこうか」
「紅魔館を直さなきゃいけないですし、私は行ってくるので、柊さんは見守っててもらえますか?」
「わかったよ」
「それじゃ、行ってきます」
美鈴さんは走って、紅魔館を直しにいった。
「この男の人は何処から来たんだろう...。幻想入りでもしたのかな?」
柊は独り言を呟きながら、男の人の目がさめるのを待った。
〜紅魔館直し隊 side〜
「まず、この砕けちゃったレンガを片付けましょうか」
「そうね」
「私と美鈴は新しいレンガを持ってくるから、残りの人はレンガの処理をお願い」
「はーい」
咲夜と美鈴は新しいレンガを持ってくる。残りのフラン、レミリア、こぁ、パチェ、妖精メイドはレンガの片付けとなった。
「お姉様〜、暑い〜」
「我慢しなさい。日傘はしてるんだからマシなはずよ」
「お腹すいた〜」
「う〜ん...確かにお腹は空いたわね。お昼時だし、咲夜が帰ってきたら料理を作ってもらいましょう。」
「やった〜!」
「それまではしっかりとレンガ処理するのよ」
「わかったー」
フランは素直にレンガ処理を再開した。
〜咲夜、美鈴 side〜
「美鈴、もっとレンガもって」
「さ、咲夜さーん...それは鬼ですよぉ」
「まぁいいわ、これだけあれば十分かしらね。さぁ、持っていくわよ」
「わかりました」
咲夜と美鈴は大量のレンガを持って、重い足取りで紅魔館の場所へと向かった。
〜柊 side〜
「う、う〜ん...」
柊が男の人を見張っていると、その男の人が目をさました。
「ここは...何処だ?」
「こんにちは。紅魔館で執事をやらせていただいている、柊と申します」
「柊でいいのか?」
「はい」
「柊が助けてくれたのか?」
「僕と美鈴さんですよ」
「美鈴って...門番のか?」
「えぇ、そうです。美鈴さんをご存知なのですか?」
「知ってるよ。でも多分ここは俺が知ってる世界ではない」
「....?どういうことですか?」
「俺が住んでいた幻想郷には美鈴はいた。でも紅魔館に執事なんていなかった。だからここは俺がいた幻想郷とは違う幻想郷だと思ったんだ」
「なるほど...その可能性が高そうですね」
「申し遅れたな。俺の名前は影幻和樹だ。和樹でいい。あと敬語もいらないよ」
「よろしく、和樹」
「こちらこそよろしくな。それより俺は元の幻想郷に戻れるのか?」
「うーん...それはわからないかなぁ」
「ここの結界を管理してるのは紫なのか?」
「そうだよ」
「じゃあ紫に会いにいけば何かわかるかもしれないな」
「今すぐは難しいかもしれないけどね」
「まぁ俺もちょっと怪我してるしな...」
「本当なら紅魔館で治療したいんだけど、今紅魔館が壊れてて...」
「なんかあったのか?」
「僕とフランが対戦したら、紅魔館が壊れちゃったんだよ」
「対戦で建物が壊れる?相当な力を持ってるんだな、柊は」
「そんな大したことはないよ」
「今度対戦しないか?」
「いいね!楽しそうだしやろうよ!でもその前にちゃんと怪我を直さないとね。そんな大怪我ってわけじゃないし、幸いだね」
「あと3日もすればなおるさ」
「3日は辛いんじゃないかな?」
「大丈夫だって」
「和樹、歩ける?」
「一応歩くくらいならできるさ」
「じゃあ一度紅魔館の場所に行こうか」
「そうだな」
柊と和樹は紅魔館の場所へと歩いていった。
〜レンガ直し隊+柊&和樹 side〜
「みんな〜!」
柊がみんなを呼ぶと、みんなが柊に注目した。
「なにかしら?」
「さっき倒れてた男の人が目をさましたよ!」
柊は和樹を前に出した。
「えぇ〜、俺は影幻和樹だ。倒れてたところを助けてくれてありがとう」
「と言う訳で、和樹はまだ治療が必要だからしばらくは僕が治療するからね」
柊は和樹を寝かせられるようにシートを敷き、そこに寝かせた。
「テントを張るからちょっと待っててね。」
「本当にありがとな」
「いやいや」
柊は慣れた手つきでテントを張った。
「じゃあ和樹、テントに入って」
「はいよ」
「じゃあ少し寝てるといいよ」
「悪いけどそうさせてもらうよ」
「僕は外にいるから、何かあったら呼んでね」
「ありがとな」
「じゃあおやすみ」
「おやすみ」
柊はテントの入り口を閉め、レンガの片付けへと向かった。
「和樹はテントの中に寝かせておいたから起こさないようにね」
「「「はーい」」」
「みんなー!持ってきたよ!」
咲夜がみんなに呼びかけた。みんなが咲夜と美鈴さんの方を見ると、大量のレンガを持っていた。
「咲夜、お疲れ様。美鈴さんもお疲れ」
「ねぇ、咲夜と柊でお昼ご飯を作ってもらえないかしら?」
レミィが提案してきたので僕達は料理を作ることにした。
「材料が少ないけど、なんとかなりそうね。」
「パチュリーさーん!」
「なにかしら?」
「魔法で火を出してもらえますかね」
「それならお安い御用よ」
「じゃあお願いしますね」
柊と咲夜はパチュリーさんの火を使って、大量の料理を作り始めた。
コラボ作品書くの楽しいなw
最近、また部活やらで忙しくなってきたので、投稿が若干遅れるかもしれません。
まぁ大丈夫だと思いますがね。
それでは次回はコラボ2作目。次回もお楽しみに!




