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幻想物語2

どうもギャロニンフです!

今回は男の能力が分かります!

では、早速どうぞ〜!!

眼が覚めると、未だ見慣れない赤い壁が目に入る。

この部屋には窓がないため、少し暗い。時計を見ると9時を指していた。怪我はだいぶ治ったようだ。腕はまだ痛むものの、足はよくなったので、歩くことは出来るようになった。


紅魔館に来て3日目になったようだ。それまで咲夜が献身的に手当をしてくれたお陰だと、男は思う。


しばらく本を読んでいると、咲夜の声がした。

「入るわよ」

そう言ってドアを開け、部屋に入ってきた。

「調子はどうかしら?」

「だいぶ良くなりましたよ。腕はまだ少し痛みますが、足のほうはもう大丈夫そうです。」

「そう。それは良かったわ。あなたはこの紅魔館の主人を知ってる?」

「いえ、知りません。」

「それなら主人と逢ってもらってもいいかしら?」


この誘いを男は快く受けようとおもった。まず、助けてもらったのに、挨拶もしないなど言語道断だ。それに、どんな方が主人なのかもきになる。


「もちろん。案内してもらえるかな?」

「わかったわ。行きましょう。」







こうして初めてこの部屋から出ることとなり、長い長い廊下を歩いて、主人の部屋の前に着いた。

「ここが主人の部屋よ」

咲夜がそう言うとドアをノックした。

「お嬢様、失礼します。湖で倒れていた男を連れて来ました。」


お嬢様と言ったので、主人は女の人なのだろうと思った。

そして、咲夜がドアを開いた。

その部屋は綺麗に整頓されており、とても広い部屋であり、まさに主人が使うような部屋だなと思った。

しかし、その主人が子供であった。最初は主人の子供なのかなと思った。でもそれはすぐに違うとわかった。主人が使うような椅子に堂々と、威厳をもった態度でこちらを見たからだ。すると咲夜に話しかけた。

「こいつがその男?」

「はい、そうです。」

こいつと言われた時は少しムカッときたが、泊めてもらっている立場なので、なにも言わなかった。


数秒静寂が流れた。そして言った。

「ふぅん。咲夜があんだけ一生懸命手当していたのが少しわかるかもね。」

どうやら印象は悪くないようだ。少しホッとした。


「私の名前はレミリア スカーレットよ。あなたの名前は?」


困った質問が来てしまった。わからないので名乗りようがないのだ。それを見た咲夜が助け舟を出した。

「この人は名前がわからないのです。」

「記憶喪失なの?」

「そうみたいです。」

「じゃあ私が名前をつけるわ」

これには男は驚き、とっさに否定した。

しかし主人は

「名前がないのは不便でしょ?」

確かにそれはそうだ。それに名前はもし思い出したら、その時に変えればいいかなと思い

「お願いします」と言った。

「ちなみに、咲夜の名前は私が付けたのよ」

「えぇ!?そうなんですか!?」

「そうよ」

「え、凄いカッコいいですね!?。是非そんな名前付けてください!」

「分かったわ。考えておくわ。」

「ありがとうございます!!」

「その間にあなたの事を調べてもらうために図書館に行ってもらうわ。咲夜、この男を図書室に連れて行ってあげて。それとなにかわかったらもう一度ここにきてね。」

「わかりました。」

僕達はお嬢様の部屋を後にして、図書館へ向かう事にした。






「着いたわ。入るわよ」

すると大きいドアが音をたて開いた。

「え、ここ広くないですかねぇ。」

もう広すぎて本が何冊あるかわからないくらいであった。図書館の奥の方に人がいるのが見えた。


「あの方に会うんですか?」

「そうよ。」

僕達は奥に進んでいった。途中にある本棚は上を見上げると、首が痛くなりそうなくらいの高さだった。


「パチェ、この人が湖で倒れていた人よ」

「私はパチュリー ノーレッジよ。よろしくね」

「よろしくお願いします。」

「パチェ、この人の能力を見て欲しいの。」

「わかったわ。あなたはここに座って。」

「あ、わかりました。お願いします。」


10分くらい座って色々見られていると

「あなたの能力がわかったわ。」

「それはどんな能力?」

と咲夜が聞く。

「あなたの能力は、相手の能力を無効化し、人と友好的になれる程度の能力よ。」

なんか咲夜とパチュリーがチートね...とか言ってたけど、自分では凄いのか凄くないのかあんまりわからないなぁと思った。ただ、人と友好的になれるのは嬉しいと思った。


後書きに能力について書いておきますので、みてください。


「ありがとうございました!」

僕達は図書館を後にして、お嬢様に報告をしに廊下を歩いた。

「あなたにそんな能力があるなんてね。最初聞いたときはビックリしたわよ」

「正直、自分の能力が凄いのかわからないんですけど...」

「とても凄い能力よ?そのうち実感が湧くはずよ。」


咲夜さんと話をしながら僕達は廊下を歩いていった。

どうでしたか?

今回は男の能力がわかりましたね。

少し能力について解説をしておきます。


能力 相手の能力を無効化し、人と友好的になれる程度の能力。


相手の能力を無効化するというのは自分にだけです。

例えば、咲夜が時をとめる事は出来ますが、男だけはその中を動く事ができる、という感じですね。分かりにくかったらすいません。

これは自分が意識してこの能力を使おうとしないと発動しません。

人と友好的になれるというのは意識せず、自然に友好的になれるという意味です。

人というのは吸血鬼や妖怪なども含みます。

ここがわからない!とかあったら、面倒かもしれないですが、感想で書いて下さい(-_-)


次回は男の名前がレミリアから名付けられます!


次回もぜひみてください!




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