幻想物語
初投稿させていただきます。ギャロニンフと申します。普段はポケモンをやり込んでますねw
ちなみに最高レートは1952です。はい、関係ないですね、すいませんw
投稿ペースは3日に1話を目標にして頑張ります。最悪でも1週間に1話はいきたいです。
ハーレムやりたかったのでハーレムものです。
初投稿なのですが、それを言い訳にしないで頑張ってやっていきたいと思います。
それでは早速どうぞ!!
「大丈夫ですか!大丈夫ですか!!」
声をかけられ、身体を揺さぶられ、目を覚ますとそこには、チャイナ服を着た女の人が立っていた。
「あ、あなたは...?」
「私は紅魔館というところで門番をしている紅美鈴と言います。あなた、酷い怪我じゃないですか!紅魔館に来てください!」
そういうと彼女は、ヒョイと男を持ち上げ、おぶらせた。
「咲夜さん!咲夜さ〜ん!!」
彼女がそう呼ぶと、いきなり目の前に、女の人が現れた。
「美鈴、どうしたの? ってその男の人、酷い怪我じゃない!」
「咲夜さん!この人の手当をお願いします!」
「わかったわ」
そう言うと、僕はいつの間にかベッドにねかされていた。
「あなたはここで寝ていなさい。なにかあったら呼んでもらえればすぐ来るから。」
それを言うと同時に咲夜と呼ばれていた彼女は、一瞬にして目の前から消えた。
今気付いたが、自分の身体には包帯が巻かれていた。
なにが自分に起きたのか全くわからなかったが、考えていると、いつの間にか寝てしまっていた。
「お嬢様。報告があるのですが、よろしいでしょうか?」
「いいわよ、はいって。」
部屋の中には背が小さく、見た目は子供ながら、見た目不相応な威厳を放っている者がいた。
「お嬢様。先ほど美鈴が湖で倒れて、怪我をしていたという男を背負って来まして、お嬢様の許可を得ず、私の判断で、勝手に男を入れました。申し訳ありません。」
「それで、その男は?」
「はい、一部屋を借りて、手当をして寝かせてあります。」
「とりあえず怪我が治るまでは、ここに居させておいて良いわよ。手当は咲夜がやっておきなさい。」
「はい、わかりました。ありがとうございます。」
「咲夜が倒れて、ここに来た時と似ているわね。怪我が治ったら、ここに連れて来なさい。」
「わかりました。失礼しました。」
「ここは...どこだ?」
男が目を覚ますと壁が赤一色の部屋のベッドの中にいた。身体を動かすと痛みが走った。
「あんま動かないほうがいいな...。お、あれは本かな?」
男は本棚を見つけると、痛みをこらえながら本棚の前まで行った。
「へぇ〜、色々な本があるんだな。怪我が治るまでは本を読んで過ごしてようかな。 許可は取ってないけど... まぁいいか。」
また、痛みをこらえながら、本を抱え、ベッドまで戻った。
しばらく本を読んでいると、ドアをコンコンと叩く音と同時に声が聞こえた。
「入るわよ」
すると咲夜と呼ばれていた彼女がはいってきた。
「調子はどうかしら?」
「まだ身体は痛みますけど、本を読むくらいならできますね。あ、この本勝手に読んじゃってるんですけど大丈夫ですか?」
「勝手に読んでいて構わないわよ。」
「名前は咲夜さんでしたっけ?」
「えぇ、そうよ。あなたの名前は?」
「それが覚えてないんですよ。」
「覚えてない?」
「記憶が多分無くなっていて...ここはどこですか?」
「ここは幻想郷。あなた幻想郷わかる?」
「いえ、わかりません...」
「そうなのね。それよりあなた、お腹空いてない?」
男は申し訳無さそうに
「空いてます...」
「分かったわ。どういうものがいい?」
「できればあっさり食べられるものが...」
「お粥でよければ作るけど?」
「お願いします。」
「すぐ持ってくるわ。待ってて。」
すると咲夜はまたも目の前から消えた。
男はこの事について後で聞いてみようと思っていると
「お粥出来たわよ。開けるわね」
そう言って、咲夜が部屋に入って来た。
『おかしい』と男は思った。間違いなく、この速さで料理を出すことは常人には不可能であるからだ。それもそうであろう。僅か1分足らずでお粥を作りに行き、お粥を作り終え、持ってくるなんてことは普通はできない。
男はこの事を咲夜に聞いて見た。
「ここに置いて置くわね。なにかあったら遠慮なく呼んでね。」
「咲夜さん。」
「何かしら?」
「あなたは何故、僕の前から消えたり、料理をこんな速くもって来れるのですか?」
咲夜は少し考える仕草をすると、こう答えた。
「私は時間を止めることができるの。幻想郷に住んでいる者達は、能力を持っているの。きっとあなたにもあるはずよ。」
男は現実離れした答えが返ってきて、一瞬驚くも、今まで起きてきた事自体が、現実離れしていることを思い出すと、すぐに表情をもどした。
「だから、あんな常人離れしたことが出来るんですね。」
「そういうことよ。」
咲夜と色々と話しているうちに、お粥を食べ終えた。
「ごちそうさまでした。とても美味しかったですよ」
「ありがとう。私は食器を片付けてくるから、怪我を治すために寝てなさい。」
「なにからなにまでありがとうございます。」
男がお礼を言うと咲夜はまた消えた。
「さぁ、寝ようかな。」
男は欠伸をすると、深い眠りについた
どうでしたか?楽しめましたでしょうか?
初投稿は緊張しますねw
感想などありましたら是非お願いします!
それではまた次回お会いしましょう!