表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/45

幻想物語

初投稿させていただきます。ギャロニンフと申します。普段はポケモンをやり込んでますねw

ちなみに最高レートは1952です。はい、関係ないですね、すいませんw

投稿ペースは3日に1話を目標にして頑張ります。最悪でも1週間に1話はいきたいです。

ハーレムやりたかったのでハーレムものです。

初投稿なのですが、それを言い訳にしないで頑張ってやっていきたいと思います。

それでは早速どうぞ!!








「大丈夫ですか!大丈夫ですか!!」


声をかけられ、身体を揺さぶられ、目を覚ますとそこには、チャイナ服を着た女の人が立っていた。

「あ、あなたは...?」

「私は紅魔館というところで門番をしている紅美鈴ほんめいりんと言います。あなた、酷い怪我じゃないですか!紅魔館に来てください!」

そういうと彼女は、ヒョイと男を持ち上げ、おぶらせた。








咲夜さくやさん!咲夜さ〜ん!!」

彼女がそう呼ぶと、いきなり目の前に、女の人が現れた。

「美鈴、どうしたの? ってその男の人、酷い怪我じゃない!」

「咲夜さん!この人の手当をお願いします!」

「わかったわ」

そう言うと、僕はいつの間にかベッドにねかされていた。


「あなたはここで寝ていなさい。なにかあったら呼んでもらえればすぐ来るから。」

それを言うと同時に咲夜と呼ばれていた彼女は、一瞬にして目の前から消えた。

今気付いたが、自分の身体には包帯が巻かれていた。

なにが自分に起きたのか全くわからなかったが、考えていると、いつの間にか寝てしまっていた。








「お嬢様。報告があるのですが、よろしいでしょうか?」

「いいわよ、はいって。」

部屋の中には背が小さく、見た目は子供ながら、見た目不相応な威厳を放っている者がいた。


「お嬢様。先ほど美鈴が湖で倒れて、怪我をしていたという男を背負って来まして、お嬢様の許可を得ず、私の判断で、勝手に男を入れました。申し訳ありません。」

「それで、その男は?」

「はい、一部屋を借りて、手当をして寝かせてあります。」

「とりあえず怪我が治るまでは、ここに居させておいて良いわよ。手当は咲夜がやっておきなさい。」

「はい、わかりました。ありがとうございます。」

「咲夜が倒れて、ここに来た時と似ているわね。怪我が治ったら、ここに連れて来なさい。」

「わかりました。失礼しました。」








「ここは...どこだ?」

男が目を覚ますと壁が赤一色の部屋のベッドの中にいた。身体を動かすと痛みが走った。

「あんま動かないほうがいいな...。お、あれは本かな?」

男は本棚を見つけると、痛みをこらえながら本棚の前まで行った。

「へぇ〜、色々な本があるんだな。怪我が治るまでは本を読んで過ごしてようかな。 許可は取ってないけど... まぁいいか。」

また、痛みをこらえながら、本を抱え、ベッドまで戻った。

しばらく本を読んでいると、ドアをコンコンと叩く音と同時に声が聞こえた。

「入るわよ」

すると咲夜と呼ばれていた彼女がはいってきた。


「調子はどうかしら?」

「まだ身体は痛みますけど、本を読むくらいならできますね。あ、この本勝手に読んじゃってるんですけど大丈夫ですか?」

「勝手に読んでいて構わないわよ。」

「名前は咲夜さんでしたっけ?」

「えぇ、そうよ。あなたの名前は?」

「それが覚えてないんですよ。」

「覚えてない?」

「記憶が多分無くなっていて...ここはどこですか?」

「ここは幻想郷。あなた幻想郷わかる?」

「いえ、わかりません...」

「そうなのね。それよりあなた、お腹空いてない?」

男は申し訳無さそうに

「空いてます...」

「分かったわ。どういうものがいい?」

「できればあっさり食べられるものが...」

「お粥でよければ作るけど?」

「お願いします。」

「すぐ持ってくるわ。待ってて。」

すると咲夜はまたも目の前から消えた。

男はこの事について後で聞いてみようと思っていると

「お粥出来たわよ。開けるわね」

そう言って、咲夜が部屋に入って来た。


『おかしい』と男は思った。間違いなく、この速さで料理を出すことは常人には不可能であるからだ。それもそうであろう。僅か1分足らずでお粥を作りに行き、お粥を作り終え、持ってくるなんてことは普通はできない。

男はこの事を咲夜に聞いて見た。


「ここに置いて置くわね。なにかあったら遠慮なく呼んでね。」

「咲夜さん。」

「何かしら?」

「あなたは何故、僕の前から消えたり、料理をこんな速くもって来れるのですか?」


咲夜は少し考える仕草をすると、こう答えた。

「私は時間を止めることができるの。幻想郷に住んでいる者達は、能力を持っているの。きっとあなたにもあるはずよ。」

男は現実離れした答えが返ってきて、一瞬驚くも、今まで起きてきた事自体が、現実離れしていることを思い出すと、すぐに表情をもどした。

「だから、あんな常人離れしたことが出来るんですね。」

「そういうことよ。」

咲夜と色々と話しているうちに、お粥を食べ終えた。


「ごちそうさまでした。とても美味しかったですよ」

「ありがとう。私は食器を片付けてくるから、怪我を治すために寝てなさい。」

「なにからなにまでありがとうございます。」

男がお礼を言うと咲夜はまた消えた。


「さぁ、寝ようかな。」

男は欠伸をすると、深い眠りについた

どうでしたか?楽しめましたでしょうか?

初投稿は緊張しますねw

感想などありましたら是非お願いします!

それではまた次回お会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ