やっぱり欲望には勝てなかったよ…
シュタタタタタタタタタ…
両腕を組んだ状態で、しかし上体はまったくぶれずに森の中をひた走る。
ヴォッカ事件から1ヶ月ちょい、俺は前の世界で言う、人生の墓場に着いた。
エリーは姉につきっきりで俺を見ていない、毎晩あれだけ俺を求めていたのに、今となっては「あ、姉様と寝るから、ごめんね?」という始末。
おかしい、これはあれか、結婚したとたん肉体関係がなくなったというリーマンの方々が仰っている現象か!?
しかもノゾミに手をだそうとしたら、ノゾミにも拒否された…「いやなんかエリーに後ろめたさが…」などと言う始末。
しかし俺は知っている、夜な夜なノゾミがエリーとアリシャの部屋にいって一緒に寝ていることを…ッッ!
人生の、墓場…なるほど、先人達の言葉というのは、本当のことなんだなぁ…。
蒼天を見上げ、俺は旅に出ることを決意した。
そんなわけで俺はメーリの北部にあるゴレイクという雪と温泉の州へと向かっている。
ゴレイクは北ということもあってか非常に寒く、雪も積もるらしい。
そして温泉である…ヒーヅルから伝わりいまや立派な温泉街として発展しているそうな。
そしてそして…なんと幻種の目撃情報が最近あったらしい、これはもう温泉に入って旨いもの食べて、そんでもって旨い強敵も喰う…素晴らしい!
段々と肌寒くなってきているはずであるが、気を纏った俺には関係なかった。
凄まじい速度で走っていると前方になにやら不穏な気を発見した。
街から近く、早く温泉に入りたいので無視してもよかったが、そのうち1つの気がなんともいえない…巨大なようでいて霞がかっているような…とりあえず見てみるか、俺はそう思い気のある方向へと駆けていった。
「おいおい無視すんなよ、悪いようにはしねえからさ!」
「………」
腰まで届く煌びやかなストレートの銀髪、そして深海を思わせる、透き通ってはいるが、どこか暗い雰囲気を持った青い瞳…。
眠たげに半分とじらられた瞳と同様、その表情はどこか眠たげというか儚げというか…とにかく無表情だった。
もこもこの白い防寒具から覗く肌は、透き通る雪のように白い。
同じく真っ白なコートの上からでもわかるスレンダーな体、背はエリーたちより低いか…145くらいだろう…そして程よい果実。
…絶世の美少女がいた。 あとついでにそれにからむ柄の悪そうな3人。
美女はもうとんでもない美人だった、なんとも儚げなのがたまらない。
エリーやノゾミにはない美しさだった。
そして…男である、3人…みんなネコミミだった…この世界で、耳長族、獣人族、角族は数が少ないと聞いていた。
今までメーリでも全然みなかった、本当にいるのかよ?みたいな。
しかし…いた!いたのだ!ネコミミは確かにここにあったんだ!ただしむさ苦しいおっさんだけどな!
NDK?NDK?と頭の中でプリメーラが指を挿して笑っている。いらつく。
彼女は出会った当初、結構ちらほらいるよーみたいなことを言っていたが全然見なかったのだ、思えば彼女の知識は色々と間違ったところが多かった…。
まあ後で知ったが、角族は別として、獣人族は古くたどれば魔獣とのハーフだそうだ…普通は子供はできないが、稀にできるらしい。
そしてだんだんと血が薄くなり、耳や尻尾など一部だけが残ったそうだ。
それが今の獣人族、昔のなごりかかなり子供ができづらいらしく、数が少ない。
またその外見からか大体は里をつくって引きこもっているそうだ。
稀に外に出たりしているが、珍しいらしい。
ちなみにSランクハンターの1人はその獣人族らしい。
あとエルフも同じように引きこもっている。
角族は生態系が全くの謎…人が区別するためにつけただけで、明確な線引きはない。
話を戻そう…今俺の目の前には、儚げな美少女とソレを囲むむさ苦しいネコミミおっさん3人だ。
ネコミミーズはげひた笑いをして手をわきわきさせている。
というか既に肩を掴んでいる…。
とりあえず俺はネコミミーズを物理的に地面にめり込ませた。
「大丈夫か?」
「…………ああ………助かった………。」
美少女から発せられた声は低めだが綺麗な声だった。
年は13~14歳くらいだろうか、幼さと大人の両方を持ったなんともいえない美しさだった。
しかし表情はずっと無表情だ。
「とりあえず、街まで送るぜ?」
「…………強いのだな………お前は。
こいつらはなにやら………Cランクだ………等と言っていた………。
Cランク………というのは………ベテランハンター………なのだろう………?」
返事はせず、地面に物理的に突き刺さった3人を見下ろしながら呟く。
「ん?ああまあそうだな、しかし…それをいうならお前もじゃないか?
なぜ抵抗しなかったのか知らんが、こいつら程度余裕だろう?」
そういった俺を驚いたように、一瞬だけ、本当に一瞬だけ目を少し開きまた元の無表情に戻る。
「お前は本当に…強そうだな………。
………そうだな………街まで送ってもらおうか………。
それと私は………このあたりをよく知らん…………案内もしてくれるか?」
よくわからんが彼女の御眼がねにかかったらしい。
「ああ、もちろんさ、お姫様。」
その瞬間、再び彼女の目が一瞬だけ見開かれたが、すぐに元に戻った。
その際、「いや、まさかな…」などと呟いていたが、聞こえないふりをしてあげた。
「…………まあ、俺もここ初めてなんだけどな!
けど1人でまわるより、2人のほうが楽しいだろ?一緒に行こうぜ!」
何よりこの美少女である…無表情の儚い系…ッッッ!
「かまわない………それに私は………あまり世間の常識がない………色々と教えてくれると………助かる。」
「オッケー!お、あれ旨そうだな!喰おうぜ!」
目に付いたのは温泉饅頭みたいな感じのものだった。
4個ほどかって美少女に1個渡す。
「ああ、そういえば名前。なんていうんだ?ずっとお前というのもアレだろう。
俺の名前はケイジ、ケイジ・カミンチュだ。」
「……………………それもそうだな。
…………ハクアだ。」
ハクアか…いい名前だ。
そう呟いたハクアは饅頭をジロジロと見つめ、口に含み、咀嚼…そして カッ! と見開かれる目。
その時ハクアに電流走る。
パクッ!パクパク、パクッ!!
目を見開いたままハクアが饅頭をすごい勢いで食べた。
食べおえ、そしてさらにこちらの手にある饅頭を見てくる。
「く、食うか…?」
バッ!と奪い取るやまたもや息をハフハフさせながら食べていく。
どうやら彼女のお気に召したようだ。
「………………おいしい。」
「そ、そうか…。」
「……………人間はおいしいものをつくるのだな。」
「ん?なんだって?」
「…………なんでもない。
……………………次行こう。」
彼女は何をしにきたのだろうか、まあいいか…と食べ歩きツアーを行うことにした。
温泉饅頭にはじまり、豚まんもどき、ホットドックもどき、クレープもどき、ラーメンもどきと食べに食べた。
俺としてはまだまだ、むしろいくらでも入るが彼女のこの小さな体のどこに入っているのだろうか…。
まあそんなことよりそろそろ暗くなってきた、そろそろ宿の手配をしたいところだった。
もちろん温泉ありのところだ!
「俺はそろそろ宿を取ろうと思うが、ハクアはどうするんだ?」
食べ物は全部俺がおごってきたから疑問にしなかったが、こいつ金あるのか?
どこか浮世離れしたこの美少女に俺はささやかな不安をもった。
「……………私も一緒にいく」
「いや、行くじゃなくてな?というか今思えばお前1人か?親は?」
「……………今日、世間を見てこいっていって、放り出された……………」
…………………………絶句である。
親がこの場にいたら故一時間問い詰めてやりたい、お前娘に常識身につけてから放り出せ、と。
「わかった、じゃあ行くか。」
このままほって置いては夢見が悪い、何より美少女だ、一緒にいて得はあっても損はない。
半日だけであったが彼女は悪い子ではない、美しいし、そして食べる姿はかわいかった。
俺達は宿…高級宿をとった、どう見ても旅館です、本当にありがとうございます。
まあ何も言うまい…文化は星の数だけある、たまたま同じ文化が育っただけだ。
部屋は別々で取ろうとしたが、ハクアが拒否をしたわけでもなく、女将さんに勝手に一部屋にされてしまった。
「こちらが部屋の鍵にございます。」
「あ、部屋はべつべt」
「お部屋のほうは防音魔法が常時かかっておりますのでご安心を。
大浴場のほか室外には個別に露天風呂があります、外からは見えませんのでご安心を。
では、何か御用がございましたら受付もしくは従業員にお声をおかけください。」
なんともいえない無言の圧力で鍵をうけとってしまった、ご安心をって何をだよ!ナニを!
けど、ハクアも何もいってこないし、いいよな!
違う!浮気じゃない!粉バナナ!
部屋で食べた料理は格別だった、前の世界でいう蟹鍋料理だろうか、似たような感じではあったが、前のよりも肉厚がありボリューム感が半端なかった。
サービスで出された地酒も最高だった。
その後俺は風呂に入ることにした、部屋にある小さな露天風呂だ。
値段は結構したが、いい旅館にしてよかった…。
ふーっ!と息を吐きながら空に浮かぶ月…この世界では何と言うのだろうか…青白く輝く大きな星を見ながらゆっくりと温泉につかる。
まったりとしていると、ガラっと部屋の扉があいた。
そこには…………女神がいた。
青白い月の光に照らされて、輝く銀髪。
真っ白なその肌の一子纏わぬその裸体は、月光を反射させどこか神秘的な白さをかもしだしていた。
相変わらずの無表情であったが、そこがまたよかった。
思わず、声をかけるのをためらうほどに美しかった…。
女神はてくてくと俺のほうに近づいてきていた。
「…………ケイジ?」
俺は言葉を失ったまま彼女を見つめた…ちなみにこういうときでも見るところはきっちり見ている俺。
彼女の胸は…ふむBランクか、これからに期待であるな。
そして下はエリーと同じつるつるな丘…鶴岡さんだった。
「………?」
「~ッ!
ああ、すまん、見蕩れてた…。」
思ったことをそのまま口にだした。
「~~~~~~~ッ!?!?!?」
彼女は目を見開いてびっくりして、また無表情に戻った…が、どこかその頬は赤かった。
「………気持ちいい?」
「ああ、ハクアもつかってみろ、気持ちいいぞぉ…!」
もはや一緒に入ることについては何も言わないことにした。
「………………………………………………たしかに………………。」
ハクアの顔は蕩けきっていた、さすが温泉…魔性よなぁ…。
たっぷりと温泉を堪能した俺達は寝ることにした。
浴衣を着て、隣の部屋へ繋がるふすまを開けると……1組の布団とその上に2つの枕がおいてあった。
「この布団をしいたのは誰だぁ!」
思わずのれんを上げて突入したくなったが言葉だけですませた、と言うのも…。
「………………私は別に一緒でも…………」
ハクアが俺の浴衣をひっぱって顔を下にして呟いたからだった…。
「………ケイジ………………抱いて………欲しい。」
「………意味、わかってんのか?」
コクリと無言で頷くハクア。
「………好きになった………………それに今日一緒にいてわかったけど…………ケイジは私より強い………だから………」
強いからなんだと思っていると、浴衣をはらりと脱ぎ捨て俺に体を寄せるハクア。
まだ幼さの残るその体を見て若干の後ろめたさもあったが、その美しいからだをいただけるという、欲望が湧き出た瞬間死亡した、いや湧き出てすらいないかもしれない。
それはそれ、これはこれだ、喰べれるもんは喰う主義だ。
「………………はじめて………だから………その………………」
「ああ、俺にまかせろ。」
既に百戦錬磨、一騎当千、万夫不当の俺にとって生娘など赤子の手をひねるより容易いことだ。
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※※※
ここから下は若干のカオスが入り混じった姓描写もどきがありますので、例にそって苦手な方等は次の話へ…朝チュンからになります。
※※※
まずは熱い口付けを交わす…彼女のくぐもった声がたまらない。
続いて耳、首筋…鎖骨…そしてBランクの丘といただく、ハクアはぴくんぴくんと体を反応させる。
そして徐々に口に気をこめ、いじる指にも気をたっぷりとこめる。
すると彼女は我慢していたであろう声を漏らし始めた…。
必死に声を我慢する姿、そして無表情であった顔が段々と恍惚としたものへと変わっていき、それに興奮をした俺の息子もがちがちの臨戦態勢になった。
指をさらに彼女の下腹部…さらにその下の鶴岡さんへと動かす、彼女は息を荒くして俺の唇をむさぼる。
そして鶴岡さんからは例のごとく泉が湧いている。
しかしここで終わらない、俺はさらに攻め続ける。
ふはははは、実戦経験のないか弱い盾など、百選錬磨の矛の前では無意味なのだ!!!
彼女は歯を食いしばり、手で布団をぎゅっとしているが最早、時既に手遅れ。
ビクンッ!とのけぞったかと思うと、鶴岡さんから勢いよく噴水がでた。
ぜえぜえと息を荒げる彼女に、休息など与えぬ…戦の基本は連続攻撃、主砲を耐え切ったと思ったら主砲じゃなくて実は牽制で、その後上空から本命の全力全壊な砲撃が飛んでくるかのような絶望…的な快楽を味わうが良い!!!
俺は彼女の鶴岡さんに我が主砲をセットした。
息を荒げる彼女も、それを見つめる…ゴクリと息を呑む…俺は一気に主砲で貫いた。
湧いていた泉のせいか、それとも俺の気のせいか、痛みはなかったようだ。
血はでていたが…。
あ、ハクア?俺の横で寝てるよ。
………………………正直撃ち足りなかった。
主砲で貫き、ブレイクシュートを決めたのだが、色々な衝撃で彼女は失神してしまった。
あの無表情だった彼女は、恍惚とした表情を浮かべ、だらしなく舌をでろんと出して目は虚ろで、そして火照った幼いその体…なんともいえないエロさをかもしだし、俺はそのギャップにさらに興奮したのだが…彼女は俺の腕を枕にして幸せそうに眠って…はおらずビクビクと痙攣している。
「……………………足りないが…………寝るか。」
さすがにこれ以上続けるのは気がひけたし、そしてそのままの顔はなんか道徳的にアレな気がしたので舌を戻し口を閉じ、瞼を閉じて安らかに眠らせてあげることにした。
1ラウンド、ハクア8回ダウンののちTKOであった。
「…ビクッ!ビクンッ!……ビクンッッッ!……(…………す…………ご…………)」
「……………………足りないが…………寝るか。」
「…………ビクンッ!…………ビクッ!…(…………あうあー………あー…)」




