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アルカナ

最近は、3000字行かない事が増えて来ました。

旧時代の建造物から脱出し、救援に来てくれたエリオ少佐と合流した。

エリオ少佐は俺の事をすごく心配していた。

帰還する時にWAVEの事を伝えたが、エリオ少佐に少し休んだ方が良いと言われた。


基地の自室に戻るとWAVEに話しかけられた。

『そういえば、貴方の名前を未だ聞いていませんでした。貴方の名前は何ですか?』

「鉤爪君とか第三世代型って呼ばれたりする。」

『鉤爪君と言うのは?』

首に掛けてあるドッグタグを取り出す。

「これをエリオ少佐に見せたらCLAWSだから鉤爪君って言ってた。」

『成程、そういうことでしたか。では本名の方は?』

「忘れちゃってるみたい。」

『記憶喪失ですか…』

ところで俺は気になっていた事を聞いてみた。

「ねぇ、WAVEはあの場所で何をしていたの?」

『私にも、分かりません…ですがログを辿ると、あの場所に私のファルコン以外の他の機体があった筈です。』

「他の機体…」

もしかしたら、デューク少佐と一緒に会った機体はあの場所から出撃したのではないかと思った。


薄暗い格納庫に一機のMGがあった。

その機体が誰も乗っていないのに、ひとりでにシステムを起動する。

暫くすると通信が入った。

『久し振りの出撃よ、準備は良いかしら?』

「ん、ちょっと待って…おけおけ起動確認。」

その場でガシャガシャと機体の動作確認をする。

「おけ、今日のミッションは?」

『WAVEの回収よ…アレは我々…アルカナに必要よ』

「りょ!じゃあ行きまーす。」

機体を発進させ、旧時代の建造物に向かう。

到着すると建造物は倒壊していた。

「着いたよー?ウェ、この中?」

『ええ、その中にある機体にWAVEが居るわ。』

「えー探すの?メンドクサ」

『さっさとやりなさい』

機体のマニピュレーターで瓦礫を掴みどかして行く。

「ねぇ〜、レーザーで全部破壊しちゃだめ?」

『ダメに決まってるでしょう。』


そうして、作業をしていると、ボロボロになった機体を発見した。

「ねぇ、コイツの事?」

『そうね、回収して頂戴。』

「りょ〜」

機体を掴み引き摺りながらその場を離れる。

迎えに輸送機が向かって来たので、それにボロボロの機体を載せる。

そうして格納庫に戻った。


『嘘…WAVEが居ない?…何故?』

「え?居ないの?」

『何処にも確認出来ない』

「なんだよ〜無駄骨じゃんか。」

回収した機体、ファルコンには何も乗って居なかったのだった。

「結局、どうすんの?」

『彼女は会話時に特殊な電波が発生する。それを探知する事にします。』

「おけ、何かあったら呼んでね。」

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