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隠れた強者

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飛龍を任せて、エリオはミハイルと戦っていた。

ミハイルのドミトリーが弾丸をばら撒くが、エリオのファンタズマが両手のショットガンによる攻撃を織り交ぜながら舞う様に避ける。

『クソッ…なんで当たらない!』

業を煮やしたミハイルはグレネードを発射する。

撃ったグレネードはあらぬ方向に飛んで行った。

グレネードを撃った隙を狙ってショットガンを連射されドミトリーの装甲に穴を開ける。

『何故だ!何故当たらない!先程から上手く標準できない!お前!何をした!』

『薄々気づいてそうだが…まあ簡単な事だ、特殊機構のジャマーマシンで妨害しているだけさ…』

『ジャマーだと!』

MGファンタズマの特殊機構、それはジャマーマシン。

効果は相手のロックオン及び標準の阻害、そこにエリオの操作技術も足されると圧倒的な脅威となる。

MGに初めて乗った者やそこそこの実力者でも、まるで幻影に囚われた様に攻撃が当たらず、気づいた頃には背後を取られ、機体を破壊されているだろう。

戦闘を開始した時点からエリオはジャマーマシンを作動させ、特殊な粒子を振り撒く事でドミトリーのロックオンから逃れ続けたのだ。

『俺にお前の攻撃は当たらない!』

『クソがぁぁぁ!』

ミハイルがヤケになりグレネードを発射した後、飛び上がり空中から地上にいるファンタズマにガトリングガンを連射する。

しかし、ファンタズマは圧倒的な機動力で弾丸を回避した。

ファンタズマが飛び上がり回転しながら弾幕を避けてドミトリーに肉薄し、ショットガンをブースターに叩き込んだ。

『何っ!ブースターが破壊されただと!』

『落ちろ。』

ブースターを破壊したドミトリーをファンタズマが蹴飛ばし地面に叩き落とした。

地に落ちた機体から爆炎が上がる。

『さて、鉤爪君の方は…どうやら終わった様だな、帰還しよう。』


ヘリでアストラ軍のドックまで輸送され、コックピットから降りるとハンガーの下で茶髪の青年が待っていた。

「やあ、こうして会うのは初めてだな、エリオだ。」

どうやらエリオ少佐だった様だ。

少し思っていたイメージとは違って爽やかな感じの人だ。

「そうだ、君に渡しておくよう技術班から渡されていた物がある。」

そう言って金属製のチョーカーを差し出した。

「どうやら第三世代型でも話せる様にする為の道具らしい、頭に着いたアンテナからの電波を受け取るとか何とか言っていたぞ」

首に着けて話そうとすると

「あーあー」

何故か少女の様な声が出てきた。

俺が出てきた声に困惑していると

「鉤爪君、君の性別は男だと思うのだが…技術班に聞いてみるか…」

そう言ってエリオ少佐は携帯電話を出して電話をかけた。

「もしもし?ああ、俺だ。第三世代会話用チョーカーについてだが、声がな…」

『技術班の私達としては、その…実は彼に大変…その、癖と言ったものを感じまして…』

「癖?よく分からないが男性の声に戻してやってくれ、彼が困惑していた。」

『その…我々としても譲れないものがありまして…』

「譲れないか…それほど大事なのか?」

『ええ、因みに少佐は彼の事は如何思いますか?』

「優秀な人材だと思うぞ」

『そうでは無く…見た目がかわいいとか…』

「まあ、かわいいとは思うな」

『…そうでしょう!そうでしょう!ならば良いのでは無いでしょうか?』

「しかし、本人が…」

エリオ少佐が言い終わる前に電話が切られた。

暫くエリオ少佐は俯いたが振り向いて

「どうやら事情があるらしい、すまないな。」

そう言われたので辿々しいが「べつ…にだい…じょうぶ…です。」と言うと少し驚いた顔をされた。

「意外とすぐに慣れるものなんだな」

これでも結構難しいと俺は思った。


「そういえば…えりおしょうさ…はなんせだいめですか?」

「俺か?俺は適応手術は受けて無いからただの人間だぞ」

それを聞いた時、俺はとても驚いた。

MGって手術なしで操縦出来るのかと聞くと

「俺はマニュアルで常に機体を動かしているが?」

と言われて更に驚いた。

あれだけのスイッチだったり、レバーを間違えず正確に制御できる事が不思議だった。

因みにデューク少佐は第十三世代型らしい…

十三世代型は量産型とも言っても良いレベルの最低限の施術のみされているが、それだけであの動きができる事に驚きを感じた。


その後エリオ少佐と食堂でからあげ定食を食べてから充てられた部屋に戻った。

からあげは非常にジューシーで美味しかった。

これをエリオ少佐に言ったら政治家みたいだと笑われた。

やりやがったな技術班

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