過去のトラウマ、再び
ストックがあったはず(`・ω・´)
少しサボれるな!(´-ω-`)オヤスミ..
少し書こうかな( ✌︎'ω')✌︎
ストックが……ない……Σ(゜д゜lll)キエタ?!
今日は何日だ?(゜ω゜)25?!
ストック全部更新されちゃったのかよ!
というギャグやってました。
というわけで(どういうわけだよ)5月1日。
以来、私はあの金髪女に目をつけられるようになってしまった。
殴る蹴るなんて当たり前で、金を要求されることも少なくない。
とりあえず、蒼は楽しそうで何よりだ。
あの不良たちの名前が大体わかって来た頃には、もう四月も終わりを迎えようとしていた。
まずあの金髪女はマリネというらしい。親の顔が見てみたい。
次にあの大男。あれはゴム風船だ。
あのひょろっとしたモブその一。あれは高也と書いてあったが読めない。こうや?ゴーヤと呼ばせてもらうことにしよう。
あの植物みたいなモブその二。あれはゴミの機嫌伺ってるしフンコロガシでいいや。蒼なら言うだろう。全国のフンコロガシの皆様に失礼だ、と。
やけに露出度の高いあの女はビッチだな。そういえば母さんが読んでる小説ではビッチはヒッチって呼ばれてたな。本人に悟らせないために。
カンフーを習ってるらしき寡黙な男がいたな。カンフー野郎。
いつも薄ら笑いを浮かべてるキモいやつ。ただ彼奴は相当なサイコパスらしく、先日は自分の机の上で虫眼鏡を使いながら蚊の解体をしていた。P介、と周りから呼ばれていた。
今月の下旬、蒸し暑いこの時期に校外学習に行くらしい。勘弁して欲しい。
「養護学級も行くそうだから廣瀬も来るぞー」
周りが騒がしくなる。
「班は一緒になれないけどな」
そりゃそうだ。しおりを見る限りかなり歩くみたいだし蒼にはハードスケジュールだ。
「これから班決めするからな!じゃあ学級委員前に出てくれ」
「めんど」
女子が嫌そうに前に出る。
「呉橋君も前出てよ」
「今取り出すから待って」
何をしているのかと思えば蜂の解体してたのか……蜂?!どうやって捕まえたんだよ!
「解剖は家でやれ!」
森永が怒鳴る。
「じゃあくじ引きで選んだ人解雇してちゃんと選び直して」
「なんだと!」
あーあ。喧嘩始めちゃったよ。
「あ、できた。興ざめしたし続きは家でやろっと」
のんびりと歩いてP介は前に出た。
「リーダーって強制的に誰とか決めるんじゃないの?」
「あー。学級委員以外は自由」
「適当に好きな人と組んで組み合わせればいいんじゃない?」
放課後、私は考えた。
適当に組んだ。本当にそうだろうか。
班にマリネやゴム風船がいるのに?しかも班長P介とか私を殺す気だ。
空いていたから仕方ないといえば仕方ない。雪乃ちゃん、ごめんね。巻き添いにして。
でも一日だけだから。あとは少し解放されるはずだから。
「大丈夫、大丈夫、大丈夫………」
なんで怖がってるの。こんなのに屈するような、そんな弱い人間にはなりたくない。
無駄なこと考えてないで早く、帰ろう。
紅音がいつになっても幸せになれない無限ループ。
彼に残された時間、あと80日。