雛にっき!{素敵な朝}
今回より、番外編の「雛にっき!」をお送りします。
「少女~は~♪捕まえ~た~♪」
トントントン・・・
「素敵~な~王子さ~ま~♪」
ジュウゥゥゥゥゥ…
「そして~…♪幸~せ~な~…♪」
・・・コトン
「幸せ~~~な♪」
ジリリリリリリリリリリリリリリリ!!
「!!」
タッタッタッタッタ…
ジリリリリリリリリ・・・パチン!
「起きてー!起きて起きて起きてー!」
「朝だよーーー!!」
ゆっさゆっさ…
「おーーーーい!起きてーーーー!」
ゆっさゆっさ…
「・・・むぅ…」
ズン!!
男「うおっ!?」
雛「おはよー!」
男「お…おはよ」
雛「おべんと!あと朝ごはん出来てるよー!」
男「・・・あと五分」
雛「えー!?」
雛「・・・もー!優君!起きてー!」
雛「…起きないと…」
優「…」
雛「がおーーーー!!」
どさっ!!
優「うぐぇ!?あっはっはっはっはwwwwww!!やめろ!くすぐるなwwww!」
雛「これでもか!これでもかー!」
優「わーかった!!起きる!起きるから勘弁してくれ!!」
雛「どやぁ…!」
優「くっそ…!なんだか分からないけど、変な目覚めだ…!」
雛「はい!じゃあ優君!」
優「ん?」
雛「おはよーのちゅー…♪」
優「…なにこれ可愛い」
雛「まだー?」
ガシッ!!
雛「…!」
雛「…」
雛「えへへ…目。覚めた?」
優「ガッツリ覚めた」
雛「おっはよー♪」
優「おはよー」
…
…
…
{雛にっき!}
「雛から皆さまへ」
皆さん!こんにちわ!こんばんわ!おはよーございます!
雛です!
先日、8年前に雛を拾ってくれた白馬の王子様こと!
「優」君と結婚しましたーーー!!v( ̄Д ̄)v イエイ!
当時の私は小学5年生で、雨の日に家出をしました…。
でも、そんなときに優君は雛を優しく迎えてくれて!
今!18歳になるまで!ず~~~っと待っててくれました!
皆、このお話の経緯は知ってるよね…?
いつの間にか優君が、自分のサイトで雛の事を小説にしてたから知ってるよね!!(おこ!)
でも!今回は許可します!
前に話した雛たちの出会い!そしてロマンス!…えへへ…。
それ以外にも、私たちはとっても甘々な生活をしてたんです!
その辺りもぜーーーーーーんぶ!教えますね!
タイトルは私が考えました!
雛にっき!
皆さん!雛たちのラヴラヴ具合を楽しんで下さいねー!
{雛にっき!}
「お兄さん(優)より」
皆様、前回の家出少女をご愛読いただき、まことにありがとうございます。
えー…優しいお兄さんこと、優(本名)です。
何故今更こんな事を書くのかと言いますと、あれは5/14まで遡ります。
まず、結果からお話しさせて頂くと、雛に自分の小説を読まれました。
ええ。読まれました。
前提として私は、PCの履歴を全て消してるんですよ。
ほら…こんな小説書いてるなんて雛に知れたら、なんて言われるか分からないじゃないですか。
で、常に履歴には気を付けていたのですが…なんかエピローグが足りないなぁ…と修正した時の履歴を消し忘れてしまいました…。
で、雛がPC使うじゃないですか?家出少女が帰る場所…なんて履歴見つけるじゃないですか?
その後は修羅場ですよ…。
…
…
…
雛「優君!そこ!正座して!」
優(何かやったかなぁ…?)
雛「なんですか!?この家出少女が帰る場所って!?」
優「うわあああああああああああ!?!?」
雛「なんて物を書いてるんですか優君は!?」
優「…え?よ、読んだの!?」
雛「男の居る場所に、いつまでもあるでしょう。まで読みましたよ!!」
優「最後まで読んだのかああああああ!!」
雛「しかも、なんですか!?この後はHシーンがありますって!?」
優「…」
雛「うつむいても分からないですよ!!なんですかこれは!!」
優「い…いっそ殺して下さい…」
雛「まったく…ほら、こんな事言ってないですし…あ、これは言ったけど…」
ペラペラ…
優「印刷までしたんですか雛ぁ!?」
雛「ちょっと紙にして保存しておきたくて…」
優「やめて下さい!許して下さい!なんでもしますから!!」
雛「…にやり」
優「…!」
優(やべぇ…なんでもってのはヤバい!何ねだられるか分からない!!)
雛「…ふふふ…!」
優「な…何が望みだ…!?」
雛「…足りないんですよ…!内容が!!」
優「…ん?」
雛「雛たち!!もっともっといろいろと甘々な生活してたじゃないですか!!」
優「…まあ」
雛「なんでそこを紹介しないんですか!?」
優「紹介して欲しいの!?」
雛「違うよ!是非とも優君が文章にしたものを読みたいんだよ!」
優「勘弁して下さい!?」
…なんて事がありました。
結局、雛がほっぺた膨らませて怒ったままなので、今回は恥を忍んで公開しようと思います。
タイトルは雛が考えました。
「雛にっき!」
…雛の日記。そして、成長の証。
可愛く、そして18歳になるまでの素敵な歩みを、どうぞ見てあげて下さい。