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掃除 上

檜山ちゃんを誘う…それだけで高い学力が得られつのなら、とてつもない「ノーリスク・ハイリターン」だ。


放課後、檜山ちゃんに声をかけることにした。

「檜山ちゃん、今日は部活あったっけ?」

「無いけど…、何するの?」

「たまには遊ばない? 他の人、誘っていいけど。」

「ああ、わかった。 んじゃ、駅前ね!」

快い返事。


放課後、掃除の事は触れず、檜山ちゃんと一緒に公園へ向かう。

私は、口にドロップ・キャンディを含む。

「…!?」

口に入れた瞬間、私の体の感覚が消え去った。 糸が切られたように。


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