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豚公爵と猛毒姫  作者: NiO
魔貴族編
162/205

第162毒 猛毒姫、子育て奮闘記する

お久しぶりでございます。


NiOさんでございます。


最近の楽しみは舛添都知事のヲチです。

私の楽しみのためにも、1日でも長く都知事をご継続頂きたいものです。

 *******************

 あらすじ


「ヵヮぃぃ ιっι゛ゃ ぉゃっι゛ゃょ~」


「ヮーィ ォヵァ ぉゃっ ゎ ぉぃιぃ?」


「ぉぃιぃょ。 ぉゃっ ゎ ぁっぃ ぉヵゅ  ι゛ゃょ~」


「ぇ ィャゃ!  ぉゃっ ヵ゛ ぉヵゅ !?」


「ぃゃヵ? ι゛ゃぁ ぉゃっ ゎ ぁっぃ ぉゅ  ι゛ゃょ~」


「ぅゎ ょぅι゛ょ ぉヵιぃ」


 *******************


 読みにくいのう。

 まあ、読まなくても絶対あらすじではないと確信できるが。


 それはまあ良いとして。


「シツジよ。

 いけてるめんずの真似をしなくても良いぞ」


「……」


「しかもよりにもよって、『とろこね』の真似か。

 いけてるめんずの三体目は、そーいう鳴き声の人型魔獣なんじゃよ」


「とろける様だよ子猫ちゃん」


 ほら、やっぱり。

 感想欄で、も@さんも言っておった。


「……そうなの?」


「とろける様だよ子羊くん」


「……そうなんだ」


 あれ、今、何だかばりえーしょんがあったような。

 ……気のせいか。


「背伸びをせずとも良いぞ、シツジよ。

 ゆるりと参ろうか。

 ぬわっはっはっは!」


「……ぬ、ぬわ、は、は、は」


 私が呵呵大笑すると、シツジも真似をしてきた。


 ふむ。

 子育て、超楽しい。


########################################


「それにしても、ボツリヌス様が逃げ出したりしなくて本当に助かったよ」


「ぬな?」


 私が逆立ちの練習をしていると、ふいにニンニクがそんなことを言い始めた。


「いや、普通に考えて逃げ出すかな、と思ってたんだけど」


「ふむう。

 まあ、腐っても魔貴族に選ばれてしまったんじゃからのう。

 私を待つ民たちがおる。

 ならば、個人的な理由で逃げるなど、できるわけがなかろう!」


 私は胸を張ってそう答える。


 ちなみに実際は逆立ちが出来るようになったらとっとと逃げ出すつもりじゃ。

 ただ、シツジがきたせいでそれも難しくなってしまった。

 何か手段は無いものか。


 ちなみに、この生活も楽しい、というのも勿論あるのじゃが。


「……それで、何時になったら我と戦うつもりだ」


 剛力殺がそんなことを言っておる。


「ふむ、逆立ちが出来るようになったら戦おうではないか!」


 逆立ちが出来るようになる時。

 それは即ち、この屋敷から逃げ出している時なのじゃが。

 

「……小娘、お前、逆立ち、出来るようになるのか?」


 し、失礼な!

 今のところ出来る気は全くしないが、多分そのうち出来るようになる! はず!


######################################


 ぺたぺた屋敷の中を歩き回っておると、シツジが洗濯をしている場面に出くわした。

 シツジの奴は、本当に家事を良くやってくれる。 

 

 そういえば、私も若い頃はイタコの上の連中の汚れ物を洗濯して干したものじゃ。

 前世の私ってあんまり目が良くなかったから、そういった日常生活の仕方とかを覚えられたのもその時じゃったのう。

 意外に楽しかったことを覚えておる。


 ……まあ、それはどうでも良いとして。

 どれ、労いの言葉をかけてこようかのう。


「シツ……」


「hshs」


「……」


 シツジの奴、私の洋服をはすはすしておる。


 急いで物陰に隠れる私。


 どどどどどうしよう。

 これ、良くないことじゃよな。

 

 あれ?

 でも、男の子ならこのくらい普通なんじゃろうか。


 これはお父さんに聞かなくてはならぬ。

 ……ああ、セルライトは遠く離れた地におる!

 しかも、彼奴ならば「ぶひょぶひょ、普通」とか言いそうじゃ。


 ……ならば。


####################################


「まあ、獣人なら仕方無いんじゃないかな」


「そ、そうなのか」


 結局ニンニクに知恵を貸してもらうと、すんなり解決した。


「親しい人、好きな人の匂いを嗅ぐのは獣人族では普通のことだからね。

 ボツリヌス様が嫌がるだろうと思ってこっそり嗅いでいたんなら。

 知らんふりしてあげて良いんじゃないかな」


「し、師匠!」


 理路整然とした答えに思わずニンニクを仰ぎ見てしまった。 


「うん、僕もあったなあ。

 好きな人の血とかをこっそり吸ったり」


「あ、なんでもない」


 子育ての師匠かと思ったら、ただの魔族じゃった。

 そういえば此奴、吸血鬼じゃったの。


「ニンニクは、どこから血を得ておるのじゃ?」


「あちこちから適当に、週1くらいで吸ってるよ。

 最近は面倒臭くなって、その辺の魔獣とかから血を吸ってる」


 ……はっ。

 ここで気が付いた。


 此奴、私の血を狙っておるのではないか。

 気高くも美しき、太陽の様な私の玉子肌を!


「因みに血の美味しさは魔力量で左右されるから、1億ゴールド積まれてもボツリヌス様の血は飲まないよ。

 どう考えてもクソ不味いしね」


 え、えええええええええ!?


「ちょっと、そこまで拒否されると逆に寂しいのじゃが。

 い、意外と美味しいやも?」


「No Thank You」


 くそー。

 発音が綺麗じゃ。


 それにしても、魔族の生体を知れたのは、ちょっとした収穫じゃの。


 ……シツジをちゃんと育てられるか、今から不安じゃ。

リアルで色々ありまして、しばらく亀更新が続きます。

本当に申し訳ありません。


あ、勿論、絶対完結はさせますからね!

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