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第44話:爆ぜる赤髭、潤う拳

ガドの猛攻を、レヴィアのオイルを纏った岩山丸が「受け流し」で翻弄!

さらにレンとレヴィアの合体技によって、ガドの自慢の赤髭がとんでもないことに!?


 「ガハハハッ! 死ねや、モヤシ野郎!」


 ガドが吠えると同時に、硬質化した赤髭の槍が、ドラグーン・リリア号の甲板を串刺しにせんと降り注ぐ。

 だが、その弾幕の前に立ち塞がったのは、巨大な「岩の壁」であった。


「どすこぉぉぉぉぉいッ!!」


 岩山丸である。彼はレヴィアの浄化オイルを全身に塗り込み、鏡面のようにツヤツヤと光る肌を晒して、赤髭の槍をすべて正面から弾き飛ばした。


「……ぬ、ぬおお!? 俺の硬質髭が滑りおっただと!?」

「がはは! このオイル、潤滑効果が凄まじいわい! 貴様の髭、ワシの肌には一向に引っかからんぞ!」


 岩山丸はそのまま、オイルの潤いで摩擦をゼロにした超高速の踏み込みを見せる。まさに「滑る岩」の如き突進。


「レン、今だ! 仕上げといこう!」


 ミナトの合図で、レンが魔導書を高く掲げる。


「了解。……ミナト、後でちゃんと僕の分のオイルも精製してよね。……『ハイドロ・スプラッシュ:高圧洗浄』!!」


 レンが放ったのは、殺傷能力のない、ただの巨大な水の塊だった。だが、それがミナトの放つ「龍神の浄化」と混ざり合い、ガドの燃える赤髭に直撃した瞬間、事態は一変する。


 ジ、ジュゥゥゥゥゥッ!!


「な……な、何をしやがる! 俺の髭が、俺の自慢の炎がッ!?」


 レヴィアの聖なる水は、ガドの汚れきった魔力の源である「髭」に染み込んだ皮脂や汚れや魔力を瞬時に分解した。さらに、撒き散らした浄化オイルが髭の繊維一本一本をコーティングしていく。


「……あ、熱くねえ。それに、なんだこの心地いい香りは……?」

「油断してていいのか?金剛岩塊・ぶちかましっ!!」


岩の塊かと思ったが岩山丸だった。ガドは直後に今まで感じたことがない衝撃を受ける。


ドガアアアアァァ!


 一瞬意識を失ったガドが呆然と立ち尽くす。彼のトレードマークだった、パチパチと放電するような不潔な熱気は消え失せ、そこにはシルクのようにしなやかで、上品なアロマを漂わせる「サラサラの赤髭」が残されていた。


「これが『トリミング』の結果だ、ガド」


 ミナトがリリア号から優雅に降り立たった。

 ガドは自分のサラサラになった髭を撫で、生まれて初めて「サラサラ」の髭に手が震える。なんという快感……「清潔感」に打ち震えていた。


第44話をお読みいただきありがとうございました!

岩山丸のツヤツヤ肌での「滑るぶちかまし」、そしてガドの髭がサラサラになるという、まさにミナト流の解決策。

「理屈は髭の長さに比例する」と言っていたガドが、美意識に目覚める瞬間は少しシュールですね。

次回、お楽しみに!

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※AIとの共同執筆作品となります。


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