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fetishism〜臭〜  作者: 百合香


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第十五話 魔女たちの吐息

 例の女の子達が神社の公園で儀式に似たゲームをやる、金曜日の午後、私は生理痛が酷く、放課後、家で休みたかったけど、どうしても見たくてまたここに来てしまっていた。今日も女の子達はレジャーシートを敷き、女子会みたいにお茶やお菓子などを食べて、口からゴミを吐き出していた。そして女の子達のゴミ箱の男の子も相変わらずの大人しさだ。


 ややあって、また始まった儀式のゲームが女の子達は魔女に変身をして、男の子はゴミ箱に変身をした。だが今日もいつもと違う雰囲気を出していた、今日も何か新しいのを見せてくれるのだろうか、ゴミ箱の隣にる魔女が語りかけている。


 「上杉君、今日は好きな匂いをたくさん嗅がせてあげるね、興奮しないでちゃんと匂いを当ててね、外したらまた罰ゲームだからね」


 上杉という名字に私は耳を疑った、私専用になったゴミ箱も上杉だ、凄い偶然もあるなと思った。だが、あのゴミ箱の好きな匂いとは何だろうと興味がそこに湧いた。


 今日は魔女たちはランドセルから、教科書や文房具とかは出さず、ゴミ箱の前に一列に並び始めた、まるで魔女達は人気ラーメン店に並ぶみたいにウキウキとした顔をしていた。最初に並んでた1人の魔女が動き出した。ゴミ箱とキスをするんじゃないかと思うほどの距離に接近をした。私はもしかしてゴミ箱が好きな匂いは女の子の体臭なのかと思ったが、次の瞬間でそれは間違いだと気づく、

 魔女はゴミ箱の鼻の前で息を、はぁーと吐いた、そしていつものようにゴミ箱の隣にいる魔女がいつもの口調で話した。


 「誰の吐息でしょうか・・・?」


 ゴミ箱は即答で話した。


 「飯塚さんの吐息です」


 魔女たちは正解、正解と、激しく喜んでいた。


 その後もゴミ箱は即答で答えていった。初めて見る人ならあまりにも奇妙な光景かもしれない、1人の男の子に、女の子達は息を吐き、キャッキャッとはしゃいでいる。

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