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97.追試まで67

「中央文化センター前、中央文化センター前お降りの方はお忘れ物・・・。」

 車内にアナウンスが流れ扉が開きました。

「鷹村くん、ありがとう。」

とお礼を言うと、鷹村は腕を外しました。私が降りると、鷹村くんも降りてついてきてくれたので、

「鷹村くん、私、一人で帰れるから大丈夫だよ。」

「暗いから危ないだろ?」

「自分の身は自分で守れるから。それに鷹村くんは勉強しないと。」

「迷惑か?」

「迷惑じゃないけど。鷹村くん、追試まで時間が・・・。」

とその時、私と鷹村くんの元にしいちゃんがやって来て

「素直に送ってもらいなさい。」

と言って

「鷹村くん、小鳥をお願いね。」

と鷹村くんの背中を平手で叩き、畑中くんとエスカレーターに向かって歩いていきました。

「そういうことだ。行くぞ。」

「鷹村くん。ありがとう。」

その時、前を歩いていた畑中くんが振り返り、鷹村くんに

「よかったね。」

と言ってウインクをしました。その瞬間、鷹村くんの顔が真っ赤になりました。こ、これは、BL?リアルBLなのね。そういえば、さっきファミレスで、鷹村くん、畑中くんにウインクされて赤くなってた。・・・あぁ、でも、畑中くんにはしいちゃんがいるの。だからお願い鷹村くん畑中くんのことは諦めて・・・。私がそんなことを考えていると、

「小鳥?どうした?」

「え?いや、なにも・・・。」



 しいちゃんと畑中くんとは改札口を出たところで別れ、私は家までの道のりを鷹村くんと2人で歩きます。


「小鳥、今日はパパと手を繋がないのか?」

「繋がなくて大丈夫。」

「小鳥は反抗期か?」

「え?」

「昨日は繋いでくれたじゃねーか。」

「ハハハハ・・・。それよくお父さんに言われた。」

「そうなのか?」

「うん。昨日は繋いでくれたってところの「昨日は」の部分がうちのお父さんは「小さい頃は」だったんだけど。今となってはもっとお父さんと手を繋いでればよかったって思うんだよね。」

すると鷹村くんは私の手を取り

「さっ行くぞ。」

と言って歩き出しました。

「え?ちょっと鷹村くん。」

「反抗期は認めねーから。」

と言って鷹村くんはにっこり笑いました。



登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生。担当教科は数学。

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋 (れん)→秀華学園、(2年A組)

林 頼人 (らいと)→秀華学園、(2年A組)

馬場正 (ただし)→秀華学園、テニス部、クラス委員(2年A組)

秋山淳子→秀華学園(2年A組)

木村正雄→秀華学園美術部部員(2年B組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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