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84.追試まで54

「おはよう。」

いつもよりも15分早く家を出ました。それなのに、すでに鷹村くんは駅に来ていました。

「おはよう。鷹村くん、早くない?私、いつもより早く家を出たんだけど。」

「何か、早く目が覚めたから、小鳥を待ちながら勉強でもしようかと思って、今、歴史の暗記してた。」

と言ってノートを見せてくれました。

「えらい。」

と褒めると

「今日は頭、撫でてくれないのか?」

「撫でてほしいの?」

「うん。」

私は辺りを見回して

「鷹村くん。しゃがんで。」

「お、おう。」

私はしゃがんだ鷹村くんの頭を撫でると、

「はい。おしまい。」

電車まで30分あるから座って勉強しよ。」

私は鷹村くんと、ベンチに移動しました。

「さっきの歴史のノート見せて。」

「はい。」

私は鷹村くんのノートを見ながら2人で一問一答をはじめました。


「よくできてる。すごい。がんばったね。」

と褒めると、鷹村くんは私に赤い頭を出して、

「撫でてくんねーの?」

と恥ずかしそうに言います。

「ごめん。忘れてた。」

私は

「頑張ったね。」

と言って頭を撫でると、

「ノートに花丸は?昨日はここからここまで頑張ったんだけど。」

「はいはい。」

と言って胸ポケットから3色ボールペンを出して花丸を描きました。すると、鷹村くんはとても嬉しそうにノートを見つめています。

「この調子で勉強頑張って。もう時間だし放課後は続きをしよ。」

「わかった。」


 私たちは一緒に改札口に向かいます。鷹村くんの友人たちの「あしゃーす。」という挨拶ももう慣れました。ホームに向かうエスカレーター横に貼ってあるあじさい祭りのポスターを見て鷹村くんは、

「絶対追試クリアするから、一緒に祭り行こうな。」

と言い私の顔を覗き込みました。

「うん。」

ちょっと、顔近い。と言いたくなったけど、我慢しました。

登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋 (れん)→秀華学園、(2年A組)

林 頼人 (らいと)→秀華学園、(2年A組)

馬場正 (ただし)→秀華学園、テニス部、クラス委員(2年A組)

秋山淳子→秀華学園(2年A組)

木村正雄→秀華学園美術部部員(2年B組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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