表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/124

8.それから③

 私は祖父の車に乗ると、今日の出来事を祖父に話しました。祖父はそうかい、そうかいと、私の話を楽しそうに聞いてくれました。きっと祖父は、私が日本の学校でやっていけるのか不安に思っているのでしょうね。

 そもそも、私は小学3年生から、(父の仕事の都合で)両親と私はアメリカに住んでいました。それが、2週間前に私の両親は事故で亡くなったので、祖父母が私を引き取ってくれて日本に戻って来たのです。両親のお葬式や、引越しの荷造り、各種手続き、転入試験など、ゆっくり悲しむ暇も無く過ごしました。祖父は

「ついたよ。」

と言って車を降り、ガレージの柵を閉めました。私も車から降りると、

「ありがとう。」

とお礼を言い、祖父と家に入りました。塾から車で5分弱の距離だからあまりゆっくり話せませんでしたが、ホッとできる時間を久しぶりに過ごせた気がします。

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子弥代マヤの祖母

畑中昇太→秀華学園、2年生

椎名歌→秀華学園、2年生

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ