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64.追試まで㉜

「鷹村くん、はやく食べよ。」

「そうだな。」

私たちは手を合わせせーので

「いただきます。」

と言いました。

「鷹村くん、私のあんこも白玉も栗の甘露煮も乗ってるよ。見てるだけでもおいしいね。」

「こっちはわらび餅と栗の甘露煮とチョコかな。確かに見ているだけでうまいな。でも、食おうぜ。」

「うん!!」

私はケーキをスプーンですくうと一口食べました。

「ん~。おいし~。」

あんこは上品な甘さで、抹茶のスポンジとムースと抹茶クリームがハーモニーを奏でています。上から振りかけてある抹茶の苦みもアクセントになっています。

「鷹村くん最高だよ。本当においしい。このケーキを買ってきてくれてありがとう。」

「そっか。これを選んで正解だったな。小鳥はこのケーキを絶対に気にいると思ったんだよ。それにしても小鳥は本当にうまそうに食うなぁ。ほうじ茶も食ってみるか?」

と言って鷹村くんはスプーンで私の口に入れてくれました。わらび餅もおいしい!鷹村くんありがとう!!心の中で鷹村くんに何度も感謝をしました。

「うわっ。おいしい。最高!ほうじ茶の香ばしさがいいね。わらび餅もプルプルで美味しい!!ありがとう!」

甘さと香ばしさのバランスが絶妙!!わらび餅の食感もいい!!本当においしい!

「鷹村くん、私の抹茶味食べてみない?」

「ああ。」

と言って鷹村くんは口を開けます。私は白玉の部分をスプーンですくうと鷹村くんの口に入れました。

「どう?」

「うん。うまい。抹茶のほろ苦さがいい。」

「でしょ~。おいしいでしょ。」

「小鳥はほうじ茶と抹茶どっちが好きだった?」

「え~。両方はだめ?抹茶もほうじ茶も最高においしかったもん。選べないよ。」

「そっか。チョコ2枚あるから1枚小鳥食べる?」

「いいの?食べたい!」

と言うと鷹村くんは私の口にチョコを入れてくれました。

「あ。ほうじ茶の味がする。おいしい。」

「ほんとだ。うまいな。」

私たちはおいしいカップケーキを堪能しました。


「鷹村くん、ごちそうさまでした。」

「どーいたしまして。喜んでもらえてよかったよ。店内限定商品とかもあるみたいだから時間がある時に食いにいこーぜ。」

「うん!約束ね!」

私たちは指切りをしました。

「じゃあ、上質な糖分を摂取したところで、勉強に戻りましょうか。さっもう一踏ん張りしましょ。数学は、プリントの範囲は理解できているから、あとは試験当日まで、プリントと教科書の練習問題を繰り返し解けば大丈夫だと思う。英語は単語のスペルミスをしないように練習あるのみ!古典も一通り説明しているから、古典単語と訳をしっかり覚える事。あとは歴史だね。テスト範囲の問題を出すから答えをノートに書いてね。」

「わかった。」

私が問題を出し、鷹村くんが解答をノートに書く。と言う一問一答をしました。おいしいケーキの良質な糖分おかげなのか鷹村くんの正答数は8割でした。


登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)

林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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