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60.追試まで㉘

ピピピピピピ

「あっ!!」

え?ここは?ゆっくり頭を動かすと

「おはよう。」

いつの間にか私にタオルケットがかかっていました。

「タオルケットは、小鳥のじいちゃんがかけてくれた。やっと寝てくれた。って言ってたけど、小鳥、寝てなかったのか?大丈夫か?」

私は鷹村くんの膝枕でいつの間にか寝ていました。

「大丈夫。重かったでしょ。ごめんね。」

と起きあがろうとすると

「あとちょっとこのままで、俺、その間、しっかり見直しするから。」

と言いながら背中をトントンとタップします。いかん!このままでは寝てしまう。

「ダメ!このままだと寝てしまうから。」

と起き上がると、

「寝てていいのに。」

と鷹村くんは心配そうに言います。

「いや、お昼寝したら又、夜に眠れなくなるから。」

「そっか。それにしてもメガネかけたまま寝るんだな。はずそうとして起こしても悪いからそのままにしてた。」

「大丈夫。ねじっても大丈夫な柔らかい素材のメガネだから。それよりごめんね。足、痺れてない?」

と、私はタオルケットを畳みながら尋ねると、

「あぁ、問題ない。悪かったな。小鳥は自分の勉強も忙しいのに俺に勉強を教えるためにプリント作ったり、色々負担かけちまって。夜更かしさせてしまってごめん。」

「鷹村くんのせいじゃないし。眠れないのはその前から。だから鷹村くんに勉強教えてる事は全く関係ないから。」

「前から寝てないって。俺帰るから、寝ろよ。体壊しちまうぜ。」

「大丈夫。両親が亡くなってもうすぐ3週間なんだけど、何かさ、それ以来頭が冴えっちゃって。寝ようって布団に入ってもあの日のことを思い出しちゃって。ってごめん、変なこと言った。ごめんごめん。なんか寝ぼけてた。頭働いてない。顔洗ってくる。」

と立ちあがろうとしたら手を掴まれました。

「気分転換に散歩しねぇ?畑中くんが散歩すると勉強効率上がるって言ってたし。」

「うん。わかった。散歩に行くって伝えてくる。」



登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)

林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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