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6.それから①

 私はファミレスから出ると急いで電車に乗り、自宅の最寄駅にある学習塾に到着しました。ひぐりんのおかげで1本前の電車に乗り遅れたので、電車から降りて全力疾走することになってしまいました。時計を見ると4時53分。授業開始の7分前に到着出来ました。

私のクラスは国立大学医学部コース2年だからこの教室であっているわよね。私は事前にもらっているプリントを確認してから教室に入りました。プリントには席は自由と書いてあるのですが、1番前の列しか空いていなかったので、そこに座りました。  

 筆記用具を出していると、後ろから背中をつつかれました。振り返ると

「今日転入してきた小鳥遊たかなしさんだよね。」

と男子から話しかけられました。私と同じ学校の制服を着ています。

「はい。」

と答えると、彼は

「俺、同じクラスの畑中昇太。君もこの塾に通うんだね。よろしく。」

と挨拶をしてくれました。

「こちらこそよろしくお願いします。私は小鳥遊マヤといいます。」

と挨拶をすると、

「今日、学校で自己紹介してもらったばかりだから流石に覚えているよ。それにしても、君、勉強すごくできるんだね。うちの学校、入試よりも転入試験の方が数倍難しいって聞くよ。それに、塾も国立医学部コースだし。・・・って俺もか。」

と言って笑いました。

それから先生がやってきて、授業が始まりました。

 






小鳥遊マヤ→秀華学園、2年生

畑中昇太→秀華学園、2年生



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