52.追試まで⑳
私は塾の宿題を終わらせる為にひたすら問題を解いていきます。明日、1日鷹村くんに勉強を教えることになったので、今日中には半分終わらせないと提出日に間に合いません。山徳の水羊羹で上質な糖分を脳に供給したこともあり、宿題はかなり捗りました.気がつけばもうすぐ1時。あと2ページ終わらせたら半分のノルマを達成することができます。時計を見るともうすぐ1時。もう一踏ん張り!
その時、鷹村くんから『今日も、1日おつかれさまでした。俺はそろそろ寝ます。小鳥はまだ起きていますか?勉強してるのか?塾の宿題分厚かったけど、終わりそうか?俺のせいで小鳥の勉強時間が減ってしまってごめん。ところで明日は何時に伺えばいいですか?』というメッセージが届きました。
あ。時間決めてなかった。そうだった・・・。私は『明日の時間、決めていなかったね。何時がいい?うちはおじいちゃんもおばあちゃんも私も早起きだから早い時間からでも大丈夫だよ。鷹村くんの時間にあわせます。それと、私のことは心配しないでください。勉強は得意だから。私はもうしばらく宿題をやります。』というメッセージとホーク大佐の大丈夫だ!というスタンプを送信しました。
すると『明日は10時から10時半頃に伺います。よろしくお願いします。』というメッセージと笑顔のひよこのスタンプが届きました。
私は『了解!!お待ちしています。』というメッセージとホーク大佐の。おやすみスタンプを送信しました。
「ふー。やっと半分終わった。ん〜」
私は大きく伸びをすると、お茶を飲みに台所へ行きました。私はアイスティーとオレンジジュースでオレ ンジティーを作り、今日は砂糖を少し入れて飲み干しました。
「ふぅ。」
鷹村くんから教えてもらったオレンジティーは休憩時の飲み物としてすっかり定着しました。宿題は半分終わったけど、眠くもないしもうちょっと頑張ろっと。私は気合を入れなおすとコップを洗い自室に戻りました。
「よし、あと5ページがんばったら横になろうっと。」
登場人物
小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。
鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。
小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長
小鳥遊富士子→マヤの祖母
森田先生→マヤ(2年A組)の担任
東口先生→秀華学園の生活指導の先生
畑中昇太→秀華学園、(2年A組)
椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。
滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)
林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)
ひぐりん→鬼山高校の先生
菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)
川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)
小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)
小川→鬼山高校




