表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/180

50.追試まで⑱

 それから私たちは英語の試験範囲を一通り終えることができました。スマホの時計を見ると19:03の表示が。私は

「いつの間にか7時か。頑張ったね。」

というと、ふすまが開き(お風呂上がりの)おじいちゃんが

「鷹村くんいらっしゃい。ご飯ができたから手を洗ってきなさい。」

と頭を拭きながら言うと、鷹村くんは

「おじゃましています。ありがとうございます。」

と頭を下げました。鷹村くんは不良なのに本当に礼儀正しいな。私は

「わかった。今行きます。」

と言って鷹村くんを洗面台に案内しました。鷹村くん手を洗い、私が手を洗っていると鏡越しに鷹村くんと目が合いました。鷹村くんは

「ご、ごめん。」

と言って下を向きました。私は手を拭きながら

「何で謝るの?」

と尋ねると

「いや。何となく。」

と答えました。

 

「さ、たくさん作ったからどうぞ。」

とおばあちゃんが言うと、私たちは「いただきます。」と言って食べ始めました。鷹村くんっておいしそうに食べるな。っておばあちゃんのちらし寿司は世界1だけど。私もちらし寿司をいただきます。ぱくっ。ん〜最高。今日は山徳の水羊羹といい、おばあちゃんのちらし寿司といい、至高の一品を2回も味わうことができました。私は

「おばあちゃんのちらし寿司、ホント美味しい!去年の7月以来だから約11か月ぶり。最高!!」

と言うと、おばあちゃんは

「いっぱい作ってるからたくさん食べなさいね。鷹村くんも遠慮しないで食べて。おかわりもしてね!」

と言うと、鷹村くんは

「ちらし寿司とお吸い物、おかわりしてもいいですか。」

と言うとおばあちゃんは嬉しそうに鷹村くんのお椀を持ってガス台の所に行きました。私は鷹村くんのお皿を受け取ると、

「ちらし寿司どのくらい?ストップて言ってね。」

と言ってお寿司をよそっていくと、

「ストップ。ありがとう。」

と言って受け取りました。鷹村くんも、おばあちゃんのちらし寿司の美味さに興奮して顔が赤くなっています。わかるよ。その気持ち。私は

桜でんぶと、卵とのりはセルフサービスで。」

と言うと、鷹村くんは

「はい。」

と言ってトッピングをしました。おばあちゃんは鷹村くんにお椀を渡すと、鷹村くんは

「ありがとうございます。」

と言って受け取りました。私と鷹村くんはおじいちゃんとおばあちゃんから試験勉強の進捗状況だけでなく学校のことなどインタビューを受けながら夕飯を食べました。・・・今日の夕飯は賑やかで楽しいな!



登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)

林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ