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45.追試まで⑬

 昼休みになるとしいちゃんもやってきて、(畑中くんと私と)一緒に昼食を食べます。しいちゃんは

「たかちゃんのお母さん、休みの日にもお弁当作ってくれるんだ。優しー。うちなんて、休みの日ぐらい弁当買えってコンビニ弁当です。この唐揚げも美味しそう。」

と言って口を開けます。私は

「おばあちゃん、喜ぶよ。」

と言ってしいちゃんの口に唐揚げを入れます。すると

「おいしー。たかちゃんのおばあちゃん天才!たかちゃんのご両親は忙しいの、塾の初日はおじいちゃんが迎えにきてたでしょ。」

と尋ねます。いずれわかることだから、いっか。

「両親が2週間前に事故で亡くなって。それでアメリカから祖父母のいるここに引っ越してきたの。」

と出来るだけ明るく答えました。するとしいちゃん急に泣きそうな顔になって

「ごめんね。」

と謝りました。私は

「私も言ってなかったから。ごめんね。心配しないで。私、しいちゃんには感謝してるんだ。転校初日に秀華学園があまりにもアメリカの学校の雰囲気と違いすぎて、馴染めるか不安しかなかったの。ここでしいちゃんが声をかけてくれて、こんな元気で楽しい子もいるんだって安心したんだ。しいちゃんのおかげで学校、楽しいよ!ありがとう。」

と言うと、しいちゃんは

「どういたしまして!!そーゆー風に言ってもらえて嬉しい!うちの学校は超進学校だから勉強第一って感じだよね。休み時間も勉強している人が多いからから友達とわちゃわちゃする光景ってあんまり見ないよね。なんてゆーか、みんな青春しよーよ!って叫びたくなる環境だよね。それはそうと、たかちゃん。これからも仲良くしよーね。何かあったら相談とかにも乗るし。」

と言って私の手を握ります。すると畑中くんが

「大変だったね。だから5月下旬とか変な時期に転校してきたんだね。さっき歌が言ってたけど。俺も何かあれば力になるから。」

と言って、

「ほい。」

とチョコレートを私としいちゃんに渡しました。私は

「しいちゃん、畑中くん、ありがとう。」

と改めてお礼を言いました。

登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)

林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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