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37.追試まで⑤

「朝何があったの?」

と畑中くんは私に尋ねます。私は朝の出来事を順序立てて説明しました。そして、

「謝ってもらったし、気にしてないから、なんでそこまで鷹村くんが落ち込んでるのかわからないんだけど。」

と伝えると、鷹村くんが、

「朝、メッセージを送ったら既読スルーされて。それから何度かメッセージを送ったけど既読にもならなかったから。小鳥がまだ怒っていると思って・・・。だからもう一度謝って許してもらおうと思った・・・。」

と小さな声で言うと、畑中くんは

「それでここで待っていたわけだね。」

と鷹村くんに優しく語りかけながら彼の背中をさすっています。え?彼はすごくやばい不良じゃないの?キャラ違っていませんか?と私は心の中でツッコミを入れます。

 私は

「朝、鷹村くんからのメッセージを確認してたときに、滝川さんから宿題の質問を受けてそのままにしてた。うちの学校は授業中、携帯の電源を切らなきゃいけなくて。ごめんなさい。返信をせずにそのままになってた。」

と伝え、携帯の電源を入れました。

 『メッセージ4件。』


『さっきは嫌な思いをさせて悪かった。』というメッセージと、ひよこがごめんと頭を下げているイラストのスタンプ。これは朝読んで返信をしなかったのよね。


『さっきはごめん。』というメッセージとひよこが泣いているイラストのスタンプ。


『本当にごめんなさい。土曜日は一緒に勉強してくれますか?』メッセージと、ひよこがごめんと頭を下げているイラストのスタンプ 


『朝は本当に悪かった。お前にいちゃもんつけた奴には2度と小鳥に近づかないように言っています。ごめんなさい。』というメッセージのみでひよこちゃんのスタンプはありませんました。


鷹村くんは追試がの結果が悪かったら留年になるから必死なんだよね。こんな時に不安にさせて申し訳なかったな。と思い、

「私、学校では基本スマホの電源切ってるの。追試前なのに不安な思いをさせてごめん。追試で困らない様にちゃんと勉強は教えるから、鷹村くんは引き続き勉強頑張ってね。じゃあ、私これから塾だから。」

と鷹村くんに伝えると、畑中くんは

「小鳥遊さん、次の電車でも間に合うでしょ。鷹村くんは追試前で不安なんだから話を聞いてあげたら?俺、席取っててあげるから。前?後?真ん中?」

と尋ねたので、私は

「真ん中の端。」

と伝えました。



登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)

滝川 恋れん→秀華学園、(2年A組)

林 頼人らいと→秀華学園、(2年A組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

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