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101.追試まで71

ホームに着くと、

「噂通り、鷹村マジで秀華の真面目眼鏡ちゃんと学校に行ってんだ。ねぇ、君?鷹村に弱みとか握られてる?」

と鬼山の制服を着た、両耳にピアスを2つづつ付けた韓流ドラマに出てくるようなが男子生徒が声をかけてきました。

「鷹村くんはこれまでどんな学生生活送ってきたの?なんか彼に変な誤解されてるよ。」

「しらねぇよ。あいつがが勝手にそう思い込んでるだけだよ。」

私と鷹村くんが話をしていたら、

「俺の話聞いてる?」

「え、あぁ、別に弱みとか握られていません。」

「そーゆーことだ。」

と言って私の手を引いてピアスくんから離れようとすると、

「ねー。待ってよ。鷹村くん。」

「あーん?なんだ、和田。」

と怖い顔で彼を睨みます。

「もー、鷹村くん、何不良みたいなことやってるのよ。・・・って鷹村くんは不良だったね。忘れてた。」

「小鳥、何1人でボケツッコミしてるんだよ。」

「本当だ、ボケツッコミしてた。ふふふ。なんかうける。」

「何だよ。気づいてなかったのかよ。」

「うん。」

「小鳥はお笑い好きなのか?」

「うん。漫才とか落語とかコントも好き。日本のお笑いはクオリティすごく高いよ。」

「落語も聞くんだ。しぶいな。」

「うん。大好き。小さい頃から落語のカセットやCD、DVDなんかをおじいちゃんから借りてよく聞いていたの。おじいちゃんが言ってたんだけど、文化センターで噺家さんが独演会や、2人会をよくやってるって、だからその時は見に行きたいと思ってるの。」

「俺、落語って聞いたことない。そんなに面白いのか?」

「面白いよ。だって話の内容もオチを知ってる話を聞いて面白いんだよ。すごくない?」

「新ネタとかじゃねーの?」

「そーゆー落語もあるよ。」

「へぇ。面白そうだな。」

「うん。今度DVD貸してあげる。」

「俺、見るなら落語、詳しくないから小鳥に色々聞きながら見たいよ。」

と鷹村くんと話していたら

「俺の存在忘れてんじゃね?」

とピアスくんが言います。

「・・・あ。忘れてた。」

と私の本音が口から溢れると、

「俺、超落ち込んだ。俺、結構モテるんだけど。」

なんだ、ピアスくんって構ってちゃんなの?めんどくさ。

私は

「あ、それはよかったですね。じゃあ、私達はこれで。」

と言ったタイミングで電車が来るアナウンスがあり、ホームに電車が入ってきました。

登場人物

小鳥遊マヤ→秀華学園、高校2年生(2年A組)。アメリカに住んでいたが両親を事故で亡くし、祖父母に引き取られ日本に戻ってきた。

鷹村龍→赤髪。鬼山高校の2年生。他校の不良たちと度々問題を起こしてきた問題児。

小鳥遊巌→マヤの祖父、たかなし医院の院長

小鳥遊富士子→マヤの祖母

森田先生→マヤ(2年A組)の担任

東口先生→秀華学園の生活指導の先生。担当教科は数学。

畑中昇太→秀華学園、(2年A組)

椎名歌→秀華学園、(2年A組)。あだ名はしいちゃん。

滝川 恋 (れん)→秀華学園、(2年A組)

林 頼人 (らいと)→秀華学園、(2年A組)

馬場正 (ただし)→秀華学園、テニス部、クラス委員(2年A組)

秋山淳子→秀華学園(2年A組)

木村正雄→秀華学園美術部部員(2年B組)

ひぐりん→鬼山高校の先生

菊田毅→金髪。鬼山高校(2年)

川村利明→茶髪。鬼山高校(2年)

小森健太→緑髪。鬼山高校(2年)

小川→鬼山高校

和田→鬼山高校

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