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〜出逢いの中のであい〜

作者: kou

 これは、物語の様な現実の話だ。


とある日の夜に、一本の電話がきた。朝起きて折り返し電話をかけると、知人の社長からの電話だった。

昨日の電話は、何でした?と尋ねると「今何してる?」、「ご飯行かない?」、私は頭が目覚めていなかったので「どうしたんですか急に」と言葉を放った。突然だが、翌週社長と会うことにした。

私は、ラフな服装で社長に会いにいった。場所は市内の「ゲストハウス」だった。

 今から試験ね!!「??」たなった。言われた通り試験を行いとあるホテルの駐車場に車を停めて中に入ると、「来月から入社する〇〇さんね!!」私は絶句した。

社長は、「〇〇さん」は私と似てるよね。一緒に働こうとのことだった。社長は、2030年に売上高100億の企業を創る、営業利益率10%の企業になると私に話した。私は、なんて頭がぶっ飛んでいる社長なんだと思った。しかしその反面面白そうと思った。

 社長は私に、「人生賭けてみない?」となげかけてきた。

私は一晩考えて結論をだした。入社しよう。二ヶ月後、入社することになった。その二ヶ月の間で社長との距離感は近くなっていく。

一つ目は東京に急に行くこと。二つ目は講演会に一緒に行くことである。先ず、東京へ行った経緯を説明する。普段の仕事が終わる寸前に社長から連絡が入っていた。内容は、「話せるか?」だった。はい、と返答すると次はとあるホテルに来てくれないかとのことだった、そして、「どうしたんですか?」と、尋ねると今から東京まで運転できる?と聞かれた。私は、え?と思いつつ次の日が休みだったので二人で夜中東京に行くことになった。東京に着いたのは、深夜一時頃である。そこで社長は「店行きたいな」と呟く。私は港区(三田)周辺でお店を探す。お店は灯りを消していたため、二人でコンビニに向かいハイボールと食べ物を買って車の中で乾杯した。この時はその後車中泊するなんて思いもしなかった。だが、案の定車中泊をした。私は一睡もできなかった。翌日、社長は講習に九時頃向かう。私は死んだ顔で三田から新宿に地下鉄で移動した。帰りのバスでも眠れなかった。

地元、飛騨高山に到着したのは14時頃である。この時の感情は、「楽しかった、安心した刺激になった、眠たい」である。急に決まった予定だったけど”なんとかなった”のだ。そう、心の中で人生なんとかあるなんて思えたらいいな、そう思った。

 どんな時も「人に優しくなれる様に」社長の背中から学んだ。

それから、社長と数回会って、社長の企業に入社することになる。入社するときに自分に問いかけてみた、「飛び込む勇気はあるのか?」私は、内向的な性格でひっこみ思考な側面があると同時にビックマウスで、目立ちたがり屋である。

飛び込む。ファーストペンギンの様に。

社長は、私に「自分と未来は変えられる」、「過去の解釈と他人の環境は変えられる」と教えてくれた。

こうして、社長の企業に入社することになった。所属としては来春に向けた新事業部とゲストハウスの管理である。

 出勤1日目の夕方、社長がとあるホテルにきて「今日の夜空いてる?」と私に聴く。私は空いてますと返答する。そう、夜飲みに行くという誘いだった。

そして、2人で夜の街に出かけた。

一軒目で二杯飲んだだけで、顔が赤くなり酔った。そして、二軒目に向かう。二件目は、社長の顔馴染みのバーである。

ハイボールを二杯飲んで気がついたらカラオケで歌っている自分がいた。いつになく陽気な自分が居た。人との関わりの中で感じる楽しさである。

 いつもは、本や音楽喫茶店で楽しさを感じるから新鮮であった。

この社長との出逢いで「私」という「小さな物語」であると考えることである。その時間、その時が大切な出逢いがある。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 人生の新しい章の始まりと新しい生活様式の探求が、素晴らしい出逢いをもたらすように見えます。
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