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名も無く果てなくスチャラカな200字

魔王と警官【200字】4401

 飲み屋で暴れた男が逮捕され勾留されていた。相手は大ケガで入院、一見物静かだが危険な男だ。

 見張りの警官に男は魔王を自称した。まだ酔っているのだろうか?


 警官は暇潰しに男をからかって訊いた。神について地獄について、人間、宗教、腐った世相……

 それらに真摯に答えた後、魔王は忙しい身なのでそろそろ失礼すると言って煙のように姿を消した。


「これが起こった事の全てです……だから逃がしたわけじゃない、信じて下さい!」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 信じてくれる人間はなかなかいないかもですが、めっちゃ貴重な聞き取りをしているのが凄いです。お巡りさん、エッセイ書いたら売れないかしら……情報漏洩で怒られるかしら……。帰り際の言葉がいかにも…
[良い点] 確かに本物の魔王ならば、人間が作った刑事施設から逃げ出すなんて訳はないですね。 警官が魔王を質問攻めにしたのが暇潰しなら、飲み屋でトラブルを起こして拘留されたのも魔王なりの暇潰しなのかも知…
[良い点] 魔王帰っちゃった。 そうか、逃してしまったことになるのですね(苦笑)大変!!
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