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朝の静寂から

作者: 人間詩人

日曜日の朝は静かだ

物音が聞こえては来ない

まるで夜のようである


最近だが音楽が

うるさく聞こえるから

神経関係が弱っているんだなと感じている

無音に近いぐらいが

ちょうど良い


相変わらずの

寝たきり生活が続いている

行動する気力も無く

ひたすら部屋に入り込む光を眺めているだけだ

たまに時計を見るが

特段気にはしない

ただ髪の毛が伸びて来たから

カットに行かなければと

思うだけである

行けない理由は

途中でパニック状態に

陥ったら不安で仕方が無いからだ


一種の心の闇だと

感じている

特効薬はない

ひたすら安静にしているだけが薬のような

ものである

厄介なものを抱えて

しまったと感じながらも

暮らしている始末


もう完全に闘いの力は

抜けてしまい

怠け者のように

寝ているだけが人生と

なっている

会話すら無い

食べることも

それほど楽しくは無い


残されたものと言えば

惰性だろうか

このままラストまでは

怠け者で生きるしか

有るまい

何かの楽しみを

見つけることも

終わってしまったようである

不変では無い人生には

活動期を終えると

無気力な無空間しか

残存させては

くれないようである

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