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◇ 第一部 キャラ設定集 その2

第二回はヘレストロイアの四人の紹介です。

ちなみに、四人全員名字はちゃんとある設定ですが、未設定なので今回は未記入です。







〔リオ〕


性別:男 種族:獅子族

二つ名:《勇獅子》


年齢:19 身長:176cm

体型:戦士として理想の体型

目の色:黄色 髪色:白/ツンツンとしたベリーショート


レベル:☆4の最終盤(☆5直前)

強さ指標:Sランク-下位

成長タイプ:攻/速型(4:1:3:2)


ギルド:リブラの天秤

所属:ヘレストロイア



=説明=


 ギルド『リブラの天秤』の『ヘレストロイア』に所属している獅子族の男。『ヘレストロイア』の近接攻撃役 兼 ボケ担当。

 

 二十歳を超える前に若くしてSランクに上り詰めた天才剣士。


 Aランクの頃から『ヘレストロイア』の一員であったが、他三人が既にSランクで居る中一人だけ取り残されていた悔しさから、死ぬほど努力し、今の強さを手に入れた。

 その後にある魔物を討伐し、現在のランクを認められることとなる。


 とはいえ、全世界に居るSランク全体で見ても、その強さはまだまだ下から数えたら方が圧倒的にはやく、弱めのSランクの魔物を一人で倒すことも困難(一応、Sランクの時点で常人離れした強さを持っているが)。

 ただ、自他ともに若さもやる気も才能も勇気もあることは認めているので、伸び代はたっぷり。


 性格は熱血漢であり、大抵のことはやる気とテンションで乗り越えられると考えている。

 この性格だからこそ今の彼があるが、逆によっぽどのことがない限り冷静にならないので周囲からはバカだと認識されている。

 しかし、噂によれば子供の頃は臆病だったとか。


 カカを驚かせたことで、結果的にザンが呪われてしまう原因を作ってしまった際は流石に落ち込み、まるで別人のようになってしまった。そのため同ギルドの仲間達から非常に心配された。


 その後、ザン本人から励まされたため、彼に報いるためにもっと冒険者を頑張ろうと心に決めたようである。


 ただ例の件は流石に反省し、それから危険物を取り扱ってる最中にふざけたりすることはなくなったらしい。


 趣味はスポーツ。好物は肉類全般。

 最近の悩みは、種族の血の影響で、短い髪型を保つのが難しいこと。



=宝具pickUP=


・「勇気の剣 ブレイブ」

光属性の攻撃を極大アップさせる基本効果に加え、所有者の気持ちに応じて剣自体の強さと光属性攻撃の強化を自動で行うことができる長剣。

テンションでなんでも乗り切ろうとするリオと非常に相性が良く、本人もこの剣を生涯の愛剣であると感じている。


・「速攻のアンクレット ファスター」

装備者の攻撃力と素早さをそれぞれ1.2倍にする足首輪。

自身のステータスと合致するこの宝具を所持しているので、ロナが宿泊していた四日の間に彼女のリキオウを目にすることがあったが、特に羨ましいと感じたりはしなかった。




〔ブリギオ〕


性別:男 種族:ノーマル族

二つ名:《熱心の鉄人》


年齢:25 身長:185cm

体型:筋肉もりもり

目の色:茶色 髪色:灰色


レベル:☆5序盤

強さ指標:Sランク-下位

成長タイプ:防御型(3:5:1:1)


ギルド:リブラの天秤

所属:ヘレストロイア



=説明=


 ギルド『リブラの天秤』の『ヘレストロイア』に所属している男。『ヘレストロイア』の盾役 兼 ツッコミ補佐担当。


 『ヘレストロイア』として自慢の守備の高さで仲間三人を守り抜き、単独で戦闘する際は相手の攻撃を耐え抜いて隙ができたら片手斧による重い攻撃を打ちつけるスタイルで戦う。


 『ヘレストロイア』は防御力が低いメンバーが大半なので、彼の存在はパーティとして非常に重要である。

 また、Sランク単身としてはあまり強い方ではないが、そこそこの結果は残している。


 超真面目な人物。

 規則・規律といったものを遵守する傾向にあり、リオを注意している様子を頻繁に見かけることができる。

 ただ、表情も口調も堅苦しいため勘違いされやすいが、根は非常に優しく、気がついたら人助けをしている。


 そんな性格のため、ザンの呪いの件に関して、側から見るよりもより深く、より重く捉えており、実は励まされている最中も、彼が否定している「冒険者を辞めてしまう」以外の責任の取り方を考えていたほど。

 

 《大物狩り》の一件の後はさらにザンに恩までできてしまったためひっそりと頭を抱えているが、同時に彼の強さを目の当たりしたのでホッとしてもいる。


 そんな優しさに惹かれたためか、かなり友人が多く、その中には著名人や他ギルドのSランク冒険者なんかも多数いる。

 なんなら、『リブラの天秤』所属の冒険者の中で最も顔が広いと言っても過言ではない。


 趣味は友人と静かに大人に酒を嗜むこと。

 昔からの悩みは老け顔であること。



=宝具pickUP=


・「頑丈の腕輪 ハーディオウ」

装備者の守備力を1.5倍にする防具。

顔以外、常日頃から全身鎧だらけなのでわかりにくいが、ブリギオはこの宝具を所持している。

元から防御が異様に高い彼と、この宝具は相性が良い。


・「優しき巨盾 ハートフル」

ドアほどの大きさがある盾。基本性能として闇属性の攻撃を受けた際にその威力を極大ダウンさせる。

そして装備者の受ける回復魔法の効果や、補助魔法の効果を上昇させ、この盾の装備者より後ろに居る仲間と認知している存在にまでその効果範囲を拡大することができる。

つまりはブリギオを先頭に置き、彼に向かって補助魔法などをかけただけで、後ろに居る味方全員がそれより強い効果を得ることができるという代物。

この宝具の存在がブリギオを、よりこのパーティにとって欠かせない要となる人物に押し上げている。




〔 カカ 〕


性別:女 種族:ホビット族

二つ名:《小さな賢人》


見た目年齢:12歳 (ホビット族換算で20歳)

実年齢:パーティ内で上から二番目

体型:幼い少女

目の色:緑 髪色:茶金


レベル:☆5中盤

強さ指標:Sランク- 中位

成長タイプ:魔/防型(1:3:2:4)


ギルド:リブラの天秤

所属:ヘレストロイア



=説明=


 ギルド『リブラの天秤』の『ヘレストロイア』に所属している女性。『ヘレストロイア』の回復・補助役 兼 魔法攻撃補佐 兼 メインツッコミ担当。


 回復魔法と補助魔法を得意とし、賢者に適性がある。

 補助だけでなく地属性や植物の魔法を使った攻撃も行うことができ、一人だけでも攻守共に優れている人物。

 言動や見た目からでは判断できないが、四人の中では一番頭の回転が速く、パーティ内で参謀的役割を果たしてもいる。


 ホビット族の性質として見た目は幼い少女であるが、酒の飲める年齢はとうに超えている。

 さらに魔力の知識に精通しているため、それを活かして色々行なって寿命を伸ばしたりはては若作りまでしており、ホビット族としても本来の年齢に準拠した見た目であるとは言い難い。

 故に、実年齢は身内とドロシア以外誰も知らない。


 基本的に独特な「です・ます」口調で会話をする。

 自身の見た目と相まって「可愛い」と言われることが多いため、本人は自分の口調を非常に気に入っている。


 普段は無邪気に振る舞っているが、時折リオに毒を吐き、逆に彼にからかわれることもある。

 しかし根は心配症であり、仮に自身が何かミスをしてしまった場合はひどく落ち込んでしまうし、仲間が傷を負った場合は執拗に心配する。


 ザンの件に関しては自分が手を下したようなものだと思っており、死ぬほど後悔していた。

 ドロシアが行動を起こしていなければ、冒険者を引退するどころじゃ済まず、何かしら自信を痛めつける行動をとっていたと思われる。


 ザンに励まされてからは、再び冒険者を頑張ると決め、ドロシア達のためにいつも通りの自分に戻るよう努めている。

 とはいえ自身の犯した罪と、ザンに救ってもらった恩が消えたわけではないので、何かしらの償いと礼を考えている最中である。


 また、可愛いのでロナを気に入ったようだ。


 趣味はパン作り、可愛いもの集め。

 昔からの悩みは、背が見た目12歳だとしても小さい方なので、高いところに手が届かないこと。



=魔法pickUP=


・[ライフナー・イムセット]

札抜きで人間が習得可能な最上級の回復魔法と同等の威力を持つ究極回復魔法。故に発動後の効果そのものは究極魔法としては大したことはないが、利便性に優れている。

予め唱えておくことで、その対象が傷を負った際に自動で再発動し効果を発揮する(ある程度小さな傷はダメージは無視する)。

予約できる回数に制限はないが、使用されなかった分は二十四時間で効果が無くなる。

ダンジョン突入前などは、だいたいこの魔法を自分含めた三人にそれぞれ十回ずつ、盾役のブリギオには二十回唱えているのだそう。



=宝具pickUP=


・「賢人の帽子 インテルラ」

基本性能として装備者の補助魔法の効果が特大アップする。

また、装備者は究極魔法以外の見聞きしたことがある魔法を、この帽子を媒体として、習得していなくとも再現できるようになる。

カカは魔法や魔力に対する知識が豊富なので、人が札なしで覚えることのできる魔法のほとんどを使える。

とはいえそれらを攻撃手段として使うことは少ない。




〔 ドロシア 〕


性別:女 種族:エルフ族

二つ名:《銀靴の魔女》


見た目年齢:20歳 (エルフ換算でも20歳)

実年齢:エルフなので見た目の3~4倍

体型:いい意味で着痩せするタイプ

目の色:紫 髪型:黒/長い三つ編み


レベル:☆5中盤

強さ指標:Sランク- 中位

成長タイプ:魔力強度型(1:1:3:5)


ギルド:リブラの天秤

所属:ヘレストロイア



=説明=


 ギルド『リブラの天秤』の『ヘレストロイア』に所属している女性。『ヘレストロイア』の魔法攻撃役 兼 傍観担当。

 

 彼女の扱う魔法は非常に威力が高いものばかりであり、パーティの主力を担っている。主に風魔法と水魔法が得意。


 また、『ヘレストロイア』内単独の実力だと彼女が一番強いという評価を同業者から受けている。

 ただし、魔法以外の戦闘方法が一切ないので近づかれると弱い。

 

 エルフ族は皆、必ず美しく生まれてくるという法則があり、彼女もまた例に漏れず非常に容姿淡麗。

 道を歩けば老若男女問わず同種以外のほぼ全員が一度は必ず振り返るほど、との噂がある。

 

 そういった周囲の反応に対し、本人は内心しつこいと思っているが、褒めてくれてはいるので我慢して黙ってる。


 また、エルフ族は普通の人間の3~4倍の時を生きる種族でもあり、やはりまた、彼女も見た目の年齢より一般基準で高齢である。

 

 実は冒険者を始めたのはここ10年以内のことであって、彼女の人生からしてみれば最近。

 それまではずっと一人で魔法の研究をしており、エルフ族の中でも相当な変わり者で通っていた。

 研究に没頭するあまり誰とも話さず過ごして数年間など当たり前だったため、喋り方がたどたどしい。


 ひょんなことから魔法の知識で話が通じるカカと出会い、彼女との会話で研究した魔法を使ってみることに興味を持ったため、カカと一緒に冒険者となることを決め、『リブラの天秤』の門を叩き、その後すぐに『ヘレストロイア』が結成された。

 

 そのためギルド内では一番カカと仲が良く、やたら頻繁に彼女の遊びに行き、一緒のベッドで寝たり抱きしめて遊んだりしている。

 無論、リオとブリギオのことも仲間・友達として好きであるがそこまではしない。


 故にザンの一件で『ヘレストロイア』に亀裂が入ったのは、ギルドとパーティが自分の居場所と認知し始めていたドロシアにとって、何よりも過去一番の危機であった。


 ザン本人にお願いして解決してもらったあとはもっと仲間を大事にしようと心内に決めており、仲間との時間をめいいっぱい楽しむことにした。

 また、そのザンには苦手な口調の人間ではあるものの心の底から感謝しており、いつか菓子折りを持ってお礼しにいかなきゃなーっと思っている。


 趣味は魔法の研究、好物はみんなで食べるBBQ。

 前々からの悩みは、長生きなエルフ族の自分より先に、リオとブリギオが居なくなってしまうのが確実なこと(カカに関してはある秘密を知っているのでずっと一緒にいられるという認識でいる)。



=魔法pickUP=


・[トルネオン・グラビニオ]

風属性と重力系が複合された究極攻撃魔法。空気に重みを持たせ、見えない物体として変幻自在に操作し、相手を押し潰す。

ドロシア本人に曰く、見えない風の柱を降り注がせているイメージらしい。隕石のようにもできるのだとか。

彼女以外にそれが見えないので、それを聞いた者は大半がコメントに困っているが、強力な魔法であることには間違いない。


なお、この他にも数個、攻撃系究極魔法を習得している。



=宝具pickUP=



・「帰還の靴 トト」


魔力を消費しながらカカトを鳴らすことで、登録した場所に瞬時に移動できる銀色の靴の宝具。

彼女の二つ名はこの靴からつけられており、それほどずっと身につけている。見た目・性能共に非常に起き入りの一品。

ドロシア自身に触れているモノにも効果が及ぶため、依頼を完了した瞬間や、ダンジョンから帰る時など、もっぱら『ヘレストロイア』の帰宅限定の移動手段である。

また、ダンジョン攻略中にたまたま隠し部屋を見つけ、裏のボスと戦うことになった際。あまりにそのボスが強くて自分達では苦戦して消耗しきると判断したため、そのボスの持っていた宝具の武器だけ奪ってさっさと帰ったというエピソードもある。

ちなみにその武器は今、ブリギオの片手斧として使われている。

そして《大物狩り》が狙っていたのはこの靴の利便性であった。



〔 ヘレストロイアそのものの評判 〕


『リブラの天秤』に同時に入団したドロシアとカカが設立したパーティ。二人の弱点を補う形でブリギオ、リオの順に加入していった。

全員が個人でもSランク冒険者であるSランクパーティというのはそれなりに珍しいため、注目を浴びている。


そして全員人柄がいいため、周囲の人間や一度でも仕事を頼んだ依頼人からは実に好評である。リピーターや指名してくる者も非常に多い。


このように一般人やギルド内からの評価・評判は非常に良いが、他ギルドの同業者、それも同じSランクともなれば話は違う。

そういった人らからは「ギリギリAランクか否かの連中が集まってできた烏合の衆である」という見方も少なくないのだそう。


ただ、四人集まった時が『ヘレストロイア》の本領発揮であり、その時の彼らの強さやチームワークの巧さは誰しもが認めている。

もし仮に四人同時に正面から挑んだ場合、「Sランク四人同時相手」以上の苦戦を強いられるだろう、とも。


ちなみに『リブラの天秤』に所属しているSランクの冒険者は彼らだけではないが、一番目立っているのはこの四人なので、同ギルドは世間では『ヘレストロイア』がエースのギルドだと思われている。






すいません、書いてて気がついたら日を跨いでました。

次回はボス敵紹介+現段階の強さ比較です。

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