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32話

お久しぶりです。

和也sideーーー


ピピピッ…ピピピッ…ピピピッ…


鳥の囀りと一緒に小うるさい目覚まし時計の音が鳴り、目覚ましを止めてこのまま二度寝を決め込みたい気持ちを抑え起きようとするが右腕に重みを感じて起き上がれない。


目ボケ目を左手で擦りながら右を見ると姉の顔が視界いっぱいに映り込んだ。


「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」


俺は何時だかに見たきゅうりで驚く猫のように飛び上がってしまった。

その勢いでベッドから落ちてしまったがそんな事は些細な事だ。

そんな事より何故姉さんが俺の部屋に居るのかが不思議で仕方がない。

寝ぼけて俺の部屋に入り込んでしまったのか?


「んぅ…」


っ…!!!


俺がベッドから落ちた衝撃で姉さんが起きそうになったので俺は身を屈めてじっとした…




ってなんで俺が気を遣わなきゃいけないんだ!


「姉さん起きてくれ!」


俺は未だに綺麗な寝顔で俺のベッドを占領している姉を揺すり起こす。


「ンン?」


姉さんは揺すられた事で起き上がると1度あたりを見回し視界に俺を見つけた。


「起きてくれ姉さん!」


「あぁ、和也だぁ!」


「のわァァァァァァァァ!?」


なんといきなり姉さんが抱きついて来たではないか!

ヤバいいいい!胸がぁぁぁぁぁ

俺の胸に押し付けられて形が変わっているのが分かる。


そんな余韻に浸っていると。


「ん?何か固い…」


それはまずいです。


一気に血の気が引き俺はその場から飛び退き顔を洗いに部屋を出た。


1人取り残された姉さんは


「あれ?和也?」


一瞬で部屋から消えた和也に1人呆然としていた。




柚香sideーーー

何か固い物を触った途端に和也が慌てて出て行ってしまった。


あれは、もしかして…


「ぐへへへ…」


おっといけない涎が。

まぁ、何がともあれ収穫はあった。

いい匂いだったし、お、お、おち…も触れたし。

やっぱり夜中に部屋に忍び込んでみるものですな~!


「デュへへへへ…」


恐らく今の私は人に見せられない顔をしてるだろう。

私にとって和也は今までのイメージを捨ててしまうほどの事が起こったのだ。

こんな嬉しいことはないね!


「さぁ、私も着替えて下に行きますか。」


そう言い自分の部屋へ着替えに行く。

何も変わらない。何も変わらない。

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