30話
これで許して下さい。
柚香Sideーーー
私は今、久しぶりに和也と二人っきりで帰っている。
なんと言うか、恋人みたい…なーんて!!!
キャーーーーー!
手、くらい繋いでも大丈夫かな?
姉弟だしそれくらい大丈夫だよね?
勿論私はそれ以上も望んではいるけども…
私は何気なくそろ~っと和也に手を伸ばす。
手が触れた瞬間和也がバッと手を引いてこっちを驚いた顔で見ている。
も、もしかして…
照れてる!?!?可愛いぃぃぃぃ!!!
流石愛しの和也、破壊力が半端ないわ!!!
正直言ってこの反応思い出すだけで1週間はオカズに困りません。
なに?ってナニですよ?
もっと可愛い和也が見てみたいわ!
「どうしたの和也?」
「い、いやそのて、手が…」
「手?手が繋ぎたいの?」
そう言って私は強引に和也の手を取る。
それによって慌てふためく和也。
もう堪らんです。
ここで押し倒しちゃっていい?ねぇ、いい?
流石に外でそんな大胆な事はしない。
勿論和也が望むならいいんだけどね?
「い、い、いや違うよ!?別に手を繋ぎたかった訳じゃ!?」
「?よく分からないけど久しぶりにこのまま帰りましょ!」
あぁぁぁぁ、和也が真っ赤になってる!可愛い!
そんなどんだけ脳内コレクション増やしてくれるの!
あぁ、カメラが欲しい!永久にその表情を取っておきたい!
その後私達は家まで手を繋いで帰っていたが和也はずっと真っ赤なままだった。
まぁ、かくいう私も表情が緩みそうになりまくりでしたけど…
外じゃなかったら鼻の下伸ばしてデレデレしまくりでしたよ。
「じゃ、僕は部屋に行くから!」
家に着くなり和也は手を離しさっさと2階に上がって行った。
「何この和也、可愛すぎ!?」
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