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煙草と魔法と格闘技〜固茹で卵気取りの転生譚〜  作者: ラーク
三章 太陽堕としと過去のしがらみ
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後日談


「もー、何すか。俺は早く帰りたいのにー。何でもう一回カネミネ山に登らないといけないんすか?」


「まぁ待て。良いもん見せるから」


「……何すか良いもんってのは?」


「それはたどり着いてからのお楽しみだ」


「お楽しみって……それにこの荷物は何ですか?」


「ナイショだ。」


「もー。目的くらい教えて下さいよー」


「今日、滅茶苦茶晴れてるだろう?」


「はい。雲はありますけど晴れてますねー」


「つまりは雨季が終わったっつう事だ」


「そうなんですねー。で?」


「今日は風もない」


「……で?」


「この時だけ見れる絶景がある。ほれ、着いたぞ」


「絶景っすか?……おぉ!」


「どうだよこの絶景。そこに広がるは空を写した大鏡!大空に広がる青い空と白い雲が、大地にもひっくり返って広がっている。ってな?来て良かったろう」


「……これはヤバイっすね」


「こいつが通称女神の鏡だ」


「……何故に女神?」


「女神様は上にいるだろう?おめかしする時にこの湖を鏡代わりに使うんだとよ」


「へぇ、お洒落ですね」


「で、だ!」


「はい」


「ロイド、荷物を出せ」


「了解です。……椅子と簡易食台?」


「そしてこれだ」


「おぉ!酒!と豆!と薫製肉!」


「これを見ながら飲む酒は美味いと思わねーか?」


「間違いないっすね!」


「んじゃあとっとと準備だ!」


「出来ました!」


「早ぇな!」


「早く飲みましょうよぉ!」


「わーかってるって。んじゃまぁ、お疲れ様だ!」


「「乾杯!」」


「……くぁ〜、たまらんな」


「いや、間違い無いですねこれ」


「燻製肉は炙るか?」


「お願いします!酒、注いどきますね。氷はどうします?」


「入れといてくれぃ」


「……俺、今度嫁さん此処に連れて着ます。絶対あいつ喜びますもん」


「女はこういう綺麗な絶景は好きだろうな。だがまぁ、来年だな」


「あれ?今年は?」


「今の時期だけだっつっただろう。条件も厳しいからな、いつでも見れるわけじゃあねぇんだよ」


「そんな!……今からコーネリア連れてこようかな?」


「アホか。ほれ肉いい感じだぞ」


「美味い」


「まったく……それにすぐに仕事が入って観光どころじゃなくなるぞ」


「……侯爵専属はブラック企業だったか」


「……何いってんだお前?ぶらっく?」


「……切実に休みが欲しい」


「……勤勉は美徳じゃなかったのかよ」


イメージはウユニ塩湖

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