深夜ラジオで生リク!
以前投稿していた「優しさにつつまれて」はR18指定をつけて再投稿しました。こちらには別のSSを差し替えることにします。ご指摘ありがとうございました(私自身も予てより悩んでおりましたので踏ん切りが付きました)。
はい、今日も始まりました! リスナーのお楽しみ「有名人に生リク!」のコーナーです。
なんと今晩のゲストはあのSSCのローレンス・シュバルツ氏ですよ~っ!
いつもの十倍くらいのリクエストメールが届いておりますが、その中から深夜放送でしか訊けないようなネタを発掘してみましたので、皆さん息を潜めて聴いていてくださいね~っ!
「息を潜めてって…。」(ローレンス朗らかに笑い中)
えーと、耳の穴をかっぽじっての方がよかったですかね?
(ローレンス爆笑中)
「い、一体僕はどんな質問をされるんですかっ」
テレビとはまた違ったイメージですが、ローレンスさんはオフのときはそんな感じなんですか? 実は笑い上戸?
「そうですねぇ、ツボにはまるとかなり笑いますね。」
今日のお召し物も素敵ですが、映像がないときくらいシャツとスラックスでなくても良さそうですが…実はこれもオフ仕様ですか?
「あー、そうです。もうこれは幼少時からのくせみたいなもので。基本的にボタンがあるものしか持っていないです。慣れてしまえばどうってことないですけど、たまにはTシャツとか着てみたいときもありますね。」
うわー。明日になったらTシャツが山のように届くと思いますよ!
「あはは、それじゃあお一人様一点に厳選してお願いします。お礼カード出しますよ。」
ホントですか! 皆さん、ローレンスさんのカードです! お宝ですね~っ! 僕も贈りますからよろしくお願いします。
「光栄です。」(笑)
さぁそれではそろそろ質問の方に移りたいと思います。まず一通目…これこそ深夜枠の特権ですよ。イーストエンドの三十代女性からの質問。
『ローレンスさんはどんな手順で相手に気付かれない手際の良さで服を脱がせているんですか? 是非教えてください。』
だそうですがっ。さあ、実際どうなんですか!? 僕も知りたいです、てゆーかご教授ください!!
(ローレンス爆笑中)
「うわー。どっからそんなネタ仕入れてくるんですかっ?」
そりゃあもう数々の女性遍歴のある方なので、記憶が定かではないと思われますが…その辺りからではないかと。
「はあぁ。」
そういえば最近は浮いた噂がないですね? あれですか、やはり以前昼のワイドショーで突撃されてた本命女性の件、ほんとうなんですねぇ。
「そうですね、今は彼女一筋ですね。なかなか振り向いてもらえないというか、手が届いたようでかわされているような。自分からアタックするとなると難しいですね。」
いやいや…ここまで愛されている相手の方、本当に羨ましいです。リスナーからしたら、早くくっつけばいいのにっていうのと、そんなの許せない、ていうのと二律相反する気持ちがありますかねぇ。
「そうですね、それがあるから、うまくいったとしても結婚するまでは公表するつもりはないですよ。」
本気ですね! もうそこまで気持ちは固まってますか。
「まぁ僕もそれなりの年齢ですし、いずれはと。まだ先は長そうですが。」
ほほぅ~。これは本当に結婚会見が楽しみです。
「会見はしないかもしれませんよ? 両親もしていませんし。」
えぇーっそんな殺生な~っ!!
「ははは、僕はいいけど彼女が気の毒じゃないですか。さ、じゃあ質問の答えですが…」
ああ、そうですね、脱がせる手順ですねっ。楽しみですねっ。
「手順というよりまずは手と口でちゃんと愛撫できるようにならないと駄目ですよ。脱がせる手は片方だけなので、それ以外を駆使して相手の意識をそちらに集中させてください。」
キスしたり撫でたりとかいうことですね?
「そうです。つまり最低限キスは上手でないと。後は片手でボタンやホックを外せればいいんで。」
ボタンに意識がいくとキスが疎かになるんですよね~。
「多分そういう人が多いですね。まぁ、相手に自分で脱いでもらったり、半分着たままっていうのもプレイとしてはアリですけど。やっぱり最初はリードしたいですよね。」(笑)
初めてするときですねっ! それは確かに…っ。
「それで外せる止め具は外しておいて、愛撫の一環として撫でながら体の曲線に沿って下に落とせばいいです、服。落ちます、簡単です。」
か、簡単ですか…早速今度試してみます。
あ! ボタンとかのない服の場合はどうしたらいいんですか?
「その場合はちょっとボタンのある服より脱がしにくいけど、下から手を入れて…ですね。あ、こんな感じで。」
ぼ、僕ですか!
今Tシャツの裾から片手が~。
「愛撫はしませんよ。」(笑)
も、勿論です。その気になりそうだから勘弁してください。
「で、さっき言った通りいろいろしながら…入れたほうの手も脇腹とか愛撫しながら肩から袖に手を入れるわけです。で、二人分袖に腕が通る感じでそのまま手先までいって、手の平を触りながら下に引いたら…。」
あ、なんだか簡単に片袖脱がされてしまいました。これ、あんまり脱がされているって感じがしませんね。
「でしょう。その調子でもう片腕抜いてもいいし、頭を先に脱がせて片袖は落としてもいいです。」
頭は難しそうですね~。
「難しくはないけど、流石に全く気付かれずには無理です。」(笑)
「ええと、首筋とか口でいろいろしながら、手を耳とか辿らせて…こんな感じで頭をぐるっと撫でます。」
あ! 脱げた! はやっ!!
「自分の腕を滑らせるように相手の服を外すのがポイントです。」
はー、それで反対側の肩から腕を撫でるとシャツが落ちると。
いやはや、体験すると凄く簡単そうなんですが。
「簡単ですよ~。要するに相手の肌とこちらの肌を合わせて、相手の肌に生地が当たらないように動かしたら『脱ぐ』という行為が誤魔化される訳ですから。」
多分今皆さん必死でメモを取っていますね、きっと。
僕も家で練習しますよ~。男のロマンですよね。
え? もう時間がない? 次のコーナーに行けって?!
ああ、時間とはなんと無情なものでしょう。
質問一つしか消化出来ませんでしたが、充実した時間でしたね!
それでは、ローレンスさんとはこれでお別れです。ありがとうございました!
「僕も楽しめました。ありがとうございました。」
今日のゲスト、SSCのローレンス・シュバルツ氏でした。
この〈World〉シリーズはR指定のものとそうでないものとあります。指定つきのものはシリーズ管理が出来なくて判りづらいのですが、あらすじに明記しておりますので是非他の作品もご覧頂ければと思います。