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第三話「友達見つけちまいまっせ」

適当、続いた。

あと、今更だけど不動産屋は関係ないよ。

「まじですか。続くのかよ」

アイスですどーも、皆さん。

なんとこの一ミリたりとも動かない物語の続きですよ。価値あるんですかね?

さて、私は今後100年ここから動けません。動けるようになっても10年後に力がまた暴走するそうです。

運が良ければ近くを通った人を半強制的に不老不死にして最終決戦兵器トモダチにしてやれるかもですが。

まあ、そもそも不老不死の薬的なやつがないんですけどねー!

そう。私の今の目標は二つです。友達ほちい。友達を不老不死にする何かがほちい。です。

友達は……人間って醜いし、適当に探せば不老不死になりたい奴とかいくらでもいるでしょ。つまり、特に問題視すべきは不老不死の方。友達探しと同時並行しても良いですが、万が一動ける10年間のうちに不老不死にしてやれなかったら自力でなってもらうって言う路線なので、ちと厳しいです。やっぱりまずは不老不死の薬的なやつの捜索が優先ですかね。

「そもそもあんのか?そんな都合の良い薬。」

さて、この話は一ミリも進展しないまま10年後とかにスッと展開が飛びます。安心して下さい。何も変わってません。


10年経ちました。あと嘘ついてごめんなさい。この辺り、温泉になりました。


えー、どうしてこうなったかっていうとですね。

時は3年ほど前の冬。私はもう7度目の冬だったんですけど、その年はめっちゃ寒かったんすよ。辺り一面白銀世界って感じです。極寒なんて言っても許される気がします。

そして、私の身体はありがたすぎるくらい頑丈なので、肌寒い程度ですんでたんです。でもですよ?肌寒い時が一番出ませんか?くしゃみって奴。

「へぅくくぐぐっちょちょーーい!!!」


くしゃみってどうしても力んじゃうじゃないですか。だからですね。私の力だと辺り一面どでかいクレーターになっちまったんですよ。7個の竜の玉集めるバトル漫画よりもエグいんじゃないでしょうか?

その衝撃が原因なのか、なんなのか、温泉の地脈をぶち抜いたみたいで、湯水がぶくぶくじゃぶーんってなりました。あ、今更ですが、語彙なんて期待してんじゃねぇぞ?

雪の中に暖かい温泉。誰だ今私の鼻水まみれの温泉って言った奴?

「ワタシだよー!」

「てめぇか不燃性の紙ゴミ」

「どんどん呼び名がひどくなってるよ!?アイスちゃん!」

「頑張って燃えるようになってください。ゴミの中では燃えるゴミが一番好きですので」

「まずゴミ扱いをやめてよ!」

「使えない紙は神ゴミとして捨てる。常識でしょ普通」

「君、いい加減にしないと本気で怒るよ?」

「わかりましたよペーパー」

「ハァ……なんでこんな子転生させたんだっけ?」

「過去編に突入する流れですか?」

「それも悪くないかなって」

「やめてください。ただでさえ話が進展しないこの話で、現在の話が一ミリしか進まない展開は望みません」

「そろそろやめない?メタ発言?」

「そろそろ進めない?私の物語?」

「わかったよ。じゃあ、後90年分は封印しといてあげるよ」

「は?」

次の瞬間、私はカコイチの眠気に襲われ、瞳を閉ざしました。というより気絶させられました。

封印って意識はどうなるのでしょう?

眠ってるのと変わらないんでしょうか?


そして、私がこの世界に転生してから100年後。

「おはようございます」

アイスちゃんの華麗なる復活です!気怠げな寝起きの気分、それは憂鬱にして最悪、これから朝の満員電車を想像しては経口摂取した朝食を口から排泄したくなるような、そんな心情。とは誰も言っていないですよ?

「おお!言い伝えは本当であったか!!」

禿げてるおっさんが私を見て感極まっています。

後ろにいる白いローブに身を包んだ老若男女どもも驚きに満ちた表情ですね。

そっか。封印されてる間に、私が唯一身に纏っていた布切れが経年劣化とかであの世に帰還されてしまっています。

つまり、ここにあるのは空前絶後の可愛らしくてか弱き1人の幼女体系型純正ロリの最強才女のアイスちゃんの全裸!ではないか!?

「なるほど。お前はロリコンだな?」

おいタイトル回収はどうした。

途中で2、3年執筆を放置したからな。


とっびこんてーぬー。は?

そうだよ。この作品は2、3年前のわちきが書いてた奴をメモ帳整理の時に見つけて読み返したらクスッと笑えたから供養した作品さ。

てきとう、これ以上、続くのか?

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