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第二話「そろそろ動きたいです」

適当、続いた。

皆さん。

とても驚くべきことにあれの続きです。

ちなみに私ことアイスちゃん20(厳密に言うならこっちだと0)歳が転生して24時間?知らん。とにかく陽が落ちてから登りました。

転生したは良いものの、強すぎて歩いただけなのに周囲の地形がぐわんぐわん変わる勢いでした。最初に見た景色は今私が座っているこんな凸凹の岩地じゃなかった気がします。座った時にも少し地面が凹みました。太ってねーぞ!

というか、寝ても食べてもやってもいないのに何も不満を感じません。もしかして、人間じゃないんでしょうか?

「ヤッホー昨日ぶり?元気ー?最強ちゃん」

あ、昨日の紙様。てか最強ちゃんとかやめてください。

「アイスです」

「アイスって本名じゃないよね?こっちではそう名乗るの?でもみんな本名も気になるだろうか……」「アイスです」

「オ、オーケー?アイスちゃん。で、元気?」

「舐めてんのか潰すぞ」

マジで今なら潰せる気がする。

「一応できなくはないだろうから怖いんだよ?アイスちゃんやめて」

「冗談はさておき、もう少しなんとかなりませんか?」

「えー、だって、最弱が良いとか控えめアピールするぶりっ子には、天邪鬼的な感情が働きつつ日常生活すらまともに送らせてやんねーって思いでやったことだしー」

「スっと立ち上がる。そして私は拳を振り上げた」

スッと立ち上がります。そしてアイスちゃんは拳を天へと掲げました。

「な、なんでそんな説明口調なのかな?怖いんだよ?本当に君神様にもエグめの痛みを与えちゃうレベルにしたから怖いんだよ?」

「それはそれは」

なんといいことを聞けたことでしょう。

「ひ!?」

「うりゃ」

友達を軽く小突くようなノリで触ってやりました。ペーパーの悶絶する声がなんと心地よいことか。

「ふんす!」今ので北風くらいの勢いです。旅人いたら今頃全裸ですね。

「ごめんなさいごめんI'msorry」

「謝る気ねーんですか?」

「3割くらいはあるよー。」

「はあ、世の中の最強という称号を持ってる人は上手いこと力をオンオフさせて日常生活もエンジョイしてるというのに。」

「あははざまー」

死ねペーパー。

「この世界壊れたらどーなります?」

「壊す気なん?」

「一応できそうやなって」

「君、流石に不死身じゃないから空気とか完全になくなると死ぬよ?」

「そーですか。力を抑える方法、消す方法、あります?」

「ない。コツ掴んでがんば!」

「は?」

今、血眼モードです。アイスちゃんずブラッディアイズ!と名付けても良い。

「嘘です嘘です嘘です嘘です嘘です嘘です嘘ですありますあります。」

「はよ言えや」

「動かないこと。」

「もうやってます」

「もっとだよ!」

「厳密には、どれくらいです?」

「100年経つとそれから10年間は今の100分の1になるよう設定しました。」

「え、ご飯とかおちっことか大きい方とか寝床とかどーすんの?」

「君ね、見た目は人間だけど、厳密にいうと神様物質100パーの怪物だから1000年飲まず食わずでも楽勝よ!」

「アホか。でも確かに食欲とかねーですね。」

「だからただボーっと寝たりして待っててくれれば楽に暮らせるよ。」

「暇潰しはどーすりゃ良いん?」

「さあ?」

「まじめに答えろ紙ゴミが!」

「じゃ、じゃあーさ!誰かに不老不死の薬でも飲ませて無理やり付き合わせたら?」

「よし。それいただき。早速もってこい。」

「それは流石に自分で探してよー。じゃね!」

そうして、長いようであっという間な会話が終わりました。

さて、整理しましょう。

私が歩き回ると世界が壊れる。そうすると私は死ぬ。魂も消える。じょーだんじゃねー。

次に私がまともに動けるのは100年後、それから10年間。つまり、その10年の間に気の合う友人を探して、不老不死の薬を探して、飲ませて、暇潰し要因にしなけりゃならないんですね。

なんにせよ、初回100年間は確定で暇人確定ですね。


「……寝るか。」

100年間眠りたい放題!引きこもりの夢、叶いました!


続くと思いますか?私は思いませんが祈ってて下さい。

トゥービーコンテにーゆ?

てきとう、まだ続くのか?

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