あとがき
こんにちは、社長です。またの名をつぼっちと言います。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
ここでは本編の裏話や作者のお話をさせていただきます。
皆さまがほかに気になることございましたら気軽に質問してください。
ツイッターでも感想でもどこでも返信いたします。
【作者のプロフィール】
名前、社長(旧つぼっち)
年齢、21歳
誕生日、2004年1月26日
好きなライトノベル、あまり読みませんが強いて言うなら『このすば』
好きなゲーム、BlackSouls(R18)/TRPG
出身地、大阪
【作者のお話】
私がこの作品を書き始めたのは2019年7月4日。
実に5年の月日が流れました。
当時高校せいだった私は学校支給のアイパッドを使用し、なにか授業中にできる暇つぶしかたを考えていました。
そして出会ったのがこのサイトでした。
当初『なろう系』と言えば自分の作品もそうですが痛々しい中二チックな作品の宝物庫。
今でもなろう作品と言えば一部を除いて笑われてしまいます。
私もそんな作品を書きたくなり、何気なく書いてみたのが原点です。
タイトルを長くしたくない、無双したくないなどの葛藤もありがんばって一話を完成させました。
その時のPVは少なかったですが段々と上がっていき、初めて100PV行ったときはうれしかったことを覚えています。
そして時が流れ、大学生活が始まると途端に忙しくなり投稿頻度が落ちてしまいました。
それに伴いモチベーションが下がり、最終章までに1年空き時間ができてしまいました。
しかし、自分の手で作った作品を最後まで作り上げたいと思いこうして完結することができました。
長い間お待たせしてしまい申し訳ございません。
まぁモチベーションがわかないのが理由の大半で大学が忙しいのはあんまり関係ないんですけどね。
そんなことより僕が小説を書き始めた経緯をお話ししましょう。
小学生のころから物語を書くのが昔から好きで誰に見せるわけでもないのにたくさんの物語を小説風に書いていました。
今見て見るとなかなかに恥ずかしいです。
ルーズリーフがいっぱいになるまで書いていて、今でも保存されてます。
汚く、筆圧の濃い字で学校でも家でもずっと書いていました。
『大悪魔様の人類ゼロ計画!!』平凡がコンプレックスの主人公・神成零夜が異世界に転生し、理不尽な目に合う道中に大悪魔サタンと名乗る悪魔から一丁の銃を手にする。その銃は一発撃つたびに関係のない一般人に弾丸が当たってしまう呪いの銃だった。主人公は関係のない一般人を殺してしまう感覚にだんだんと慣れてしまい、最終話では自身を撃ち抜き、世界から人類は消滅してしまう・・・。というお話。
『黒鉄の盾』学校ごと異世界転移した主人公・神成黒夜とその一行は皆で協力し、異世界での困難に立ち向かっていた。仲間の死や強大な敵との戦いを繰り返す中で違和感を感じた。学生が月に一人ずついなくなっているのだった。その真相は元居た世界でも学生を標的にする快楽殺人鬼のクラスメイトの仕業だったのだ。主人公は何とか殺人鬼を倒し、無事魔王を討伐し元の世界へと帰るのであった。
『魔神と呼ばれた者』
かつて、魔神と呼ばれた男がいた。曰く、その男は全てを欲した。曰く、その男はこの世のすべてを喰らった。曰く・・・・・・・・・。
世界を統べる魔神、アルカナは争いのない世界を作るためすべてを管理する存在である。しかし、魔神は争いに飢えていた。その結果、魔神は管理を放棄し世界を再び争いと殺戮で塗れさせてしまった。それを止めるべく、主人公・隠者はかつて手にした魔導の力を使い魔神を止める旅に出るのであった。
そのほかにも『超能力学園』『アクノソシキ』『The Ghost』『邪神降臨』『文明侵略・開花/汚染/終焉』『宇宙の探求者』など世界のためなら何度でもに影響を与えてくれた作品たちが物置の奥底に眠っていました。
いま読み返すとなかなかに恥ずかしいです。(この作品もそうだけど)
まぁそんな自分語りは置いといて早速書いていきましょう。
『世界のためなら何度でも』あとがきのコーナーです。
【物語&キャラクターの誕生秘話/第一部】
≪世界のためなら何度でも≫
この物語が書かれたのは自分語りで説明したとおりです。
≪神成聖夜≫
神成という苗字が気に入っていて、昔の作品から今に至るまでずっと愛用しています。
『神』に『成る』という意味が込められた名前です。
七つの大罪で一番好きな暴食をモチーフにしたかった。
実は頭の中で一番イメージが湧いていないため、顔も服装も何一つ考えれない。
キャラを想像するのは難しい。
≪ゼロ≫
製作テーマは『ロボガール最高』
The 性癖。
アンドロイド、金髪青目、ロリ体型、全てが好き。
作中最強能力保持のため扱いが難しかった。
≪ミルド≫
製作テーマは『主人公の一番の従者』
実は主人公よりも最初に考えていた。
アンデッドで刀使い、主人に忠実な下僕を作りたかった。
作者が一番好きなキャラ。
≪ベルゼブブ≫
製作テーマは『主人公の相棒』
主人公が暴食ならこいつも出そうと適当に作られた。
最初は蟲蟲してる見た目にしようとしたが夢に出てきたため少しだけ悪魔寄りなイメージ。
いがみ合ったりしている描写が多いが、聖夜のことが大好きな悪魔。
≪国守正義≫
製作テーマは『歪んだ正義』
歪んだ正義感を持つ人々をSNSでみて考えた。
行き過ぎた正義は人を傷つける。
名前と思想が同じなため文字に起こすとこんがらがる。
≪佐藤一≫
製作テーマは『ありきたりな異世界転生』
中二病が良く妄想する普通の高校生が異世界転生で無双する妄想を具現化したような存在。
日本で一番多い名前らしい。
やっぱり中二病と言えば銃でしょ。
≪天之川翔≫
製作テーマは『魔術の頂点』
名前のゴロが気に入っている。
異世界の人って宇宙のことどう思ってるんだろ?という安直な考えから生まれた。
男の娘は性癖だ
作中最強クラスの魔術師を作りたかった。
≪アレイスター≫
製作テーマは『唯一無二』
ラスボスとして存在するために伏線みたいなのを張りたかったけど知能が追いつかなかったため、商人として出会っていたという設定にした。
結構好き。
エクストラスキルを二つ所持している唯一無二の存在として作りたかった。
≪早乙女結衣≫
製作テーマは『ヒロイン』
女神がヒロインなんて最初考えてなかった。
圧倒的後付け。
≪黒い竜≫
製作テーマは『手がかり』
この頃から終焉竜について構想を練っていた。
別の運命を歩んだ主人公が闇落ちした存在。
ゼルディアとタイマンを張れるレベルでツヨイ。
【物語&キャラクターの誕生秘話/第ニ部】
本当は第一部で終わらせるつもりだった。
ただ、頭の中ではどんどん先へといってしまい、連載では第一部でアレイスターと戦ってるくらいですでに第二部の終盤まで考えていた。
個人的には駄作だと思ってる。
中二病とはいえ自分を作品に登場させるって・・・・・・アイタタタ。
黒歴史になりつつある。
≪神成聖夜≫
第一部では目標がなかったが、第二部から目標ができ話がタンタンと進んでいく。
昨日の敵は今日の友を再現したかった。
≪天之川翔≫
第一部ではコンプレックスを隠すため中性的な姿をしていたが過去では女性の服装で髪が長い。
暗黒時代の中でもトップクラスの魔術の腕を持つ男(女)として書きたかった。
≪アレイスター≫
前作ラスボスが仲間になる展開。
ラスボスだったころと強さは変わらない、弱体化なんてナンセンス。
ただ、敵が強すぎた。
≪王天使≫
製作テーマは『セフィロト』
ウィキペディアでセフィロトを見た時に思いついた。
名前がかっこいい。
敵が基本王天使しかいないので話が短くなってしまった。
≪偽りの神たち≫
製作テーマは『超自然の力』
人造天使たちははっきり言ってかっこいいと思うやつらを書いただけ。
時間に関する力と独自魔術を持ち、圧倒的な力で主人公たちを蹂躙する。
アグナエルも聖夜の配下にしたかったけど・・・、七食じゃなくなっちゃうからフェードアウトした。
≪終焉竜≫
製作テーマは『災厄の象徴』
全てを滅ぼす災厄。
最終話にふさわしい強さを持つ敵で第三部でも通用する相手を考えた結果生まれた怪物。
人と関わることがなかったため、エクストラスキルがまだ覚醒していない。
【物語&キャラクターの誕生秘話/第三部】
≪神成極夜≫
製作テーマは『第二の主人公』
物語の主人公はあくまで神成聖夜と神成極夜。
自己犠牲の聖夜とそれを助ける息子が書きたかった。
名前案に白夜があったけどありきたりすぎるので極夜にした。
≪オルル≫
製作テーマは『絶対的な力を持つ少女』
私はアンドロイド娘とデカい武器を担ぐ少女とメチャ強い少女が好きです。
終焉竜の力の片鱗として三部に持ってこようとしましたが当初は男になる予定でした。
だが、作者の中にいる終焉竜がそれを許さなかった。
『力から逃げるな、少女から逃げるな』
≪ゲッケイジュ≫
製作テーマは『裏切り』
王天使を作った時に見つけた『クリフォト』に目をつけてキャラとなった。
他のメンバーも戦わせたかったが長くなりそうだったので割愛した。
最初から裏切り者として製作されたキャラ。
≪デスペラード≫
製作テーマは『万物掌握』
名前は適当にゴロのいい言葉を選んだ。
アレイスター同様に一人一つのモノを複数使えるキャラを作りたかった。
神器の名前は規則性があるようでない。
全て適当。
≪ルドベキア≫
製作テーマは『差別』
公平の花言葉を持つお花の名前からとった。
エクストラスキルなんか見たことあるなって思ったらとあるのフィアンマだとわかった。
≪ゼルディア≫
製作テーマは『最後の敵』
第三部が始まるまで考えられていなかったキャラ。
最後の締めにふさわしい敵を考えた結果、ゼルディアが生まれた。
『ゼルディア』は予測変換でカタカナ出てくるのに『ぜるセリオス』だけなぜかぜるの部分がひらがなになってしまう。
【エクストラスキルについて】
本作に登場するエクストラスキルは結構曖昧になっているので解説します。
エクストラスキルは魔力や武力を一切使用しない特別な技術であり、超能力のようなもの。
魔術や武術とは根本から違う特殊能力です。
一人一つしか手に入らず(例外あり)、遺伝または突発的な能力向上に伴う覚醒で入手できます。
エクストラスキルはさらに上の段階、覚醒エクストラスキルに進化するときがあります。
これは自身の力だけではできず、誰かに心を動かされたときなど他者の影響によってのみ覚醒します。
覚醒したスキルは能力がガラッと変化する場合と能力の効率が上昇する二パターンありますが共通事項として名前が変化します。
エクストラスキル自体は遺伝と自身の思いが力となり、発現します。
本作のキャラの発現時は、
神成聖夜
大切な仲間たちを守るための圧倒的な強さが欲しい
ミルド
死してもずっと敬愛する主の元にいたい。
ゼロ
主人のいない世界なんか何もかもが無くなればいい
ベルゼブブ
あらゆる食べ物を地獄に持って帰りたい
ハジメ
凡人のまま終わりたくない
セイギ
自身の正義の強さをアピールしたい
アマノガワ
永遠に大好きな魔術の研究をしていたい
アレイスター
時空を超えてでも会いたい人がいた
自分のためだけではなく全てを助けたい
極夜
大好きなお父さんとお母さんが生きている幸せな未来を作りたかった
オルル
忌々しいこの力を制御したい
ゲッケイジュ
迫害され、痛めつけられたくない
ゼルディア
誰にも負けない圧倒的な力が欲しい
終焉竜
自分の目的のため、全てを滅ぼしたい
となっています。
途中からうすうす気づいていましたがネーミングセンスが明らかにジョジョやハンターハンターに影響されてます。
それゆえに魔術がメインではなくなり、ほぼ異世界での異能力バトルになっている気がします。
なんならもうそれでいい気がする。
【エクストラスキルの格付け】
ここでは作中に出てきたエクストラスキルを最強順に3個並べていきたいと思います。
とはいえ、本人との相性もあるスキルが多々あるので今回は以下の条件を付けます。
①スキル使用者は心身ともに健康であり、何も障害はないモノとする。
②スキル使用者は発現した本人ではなく、平均以上の知能、武術、魔術を会得できる一般人が使用する。
③目の前にいる相手もエクストラスキルを持っており、相手のことを本気で殺そうとしている状況である。
④エクストラスキルが覚醒している場合、覚醒前のスキルはランキングに入れないものとする。
この四つの条件でどれが強いか見ていきましょう。
もしかしたらこうなんじゃない?等ございましたら気軽に感想にてお待ちしております。
≪一位≫【有限を喰らう者】
ゼロの覚醒エクストラスキル。
この世のあらゆる事象を0にする。
これが一番強い。
この力は使い方によっては目の前の攻撃の威力を0にするだけではなく、障害物すらもなかったことにできる。
有限を喰らうの通り、マイナス以下の事象には影響を与えられないがそれでも強い。
力量次第では相手そのものを0にして消滅させることができる。
≪二位≫【永遠を喰らう者】
アマノガワの覚醒エクストラスキル。
魔力が少しでも減った場合、即座に上限まで回復する。
覚醒により止まった時間でも微量に回復する(描写してなかったかも、ミスった)
アマノガワはもともと基礎魔力が少なかったため、基礎魔力が多い人間が使うと化け物レベルになる。
単純に魔術を永遠に使うことができるので強い。
≪三位≫【終焉】
終焉竜オルクジャナスのエクストラスキル。
あらゆる属性を複合させ、自身が扱えるよう最適化する能力。
属性は万物が持つ特性であり、時代が立つにつれ忘れられるもの、無くなっていくものであり、それすらも融合させることのできるスキルである。
ちなみにこのスキル、まだ覚醒していない。
覚醒した時にどうなっていたのかは想像したくない。
≪ランキング外・1≫【夜明けを喰らう者】
常人の想像力では何も作り出せない。
魔力を待たずに生まれ、魔術という者に強いあこがれを持っていた極夜だからこそ扱える。
≪ランキング外・2≫【頂を喰らう者】
常人の忠誠心ではまず発動しない。
何度も死に、理性を保ち記憶を保持できる忍耐力がないと復活できない。
【結局アレ、どうなったの?&小ネタ】
ここでは作中に残った謎を解説していきます。
まぁ、謎というより作者が書きそびれたものですかね。
これはどうなの?等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
≪結局終焉竜ってなに?≫
終焉竜の本体は第一部のGエンドで人々を虐殺した神成聖夜です。
本体はその後、聖夜の封印内に姿を現し敗北、その後Fルートの聖夜によって幸せな未来を作り上げました。
しかし、第一部・第二部・第三部で出現した終焉竜は本体ではありません。
これらは全てGエンド聖夜によって殺された人々の怨念が集合体となり、神成聖夜とその一族に復讐するために生まれた存在です。
その怨念の一部の良心から派生したのがオルルということです。
≪神の右腕と左腕≫
ゼルセリオスとアルカナディア。
この二つは名前の由来があります。
ゼルセリオスの左の部分を取ると『ゼル』、アルカナディアの右の部分を取ると『ディア』、二つ足すとゼルディアとなります。
残ったモノは『セリオス(罪)』と『アルカナ』になるというちょっとした小ネタでした。
【次回作について】
次回作は新規作品です。
ただ『世界のためなら何度でも』から続くストーリーです。
新しく読み始めても理解でき、この作品を読んでいるとより楽しめると思います。
具体的に言ってしまうと主人公は神成の一族であり、聖夜や極夜の子孫にあたります。
そして舞台は『世界のためなら何度でも』の約1000年後の世界。
エクストラスキルの概念も続投してあり、剣と魔術のある世界での異能バトルを主軸にしたいと関上げています。
雰囲気はかなりダークで、陰鬱な印象を受けるかもしれません。
というのも、主人公はかなり人を殺します。
敵はそれ以上の人を殺します。
その二つが分かれるのはそこに『正義』があるかどうか。
明言はしませんが一部のキャラクターが転生した姿で登場します。
しかし、記憶は引き継いでおらず思想も全く別のモノになっています。
作者からの答え合わせは恐らくないでしょう。
一人だけ隠す気もない明らかにコイツってやつが出てきますが・・・。
主人公自身は誰かが転生した姿ではなく、あくまで神成の血を継ぐ子孫です。
恐らく不定期投稿になると思うので気長に待っていてください。
【最後に】
長い間お付き合いいただき誠にありがとうございました。
皆様のPVが私にどれだけの力を与えてくれたかはかり知れません。
本当にありがとうございます。
これからの私の活動も是非応援よろしくお願いします。
最後に今までこの作品を執筆するのに使用したメモと次回作のあらすじだけ投稿してこの作品を完結とさせていただきます。
メモはかなり乱雑に書かれており、本編と食い違うこともありますが本編が史実となりますので悪しからず。
5年半、ありがとうございました!!
『世界のためなら何度でも』完結です。
次回作、『虐殺の英雄』でお会いしましょう!!




