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世界のためなら何度でも  作者: 社長
【最終幕・後編2】セカイのためなら何度でも
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T-142 決死の防御

周囲がただれ、悪臭を放つ。


ミルド「くっ、地面がぬかるんで踏ん張りが付かない。」


ゼルディア「俺は・・・アイツに誇れる神であるために・・・・・・お前らに勝つ、勝たなきゃいけないんだ!!!!!」


ゼルディアの剣が黄金に輝きを放つ。


セイギ「そのスキルは俺の!!」


周囲が腐りうろたえる中、ゼルディアは高速で移動しゲッケイジュを切り裂いた。


月桂樹「ぐぁぁぁぁぁぁ!!」


極夜「ゲッケイジュ!!!!!」


月桂樹はその場に転げ落ちる。


月桂樹「はぁ、はぁ・・・。あと少し反射が遅かったら・・・。」


かろうじて生きているようだ。


ミルド「持久戦は危険、ならば一瞬で片づける!!」


ミルドの剣がゼルディアをとらえる。


ミルド「一零零式・王華繚乱!!」


百の斬撃、しかし・・・


ミルド「ぐぉっ!!」


そのすべてが反射された。


聖夜「まじかよ・・・。」


11人VS神の戦いだと思っていた。


だが、覚醒したゼルディアの前では11人VS11柱の神と同義。


覚醒した【全てを喰らい尽くす者(オールイーター)】は対象を一体に絞らない。


目の前にいるすべての人物がゼルディアの食事対象であり、聖夜も例外ではない。


聖夜の【神を喰らう者(ゴッドイーター)】もコピーの力。


コピーをコピーすればどうなるのか。


答えは簡単、二倍になる。


つまり、現在のゼルディアの保有スキルは

全てを喰らう者(オールイーター)】【時刻ミノ右腕(アルカナディア)】【罪滅ボシノ左腕(ゼルセリオス)】【神を喰らう者(ゴッドイーター)】【終焉を喰らう者(ジ・エンドイーター)】x2【混沌を喰らう者(カオスイーター)】x2【頂を喰らう者(クラウンイーター)】x2【楽園を喰らう者(パラダイスイーター)】x2【永遠を喰らう者(エターナルイーター)】x2【魂を貪り喰らう者(ソウルイーター)】x2【平凡を喰らう者(ノーマルイーター)】x2【悪を喰らう者(エヴィルイーター)】x2【有限を喰らう者(リミットイーター)】x2


ゼルディアは【時刻ミノ右腕(アルカナディア)】と【罪滅ボシノ左腕(ゼルセリオス)】でつかんだ神器を【終焉を喰らう者(ジ・エンドイーター)】と【魂を貪り喰らう者(ソウルイーター)】で強化する。


ゼルディア「星刻ミノ一撃(ゴッドディザスター)!!」


ゼルディアの容赦ない攻撃が全員を襲う。


ゼロ「私が・・・。」


そういってゼロはゼルディアに立ち向かう。


だが、あまりにも強大な一撃に怖気づく。


この攻撃を喰らってしまったらみんなが・・・。


聖夜「ゼロ!!」


聖夜の声が聞こえる。


聖夜「大丈夫だ、自分の力を信じろ!!」


その一言でゼロは迷いが消えた。


ゼロ「受け止めて見せる!!」


ゼロは【有限を喰らう者(リミットイーター)】を発動する。


ゼルディア「【有限を喰らう者(リミットイーター)】は俺も使えんだよ!!まとめて全員ぶっつぶれろ!!」


ゼルディアは【有限を喰らう者(リミットイーター)】で【有限を喰らう者(リミットイーター)】をなかったことにした。


だが、


周囲にダメージはなかった。


その代わり、ゼロは真っ二つに斬り裂かれた。


ゼロ「【有限を喰らう者(リミットイーター)】、対象は一つしか選べない。私が斬撃を無効化すると思いましたね。残念、私は衝撃をなかったことにした。だから、あなたの【有限を喰らう者(リミットイーター)】は発動しなかったんですよ。」


ゼロはゼルディアを馬鹿にした表情で鼻で笑う。


ゼロは上半身と下半身を分断され、地面に落ちた。

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