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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第六章、誘拐されたオルクジャナス
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T-27 マッピング

一方その頃極夜たちは。


「やっべぇ!!オルル連れ去られたぞ!!!!」


「どどどどうする?」


「と、とりあえず手当たり次第探そう。」


「それじゃ非効率だよ、とりあえず警察とかに連絡したほうが。」


二人が狼狽えていると空から球体が落ちてきた。


『君ら何してんの?』


「アマハラ!!大変なんだよ、オルルが攫われちゃって。」


『攫われた!?極夜昨日アレイスターから言われてたよね、娘守れって!!』


「ご、ごめんなひゃい。」


僕はアマハラに首を掴まれてガクガクされる。


痛い。


『とりあえず僕も探してあげるから。行ってこい超小型ドローンたち。』


アマハラがそういうと球体の体から無数の蠅サイズのドローンが出現する。


『これでオルルを探そう。位置情報をゲッケイジュに送るね。』


アマハラはAir drop(スマホの機能)でゲッケイジュのモニターにデータを送る。


『こういうのは大体港が怪しい。とりあえずそう遠くには行ってないはずだからこの3つの港を探索しよう。』


「あぁ、ちょうど三つだし全員で分かれて探そう。」


『え、僕も?』


「当たり前だよ、それにアマハラもオルルが連れ去られたらまずいんじゃないの?」


『……たしかにあの娘大好きアレイスターにバレたら殺されそうだ。しょうがない、僕は左に行く。』


「じゃあ僕は右に。」


そう言ってアマハラとゲッケイジュは走っていった。


なら僕は中央あたりの港に行こう。







港に着くと屈強な男が立っていた。


「あ〜、ここから先は関係者以外立ち入り禁止だ。関係者じゃないなら帰れ。」


嘘だ。


ここは普段空いていて釣りスポットとして人気の港だ。


「僕はこの港の所有者です。確認したいことがあるので通してください。」


僕も嘘をついて通ろうとすると男が腕を出して止めた。


「だ、だめだ。今ちょっと危険で入らないほうがいい。」


「危険?何が危険なんです?」


「ぐ、ぐっ。」


男は痺れを切らしたのか僕に殴りかかってくる。


目で終える速度だったのですんなりと避けれた。


佐藤光の銃弾に比べれば楽勝だ。


「ボロを出したな。この先にオルルがいるんだろ?」


「オルル?あぁ、あのガキか。そうさ、あの先にガキがいる。ただしここを通れると思うなよ。」


男の腕がメキメキと肥大化する。


キモっ!!


僕は剣を構えた。


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