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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第五章、体育祭
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T-19 選手紹介!!

第五種目、棒倒し


「ドッコイ!!」


「任せろ、《地心魔術》地の喜び!!」


ドッコイは地面を揉みしだく。


すると地面がうねるように揺れ始めた。


相手クラスの棒は揺れまくりBクラスは脱落した。


しかしAクラスは耐えている。


「無駄無駄、《鉄壁魔術》神の加護!!!!」


Aクラスは結界を張り、守りを固めた。


「遊撃部隊、行け!!」


明らかに魔術のエキスパート的な人たちがこっちの棒を倒しにかかる。


「ど、ど、どうすれば!!」


剣持込み不可なので僕はただの肉壁。


無策に突っ込んでぶっ飛ばされて観客席まで吹っ飛んだ。



結界、Aクラスの勝ち。






「ちくしょう。」


ここでAクラスと差が開いてしまった。


あとはバトルロワイヤルだけ。


ここで勝てなかったら負けてしまう。


クラスは完全に負けムードだ。


「もうだめだぁ。」


みんな口々にそう呟く。


いや僕どんだけ信用ないんだよ。


「ねぇ極夜、その唐揚げちょうだいよ。」


「お前呑気だな。」


「んー?極夜なら勝てるって信じてるから。」


そう言ったオルルの瞳に思わずドキッとする。


こうやって近くでみるととても綺麗だ。


あれ、もしかして僕ってオルルの事


「極夜、僕にもちょうだい。」


「お前はモニターなのにどこから食ってんだよ。」


アームで器用に唐揚げをつかむゲッケイジュを見てさっきの考えは吹き飛んだ。








最終競技、全クラス対抗バトルロワイヤル



「さぁいよいよだな。」


「お互いベストを尽くそうな。」


僕たちはグータッチをして会場に出る。


『さぁさぁさぁ!!!次にやってきた最終競技!!!1年生のバトルロワイヤルだぁぁぁあ!!!!!!!』


観客席は大盛り上がり。


てか今知ったけど観客席の一部が貸し切られてる。


しかもそこにいるの母さんとかレイドさんじゃん。


『さぁまずはCクラス。出場選手は地面を心を理解する《地心魔術》のドッコイくん、そしてCクラスで注目のカイザーくんをさしおき出てきたのは今競技のダークホース、神成極夜くんだぁぁぁぁ!!!!』


母さん、その望遠鏡見たいなどでかいカメラで撮るのやめてくれ。


『続いてBクラス、出場選手はマルオくんとランドムくんだぁぁ!!』


なんかBクラスだけ説明短いな。


『そして最高峰、我が校最強であるAクラスから出場する二人はこいつらだ!!」


場がワッと湧き上がる。


まるでナイトクラブのようだ。


『3歳の時から剣の道を歩き12年。特技は剣、趣味も剣、Aクラスで彼の右に出るものはいない、《剣豪》タカノブくんだぁぁぁ!!!』


タカノブはペコリとお辞儀をする。


『そしてAクラスで最も異彩を放つ男、全身黒ずくめの格好はクラスのみんなからも避けられる。そしてなんとあの【魔王】の息子、ブラックエンペラーこと佐藤光さとうひかるくんだぁぁぁ!!!!』

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