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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、数多の強者の影に居る
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T-15 体育祭準備

「……本当は教えないつもりだったんだがな。」


先生はシーフからプリントを奪い返す。


「今から一ヶ月後、全クラス対抗の体育祭が開催する。」


先生は黒板に魔術で文字を書く。



①準備体操(参加人数、全員)


②地雷物競走(参加人数、15人)


③魔術解除TA(参加人数、5人)


④重力耐久(参加人数、2人)


⑤棒倒し(参加人数、全員)


⑥バトルロワイヤル(参加人数、2人)





「以上が競技だ。一位は3点、二位は2点、三位は一点で最終的に一番点数の高かったクラスの勝利だ。クラス全体で出場競技を決めて各自練習しとけ。HRは以上だ、次の時間は英雄歴史学だから送れず移動しろよ。」


僕らは体育祭のプリントを渡され、教室を移動する。


王族ということもあり僕は今までこういう危険な競技には参加できなかった。


でもここは実力主義、身分なんて関係ない。


「楽しみだなぁ。」


僕はワクワクしながら教室を出た。






「え〜今回は教科書5ページの【十王合戦】についてですね。まず十王合戦とは100年に一度行われる神に選ばれた10人の国王が〜」


俺たちは先生の話を聞かず体育祭の話をしていた。


「私地雷物競走でたいな。」


「地雷物競走?」


「そ、地面に大量の地雷が埋められててそれを踏まずにどこまで歩けるかって競技よ。」


「僕は重力耐久出たいな。このモニターの体だったら耐えられそうだし。」


「それ反則じゃね?」


「極夜は何でたいの?」


「僕はバトロワかな。」


僕がそういうと近くにいたドッコイが割り込んでくる。


「お前がバトロワ?いやいやこのドッコイ様こそバトロワに相応しいだろ。」


「いーや、このシーフ様の出番だな。」


「それいうならこのディヴが。」


「いや私が。」


「俺だ!!!」


どんどん話が発展していき、英雄歴史学のハゲ先生は涙目だ。


「そこまでひかねぇなら俺に考えがある。」


ドッコイが思いっきり机を叩く。


「このクラスで誰が一番強いか決めようじゃねぇか。」


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