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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第三章、蠢く(うごめく)
289/455

Tβ-10 【プロジェクト:クリスマス】

「で、天之川。お前は帰らないのか?」


「……僕の聞きたいことはわかるだろ?」


「アレイスターのことか。」


アマハラ、いや天之川はベルゼブブの正面に立つ。


「学園であいつに会った、そこで奇妙な魔力を感じた。」


「……ついてこい。」


ベルゼブブに案内されて武器庫を出て緑色の扉の前にいく。


「コード:クリスマス。」


ベルゼブブがそういうと扉が開いた。


そのまましばらく道を進んでいく。


「ついたぞ。」


緑の扉の先は広い空間になっていた。


そして円のかたちのテーブル、《円卓》と7つの席がある。


「受け取れ。」


アマハラが渡されたのはICカード。


それをもってさっきの合言葉を言えば扉は開く。


「ここは何をする場所なんだ?」


「ここは【プロジェクト:クリスマス】の作戦本部。作戦立案者は結衣、構成員は俺様、アレイスター、ゼロ、正義、ハジメ、そしてお前の【七食の守護者レインボーガーディアンズ】だ。」


「あと一席は?」


「…………ミルドのだ。」


「ミルドさん、確かいつもゼロさんと一緒に聖夜のそばにいたあの人か……。」


ミルドはゼロと同じく聖夜の腹心であった。


そしてアレイスターの仲間、リンと戦い命を落とした。


ベルゼブブは巻かれた紙のスクロールを天之川に渡す。


「それが【プロジェクト:クリスマス】の作戦概要だ。」


「……これは!?」


天之川は驚きのあまりスクロールをクシャッと握りつぶす。


「そう、【プロジェクト:クリスマス】は俺たちの主人、神成聖夜の封印を解くためのものだ。」


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