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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、【審判役】
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D-53 神の降臨

「お前が神……。」


「そぅ!!この世界で最も偉く高貴な存在だ!!」


首をグリングリンと回しながら汚らしい笑い声をあげる神。


「会いたかったぜ、ずっとお前にな。」


聖夜は剣を強く握る。


「キョキョキョ、何か勘違いしているようだが私は今日は戦うつもりはない。貴様達VS私の忠実なるしもべでの勝負だ。そんなことはないと思うが万が一王天使達が負けた場合大人しくいうことを聞いてやろう。」


「あぁ?こっちは三人、王天使は二人だろ。人数があわねぇからお前が入れや。」


「キョーッキョッキョ、この私が人間なんぞと戦うわけなかろうが!!お前の相手はちゃんといるよ。」


神がパチンと指を鳴らすと聖夜だけがその場から消えた。


「せ、聖夜!?」


「奴は固有結界の中で相手と対峙しているよ。さぁ、これで人数は揃ったな。」


「な、どこに行く気だ!!」


「研究の続きだ、貴様らの戦いを見ていられるほど暇じゃないんでな。」


そういうと神は瞬間移動でどこかへきえていった。


「おいガブリエル、わかっているな?」


「えぇ、『一対一でやりたい』でしょ?」


「うむ、やはり漢たるもの一騎討ちがセオリーだからな。」


「で、どっちと戦うの?」


「どちらでも構わん。」


「じゃあ私があの緑色もらっていくわ。」


「決まりだな。」


王天使二体が話し合っている側天之川達はというと、


「ど、どうする?」


「私がガブリエルの方に行きます。」


「ちょ、絶対サンダルフォンと戦いたくないだけだよね!!」


「あ、あっちも私を指名したようですね。じゃあ行ってきます。」


「アレイスターてめぇ!!」


どっちが強い方を相手にするかで揉めていた。


「さぁやるか、水色の少年よ。本当は弟の仇を討ちたかったが仕方ないだろう。」


「いやだぁぁぁ、絶対強いじゃん!!!」








神成聖夜の固有結界(精神世界)



ここは聖夜の心の中。


といってもここで戦えば自身は傷つくし痛い。


固有結界の中には精神を汚染する力以外で侵入することは不可能だ。


しかし聖夜の固有結界で人が一人座っている。


その人物の特緒的なのはとても濃い緑色の髪をしていることだ。


アレイスターの髪はどちらかというと黄緑色だがこの人物は真緑。


そして顔が若干聖夜に似ているのだ。


「誰だ。」


「俺かい?」


緑髪の人物はゆっくりと立ち上がる。


「聞いたことはあると思うけど、俺はハニエル。第七の王天使だ。」


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