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世界のためなら何度でも  作者: 社長
第四章、【審判役】
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D-51 第六の王天使は……、

『……なぜ貴様が終焉を知っている、まさかリャペィアンめ終焉竜のことをしゃべったな………。』


急に頭を抱えだす審判役。


だがすぐに元に戻り話しだす。


『……知ってしまっている以上仕方がない、いいだろう。世界の終焉について、もとい【終焉竜】についての詳しい情報を教えてやろう。』


「よろしく頼む。」


『終焉竜は数百年に一度目を覚まし、星を殺してまた別の星へと移る最悪の生物だ。自我はあるのか不明、なぜ星を殺すのかも分かっていない。一つわかることはこの世でこの竜に勝てる生物はいないということだけだ。』


「…………初代神王でもか?」


『王は一度その竜に戦いを挑んだ、そして負けた。平然としているが片目と嗅覚を奪われている。』


「……そんなに強いのか。」


『故に最強と呼ばれているのだ。』


聖夜はブルっと身を震わせる。


「じゃあそいつを倒せば俺が銀河一ってことだな。」


『話を聞いていなかったのか?我が王でさえ勝てなかった生物に子孫が勝てるわけなかろう。』


「たしかに俺だけじゃ勝てないよ、でも心強い味方がそばにいてくれるからいけそうな気がするんだ。」


『……そうか。』


するとナニモナイセカイが光を放ち始める。


『王の御子息よ、私は貴方に期待をしている。我が王が成しえなかったことを遂行してくれ。』


「そのつもりだ。」


光が収まるとそこは元の世界だった。


そして目の前にはご大満足の緑髪の男、アレイスターが立っていた。


「あ、あれ?私王天使との戦いで死んだんじゃ……。」


聖夜は戸惑っているアレイスターと肩を組む。


「よろしく頼むぜ、心強い味方達。」


そう言われたアレイスターはひどく混乱していた。







「なるほど、私が死んでいた間にそんなことが……。」


「あぁ、これで残る王天使は三柱だけだ。」


「いえ、後ニ柱ですよ。」


「え?」


「実は私死んだ時に天界にいましてね、その時ちょうど第八の王天使と出会ったので倒したんですよ。」


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?おい作者、手抜きしてんじゃねぇぞ!!!」


「これで私も少しは役に立てたんじゃないですか?」


「ちなみにどうやって倒したんだ?」


「麻雀で。」


「お前も麻雀してたんかい!!」


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